棚経(たなぎょう)の深い闇 お盆に僧侶が檀家の自宅で行う供養です平成29年7月6日更新

 

住職、タイトルの深い闇って、意味の間違いじゃないの?

( ̄∇ ̄;)深い闇です。

現在は軽い意味ですが(^^)

 

まず棚経の説明ですね。

昔は常識でしたから説明の必要は無かったんですが(;^_^

 

檀家様から久しぶりに棚経のご相談を受けました平成24年7月19日更新

この過去ログで説明しました。

僧侶(普通はお寺に僧侶は住職1人しかいませんので、住職)に、迎え盆(13日)の夜にご自宅に来ていただき、精霊棚にて読経してもらうのが棚経です。

迎え盆の日は忙しいので、普通は盆中に、ご自宅に伺います。

 

足利ではほとんど見かけなくなりましたねえ。

高庵寺ではやっておりません。

理由はこちらの過去ログです。

本日は 朝からへとへとでした 午後 組寺のお施餓鬼に随喜です 帰ってから 経理とHPの更新です平成23年8月16日再再更新

 

一言で書くと物理的に無理だからです。

 

高庵寺(こうあんじ)の沿革に詳しく書いてあるんですが、昔は可能だったし、江戸幕府からの命令で必ずしていたんです。

昔(たぶん昭和初期)の高庵寺近辺の地図です。

 

高庵寺は?

この矢印      のところです。

 

すぐ近くに別のお寺がありますね。

この矢印      のところです。

 

現在の地図で見てみましょう。

 

現在でも高庵寺と観音寺はともにありますが、戸数が全然違いますからねえ。

 

高庵寺の資料で調べると、江戸時代(詳細は不明です)の檀家数は60軒程度だったようです。

現在と同じようなお施餓鬼法要をしていたかの資料はありません。

もちろん近隣の方ばかりでした。

そもそも交通手段は事実上徒歩しかありませんでした。

全檀家の棚経は十分可能です。

 

棚経をするのは江戸時代に於いてはお寺の重要な仕事だったんです。

江戸時代の寺は江戸幕府の統治体制の重要な一翼を担うこととなります。

幕府はキリスト教を恐れた結果でした。

そのため重要な施策として寺請制度(てらうけせいど)宗門人別改帳(しゅうもんにんべつあらためちょう)が実施されました。

 

ひらたく書くと、棚経は檀家が寺請制度に反してないかを確認する重要な仕事だったんです。

ただし、その慣習が300年以上続き、一般の方たちに完全に習俗として定着していました。

ただし、地域差はありますが、ここ20年くらいで急激に崩壊してきました。

 

個人的に知っている地域で未だに大半の檀家の棚経をされている地域があります。

もちろん近場だけです。

それでも凄いんですが、実は種明かしがあるんです。

 

盆中に棚経を行うのは、よほど檀家数が少ない寺以外は無理です。

上記の地域も同じです。

ということで盆前に棚経を行っているんです。

8月盆の地域ならば、8月7日に精霊棚を飾りますので…。

旧暦7月7日が盆棚(精霊棚)を飾る正式な日です平成29年6月30日更新

 

うーん足利では難しいかな。

 

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平成26年3月31日を以て全ての整備工事が竣工いたしました。

今後数十年間に亘り、寄付の要請は一切ありません。

 

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