ペット霊園の開業に許可はいるの?平成29年7月28日更新

 

ペット霊園の開業に許可はいるのでしょうか?

いきなり回答です。

自治体により異なりますが、ほとんどの自治体でなんの許可も必要ありません

 

まず税金関係の基本を押さえておきましょう。

ペット霊園のお布施? ペットの供養のお布施はありません 消費税も取られます平成25年11月15日更新

お寺がやっている場合は消費税がかかります。

株式会社等でやっている場合は、領収書の金額が5万円以上から収入印紙の添付も必要になります。

自営業でやっている場合も収入印紙の添付は必要ですよ。

 

え?住職、お寺の場合は収入印紙は必要無いの?

はい、法律で必要ありません。

このへんの詳しい説明はこちらの過去ログにあります。

お布施に領収書の発行の義務はありません 民法486条に書いてあります平成29年7月4日更新

 

ようするに、商売でやっている場合は収入印紙の添付は必要なんです。

お寺も「ペット火葬」や「ペット霊園」は商売でやってますが、利益を山分けできないんで、収入印紙の添付はいらないよということです。

 

「ペット火葬」や「ペット霊園」については、一部の自治体以外法律や条例の規制がほとんど無いんです。

環境省がこちらで平成22年から1年半かけて検討しました。

動物愛護管理のあり方検討小委員会

 

ペットが亡くなった場合の遺体の処理は基本3つしか選択肢がありません。

飼い主が、自ら処理(自己所有地への埋葬等)

飼い主が、地方公共団体(清掃局等)へ処理依頼(焼却)

飼い主が、民間事業者又は寺院等へ処理依頼(火葬、返骨、埋葬等)

 

上記の環境省の資料にあります。

資料はこちらをご覧ください。

業種追加の検討「動物の死体火葬・埋葬業者」について

 

関連部分をご覧ください。

 

住職、先般の事件ってなに?

はい、有名な事件です。

 

埼玉県飯能市の山中に犬のシベリアンハスキーやコーギー、猫など約100匹の死骸(しがい)が捨てられていたことが、埼玉県警への取材で分かった。いずれも衣服を着たり、耳にリボンの飾りが付けられていたことから、ペットだったとみられる。県警は悪質なペット葬儀業者による不法投棄とみて、廃棄物処理法違反(不法投棄)容疑で捜査を始めた。

 

捜査関係者によると、死骸が見つかったのは、飯能市坂元の国道299号から脇道にそれた正丸峠付近。道路脇のがけ下の斜面数カ所に、1匹ずつ黒いポリ袋に入れられた状態で捨てられていた。犬種はさまざま。成犬や子犬がおり、白骨化したものもあったという。

 

今年3月に近くを通りかかった人から通報があり、県警ががけ下の斜面に散乱していたポリ袋を見つけ撤去した。近く東京都内のペット霊園で火葬される。

 

業界関係者によると、葬儀は、飼い主が業者に持ち込むか、業者が引き取った上で行う。業者の施設で火葬された後、骨は合同墓地などに埋葬される。料金は小型犬なら1万円、大型犬なら5万円ほどで行えるという。

 

現場を見た都内のペットサロンの店長(54)は「年をとってやせて衰弱したり、折り鶴が一緒にあるなど葬儀に出した犬だと思う。飼い主がかわいそうだ。死骸を捨てた業者は許せない」と話している。

 

2010年4月6日 毎日新聞

 

分かりました?

環境省が泥縄で「業種追加の検討「動物の死体火葬・埋葬業者」について」を始めるきっかけなった事件です。

検討開始の対応は素早かったですねえ。

4月に事件が新聞報道されて、8月に検討開始ですから。

ただし、その後法律ができた話は聞きませんが( -.-)

 

実際の規制状況です。

 

ね、栃木県や群馬県なんかなんにも規制が無いでしょう。

兵庫県もなんの規制も無いんですが、WEBで見たらトップの方に出ていたんで、ご紹介します。

南但広域行政事務組合

 

ポイントの引用です。

ペット(犬・ねこ等)の死体については、養父市、朝来市の斎場に設置している動物炉において火葬をしてください。

養父市斎場(静霊苑) 犬、猫等の小動物 

朝来市斎場      犬、猫等の小動物 

※各市の火葬使用料が必要です。

※希望により、火葬後にペットの収骨が出来ます。

 

飼主がペット(犬・ねこ等)について愛玩動物として遺骨埋葬を望む場合には「廃棄物に該当しない」ため、 斎場、動物霊園等で火葬又は埋葬を行なうなど、飼主においてペットの供養を行ってください。

 

ただし、飼主がペットの所有権放棄を行なった場合は「一般廃棄物」として処理することも出来ます。

 

良い意味の例でご紹介しました。

ちゃんと火葬場で焼いてくれるところはほとんど無いんですよ。

斎場に設置している動物炉」これくらいは配慮して欲しいですね。

 

普通は「一般廃棄物」ようするに生ゴミとして処理ですから。

その方法も上記リンク先に出ています。

廃棄物として排出する場合は小袋に入れて密封し、指定ごみ袋(燃やすごみ)に入れて排出してください。

完全に生ゴミ扱いです。

 

庭に埋葬することも可能です。

動物の死体を埋葬するときは、自己所有地又は当該土地所有者の了解を受けて、公衆衛生上に支障の出ないように深い穴を掘って埋めてあげてください。

これは全国共通かな。

ただし牛なんかダメなんですよねえ。

もっともペットで牛を飼っている人はいないと思いますが。

死亡牛の適正な処理の手順

牛海綿状脳症対策特別措置法(BSE特措法)、ようするに狂牛病の縛りがあるからです。

 

ということで、高庵寺の近くに株式会社で「ペット火葬」「ペット霊園」を営業しているところがあります。

市内に自営業でされているところもあるんですが…。

きちんと株式会社でされてので、HPで見る限り良い方かな。

でも「○○市公認ペット霊園」は完全な嘘ですけどねえ。

なにせなんの許可もいらないんですから。

 

たいていのペット火葬場は「25kgまで」の制限付きです。

その理由、ご存知ですか?

「火格子面積0.5平方メートル未満かつ50kg/h未満」の場合は、許可や届け出が無用なんです。

ということで、この規格で焼ける限界がだいたい25kgなんですね。

 

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