あなたのお寺は生き残れるか平成28年10月27日更新

 

この過去ログの続編です。

寺院護持会の会費を払っている住職は知りませんが 私物化している住職は知っています平成28年10月23日更新

 

この実例についての部分に質問のメールがきました。

檀家が集団脱退 庫裏新築費負担で寺院と対立

 

この部分です。

住職自身、数年前まで事務職の副業を持ち「家族の養育で檀徒に負担をかけたことはなく、これまで寺の補修も自費でやってきた。肝心な時に檀徒の経済的な支えがなければ、寺は運営できない」と話す。

坊さんの私から見ればこの部分は当然ですし、ぜひ皆さんにも理解して頂きたいところです。

 

質問の内容です、いくらなんでも無理ではとのことです。

寺はもともと檀徒が42軒。寺院会費と後継者の給料として月5千円を支払い、年末には最高3万円程度の供米料を払ってきた。

寺院会費と後継者の給料」、高庵寺でいうところの護持会費に当たる費用ですね。

高庵寺では年間5千円ですが、年間6万円ですね、あまり聞いたことがない金額です。

年末には最高3万円程度の供米料」これも聞いたことがありません。

 

合計で年間9万円ですね。

日本では聞かない金額ですが、キリスト教では一般的な金額です、ただしあくまでも任意で決められた額ではありません、信者の経済力に見合った金額の寄進をすれば良いのが決定的な違いですが。

いちど過去ログで書いたことがあります。

お寺の維持 どうしたら良いでしょうか?平成24年9月19日更新

 

引用します。

キリスト教だと状況が全く異なります。

教会だって、維持するのに必要なお金は、信者からの寄進です。

ただし、ご葬儀の寄進はずっと少額です。

というのは、日常の寄進額が全く異なるのです。

その人の経済状況により異なりますが、お一人で年間8万円〜百数十万円でしょう。

高庵寺だって、檀家様が、毎年10万円のご負担をしていただけるのなら、ご葬儀のお布施をタダにしても運営できます。

 

年間9万円はキリスト教並みの負担ですね、これでも檀家様が納得してくれるのなら良いのです。

その代わり、葬儀や法事のお布施は本当のお気持ちです(葬儀1万円、法事5千円が妥当でしょう)。

 

寺院会費とは別に檀徒が任意で積立金」、これは絶対に通りません。

なぜならそのための年間9万円ですから、住職は「いざというときのための内部保留」をすべきです。

 

寺が地域コミュニティーの中心として、仲間意識を培う役割」、これは正論です…。

ただし「檀徒が42軒」ではなにをしても無理です。

現実や一般の方の気持ちが分からない学者さんらしいコメですねえ。

 

このケースの正解は「少ない檀徒なりに派手なことはせず、ただ先祖をまつってくれるだけで良かったのに」です。

なぜなら、お寺が生き残れるかを決めるのは消費者(ユーザー、メンバー、檀信徒)だからです。

 

僧侶であれば消費者ということばには凄く抵抗感があるでしょう。

あたり前です、高庵寺住職だって嫌いなことばです。

俺は商売をやっているんじゃない」、怒られそうですね。

しかし現実は消費者ですよ。

その視点が無いから仏教界は衰退の一途なんです。

 

ま、中には完全な商売や、酷い例では霊感商法(詐欺です)にはしるお寺もありますからねえ(;´д`)

 

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