檀家という言葉は遠くない将来死語になる可能性が高いです平成28年6月4日更新

 

まずは夫婦別姓問題からです。

関係あるの?

あります、全く同じ根っこの問題です。

 

以前は夫婦別姓にどちらかというと反対でした。(45対55くらいです)

現在はどちらかというと賛成です。(これも55対45くらいです)

 

日本の場合(注)、夫婦別姓問題というのは家族の在り方の問題なんです。

昔の大家族制が消失して、核家族が残っていましたが、いまやそれも風前の灯火です。

 

現在は法律上の問題は、事実婚の場合、配偶者の保護が不十分ということくらいです。

法律上は所謂内縁の妻になります。

子どもは血縁上の親子関係が成立しますので認知すれば法律上の不利益は実質ありません。

 

夫婦別姓反対論者の論拠は、結局は家族というシステムの崩壊に対する憂慮ですから…。

既に崩壊しつつあります。

そうならないことを望みますが、いずれ追認せざるを得ない状況になるでしょう。

 

現在の寺院経済の根幹をなしている檀家制度はこの家システムに依存しています。

詳しくはこちらの過去ログで。

葬儀の依頼も無く納骨を希望した場合納骨拒否できるか?平成27年9月2日更新

 

驚かれるかもしれませんが、法律上はとっくの昔に檀家制度を否定しています。

論拠の法規です。

民法897条(祭祀に関する権利の承継)

系譜、祭具及び墳墓の所有権は、前条の規定にかかわらず、慣習に従って祖先の祭祀を主宰すべき者が承継する。ただし、被相続人の指定に従って祖先の祭祀を主宰すべき者があるときは、その者が承継する。

前項本文の場合において慣習が明らかでないときは、同項の権利を承継すべき者は、家庭裁判所が定める。

 

解説はなんどもしていますが、最新の過去ログをどうぞ。

父が埋葬されたお墓の墓守をしたい平成28年4月7日更新

 

この条項の成立が昭和22年(施行は昭和23年1月1日)ですが…。

旧民法(明治31年)に次の条項があります。

987条 系譜、祭具及ヒ墳墓ノ所有権ハ家督相続ノ特権ニ属ス

 

違いは旧民法では原則的に長男だったんですが、現行民法では「話し合い」になっているだけです。

一昔前までは長男が祭祀承継者になるのが普通でしたから、明治民法と実態は全く同じでした。

異なるのは、普通財産(お金他)がもめただけです。(笑い)

 

ということで、明治時代から法律上は檀家は存在しませんでした。

存在したのは檀徒だけです。

 

どこの寺院でも同じでしょうが、私の代で終わりです、こどもの代で終わりです。

そんな話ばかりです。

家というシステムは既に崩壊しています。

実態は檀家制度ではなく檀徒制度です。

その檀徒制度すら危機に瀕しています。

 

個人的にお寺の数は30年後現在の3分の1になると思います平成27年7月24日更新

 

注:夫婦別姓にしてほしいという問題は知る限り日本以外ではありません。そもそも姓の無い国もありますし、戸籍制度は大半の国でありません。戸籍制度があるのは、日本、韓国(たぶん北朝鮮も)、台湾だけです。韓国と台湾はもちろん夫婦別姓です。男女差別の名残ですが…。

 

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