永代供養と永代供養墓は意味が違います平成29年3月24日更新

 

今回のブログの内容は寺墓地についてです。

一部、  公営霊園や民間霊園でも通用する内容はありますが、全て説明すると分かりにくくなります。

寺墓地以外については参考にされないようにお願いします。

 

基本です。

永代供養と永代供養墓は全く異なります

 

普通のお墓を家墓と言います。

家墓の基本です。

お墓の権利は、次の2つで構成されます。

1、お墓の土地の使用権

2、墳墓(土地以外の墓石、遺骨等全て)の所有権

この2つの権利を、同一の人が単独で所有します。

 

詳しく知りたい方は以下の過去ログをご覧ください。

お墓の権利の基本です 次の2つで構成されます平成27年5月27日更新

 

ご不幸ができました。

菩提寺の住職に葬儀をしてもらい、菩提寺にあるお墓に埋葬します。

住職は過去帳に記載します。

 

改葬や離檀で遺骨を移した場合、住職は過去帳から抹消します。

後で経緯が分かるように、二本線等で消して、「○年○月○日、改葬」のように記載をします。

 

過去帳に記載されている限り永代供養になります。

どの寺でも過去帳に記載された方全ての供養を毎日しています。

曹洞宗のお寺ならば、朝課(午前中の読経)でしています。

「祠堂諷経」と言います。

これが永代供養です。

 

永代供養墓とはなにか?

この2つの権利を、同一の人が単独で所有します。」は全く同じです。

 

ではどこが違うのか?

お墓の土地の使用者」「墳墓(土地以外の墓石、遺骨等全て)の所有者」が異なるんです。

 

使用権については寺墓地の場合、権利証を発行しているところは非常に少ないので意識しにくいですね。

民間霊園の場合で説明します。

このように権利証が発行されます。

 

寺墓地の場合は区画もきちんとされてない場合も多いので、墓地図や航空写真等で、この場所の使用権は誰のものか明確にしています。

墓埋法等では「墓籍簿」と言います。

 

墓地、埋葬等に関する法律(昭和二十三年五月三十一日法律第四十八号)

第十五条  墓地、納骨堂又は火葬場の管理者は、省令の定めるところにより、図面、帳簿又は書類等を備えなければならない。

 

この「帳簿」が墓石簿です。

法律には書いてありません。

墓地(個々のお墓ではありませんよ、墓地全体です)の事務が市町村に移行しましたので、市町村の定める「○○市墓地、埋葬等に関する法律施行細則」にあります。

 

お寺の過去帳も墓籍簿の一部です。

というのは墓籍簿には以下の全てが必須です。

墓地使用者等の住所および氏名

死亡者の本籍、住所、氏名(死産の場合は、父母の本籍、住所、氏名)

死亡者の性別(死産の場合も)

死亡年月日(死亡の場合は分娩年月日)

埋葬もしくは埋蔵または収蔵の年月日

改葬の許可を受けた者の住所、氏名、死亡者との続柄および墓地使用者等との関係、並びに改葬の場所および年月日

 

過去帳の書き方はお寺によって微妙に違うんですが、「死亡者の氏名」と「死亡年月日」、それと戒名は必ず書いてあります。

 

「改葬や離檀で遺骨を移した場合、住職は過去帳から抹消します」と書いたのは、墓籍簿から抹消するためです。

 

話を戻します。

家墓の場合は、土地の所有者は寺です。

お墓の土地の使用者」「墳墓(土地以外の墓石、遺骨等全て)の所有者」は○○さんになります。

 

永代供養墓の場合は、土地の所有者も「お墓の土地の使用者」「墳墓(土地以外の墓石、遺骨等全て)の所有者」も全て寺になるんです。

ですから相続(お墓は祭祀財産なので承継と言いますが)の心配が無用になるのが最大の特徴なんです。

 

永代供養と永代供養墓の区別もできないどころか、永代供養墓の法律要件も分からない人が書いているサイトが大半です。

本当にIT屋の書いている内容は信頼できません。

 

説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: b_ani010

 

検索でこられた方は、こちらをクリックしてください。トップページに戻ります。

 

平成26年3月31日を以て全ての整備工事が竣工いたしました。

今後数十年間に亘り、寄付の要請は一切ありません。

日本唯一のユニバーサルデザインの寺、安心してお墓をお求めください。

 

お葬式・ご法事・改葬(お墓のお引越し)・お墓の建立

お困りの方、なんでもご相談に応じます
メールでのお問い合わせはこちらから