僧侶の葬儀社へのキックバック 僧侶の派遣会社への手数料 税法上の処理平成29年8月21日更新

 

前回のブログ「石屋のお寺へのキックバック 税法上の処理平成29年8月19日更新」に続き、「僧侶の葬儀社へのキックバック」や「僧侶の派遣会社への手数料」についてです。

 

最近は「僧侶の葬儀社へのキックバック」は少なくなりました。

葬儀社側に税務調査に入られたときの危険性が極めて高いからです。

ということで迂回路を使うケースが増えています。

定額のお布施料金でお坊さんを派遣 僧侶からお布施のピンハネ以外の方法はないはずです平成26年7月2日更新

 

「葬儀社→派遣会社→僧侶」です。

このケースでも有名な脱税事件がありました。

僧侶からお布施還元…葬儀会社など5億所得隠し

 

派遣会社から葬儀社へリベートが渡っていますが…。

このリベートは合法です。

 

遺族側からしたら、僧侶に支払ったお布施が、派遣会社と葬儀社に中抜きされたことに対する不快感はあるかもしれません。

それを非難する僧侶の方のブログをご紹介します。

僧侶派遣会社と葬儀会社の結託による脱税事件(追記アリ)2012-06-06

 

これが大多数の僧侶の考え方です。

だからこんなことが起こるんですね。

「お坊さん便」ネット通販中止をアマゾンに申し入れるも拒否される平成28年9月1日更新

 

葬儀社と派遣会社の間の取引が完全に合法であるのにも関わらず摘発されたのは、ずばり簿外処理をしていたからです。

これは経済用語ではありません。

帳簿に取引を載せない犯罪行為です、古典的な脱税手口です。

税務署が会社等の法人に税務調査に入るときに最重要視する調査項目です。

 

一方、僧侶から派遣会社への手数料は微妙な問題をはらんでいます。

僧侶が直に葬儀社へリベートを支払う場合も同じです。

どちらの場合も、派遣会社や葬儀社がきちんと収入を申告していれば完全に合法です。

 

前回のブログと同じ構図です。

 

お寺側としては、リベートであってもお寺の収入として経理処理をしていれば、税務調査があっても問題ありません。

もちろん、住職のポケットマネーにした場合は大問題です。

 

前回と異なる点は、僧侶がもらう料金はお布施として処理可能なんです。

けっこう微妙なところがあるんですが…。

例えば10万円のお布施を頂戴したとして、そのうち5万円分がお寺の取り分とします。

 

税務署の担当者は「対価(ようするにサービス料です)だから、収益事業とするように」、こう指摘する可能性が高いです。

その場合、収益事業として修正申告するお寺もあるでしょうが…。

僧侶の葬儀は宗教行為そのものですから、お布施としてはねつけることも可能です。

 

税務署が収益事業と認定するためには、以下の3条件が必須です。

1、 課税対象事業に該当する

2、 継続して営まれている

3、 事業場を設けている

 

2については完全にアウトですね。

だって契約書を交わしている場合が多いんですから。

 

1については微妙です。

僧侶からすれば宗教行為ですが…。

税務署に限らず、一般の方の見方はどうでしょうか?

檀家さんや信者さんの葬儀は文句なしの宗教行為でしょうが…。

お金で頼まれて葬儀をしているだけですからねえ・・・( ̄  ̄;)

 

「お金で依頼されたのは単なるきっかけで、その場を利用して布教をしているんだ」、WEBでこの種の反論をする僧侶もおりますが…。

どうですかねえ、それで一般の方(業者じゃないですよ)が納得されれば良いんですが(-_-)

 

もっとも、このような僧侶もおられますが。

葬儀社に依頼された葬儀に、僧侶が遅刻した平成25年1月4日更新

お寺で税金払っている住職なんてそんなにいませんよ(=⌒▽⌒=)

 

結論です。

3については明確に違います。

ということで、この点を強く主張することによりお布施として処理できます。

 

ここまでは、あくまでもお寺の収入とした場合です。

個人の収入とした場合は全く別です。

 

当然、所得税等かかります。

本来は、派遣会社なり葬儀社が源泉徴収をすべきですが…

そんな面倒なことをするところはないですよねえ。

はっきり書くとものすごくあいまいです。

 

もらった僧侶なり、僧侶の恰好をされた方が正直に申告すればなんら問題はありません。

はたして実態はどうなんでしょうか?

WEBにこのような体験談は出てませんねえ。

マンション坊主の方々もお寺としての収入にされているようです。

マンション坊主の経営学 坊主丸儲けなんて昔の話です平成28年9月15日更新

 

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