個人墓の墓終い 無縁になってからでは手遅れです平成28年8月1日更新

 

非常に優秀な葬儀社の方のサイトの相談で「墓終い」を取り上げてました。

 

相談が載っていたんですが…。

ポイントを記載します。

1、 墓地は個人墓地

2、 菩提寺はある

3、 親族は自分たち夫婦だけ

4、 墓終いを考えているが、実行する前に亡くなっても、菩提寺にお願いしてあれば大丈夫か

 

個人墓地」の説明です。

これは「みなし墓地」の一種です。

「みなし墓地」とはなにか平成28年6月18日更新

 

詳しくは上記過去ログをご覧ください。

 

田舎にいくと、家があり、その周りは畑、畑の一画にポツンと墓地があり、お墓が建っているのを見たことがあるはずです。

あれが個人墓地です。

 

田舎ですと、菩提寺がある場合が多いですねえ。

寺墓地じゃないので、檀家になる義務はないんですが…

昔から付き合いのあるお寺があり、そこの檀家になっている場合が多いです。

 

自分たち夫婦が亡くなったら、誰もお墓をみる人がいなくなるので無縁墓になってしまう。

よくある話です。

 

墓終いをして、お墓は更地にして、遺骨はお寺の合祀墓へ。

これまたよくある話です。

 

そこで元気なうちに墓終い、非常に賢明な選択です。

ただし、いつするか、悩ましいですなあ(-。−;)

取りあえず、もしものことを菩提寺にお願いして一安心(´▽`)

 

それダメ!

 

葬儀社の方の回答です。

前もってお願いしてあれば問題ない。

ただし、権利関係だけはハッキリさせておく必要がある。

 

問題大ありです。

 

無縁の説明です。

法律的には「無縁墳墓」といいます。

詳しくはこちらの過去ログをどうぞ。

寝耳に水のお墓問題平成26年4月19日更新

 

いやあ面倒だねえ。

申し訳無い、この相談を正しく理解するためには法律的な知識が必要なんですよ。

 

ベストなのは生前に墓終いをして、最後の方が亡くなった後の永代供養墓への埋葬を、お寺へお願いしておくのと死後委任事務委任手続きをしておくことです。

死後事務委任についてはこちらの過去ログをどうぞ。

遺言や法定相続人のいない方が孤独死した場合平成26年4月15日更新

 

住職、もう少し詳しく知りたい。

はいはい、こちらにシリーズでまとめてあります。

祭祀承継者のいない方のために

うーん、良いブログなんですけどね。

法律的にかっちり書いたんで、読むの面倒なんでしょうねえ、閲覧者が少ない( -.-)

 

前もってお願い」してあっても、お金が残ってないと無理です。

生前にお布施の部分は前納できます。

 

それ以外のお金をお寺に預ける?

うーん、どうなんでしょう?

けっこう法的には難しくて、お寺がお金を支出をするのは難しいんです。

 

法律的な内容を過去ログで書いたことがあります。

葬式の費用って誰が負担するの?平成25年2月1日更新

 

高庵寺で死後事務委任契約を受任するシステムも考えたんですが…。

可能なんですが、ものすごく大変です。

結局、NPO法人をつくるか、別の法人へ委託するかの結論になりました。

 

そして一番大切な部分「権利関係だけはハッキリ」について。

その通りなんですが、これで分かる人は相談なんか必要ありません(-`ω´-)

 

無縁になっちゃうと改葬手続き超面倒なんです。

無縁墳墓という言葉をご存知ですか?平成27年4月5日更新

 

それに上記の相談では個人墓地ですので墓地管理者は本人です。

「無縁墳墓の認定手続き」、お寺はできないですよ、墓地管理者じゃないですから。

いったい誰がするのかなあ?

 

そもそも「みなし墓地」の法的な存在がいい加減なんです。

法律以前から存在するから、しょうがなしに「墓地とみなす」ということですから。

「みなし墓地」が無縁になった場合の法的な手続きはありません

 

解決方法として、祭祀承継者をお寺にできれば良いんですが…。

法律で法人を承継者にすることできないんです。

ということで住職個人にすることは可能ですが…。

この場合のお金の問題はクリアーするの難しいんですよ。

 

権利関係だけはハッキリ」、簡単ではありません。

 

結論として、存命のうちに墓終い、現時点ではこれしか方法は無いと思っています。

 

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