○○寺の住職は 黄色い衣で 金糸銀糸のお袈裟なのに 住職はなぜ いつも地味な衣に 地味なお袈裟なのですか?平成30年4月15日更新

 

一言で言うと、曹洞宗の中で、偉くないからです。
実は、これで全てなんですが、これでは実も蓋も無いので、もう少し詳しく書きます。

宗務庁(曹洞宗の法人としての機関)の、資料がありますので、ご覧下さい。

高庵寺住職は左下の、住職任命が終わったところです。

 

この後、結制安居をして、大和尚になります。

言葉で説明しても分からないですね。

ユーチューブの動画を埋め込みます。

 

まぜ、全体の行事が分かる動画です。

 

スライドショーですが全体の流れが分かると思います。

 

次に詳しく見ていきましょう。

こちらは動画です。

2日間にわたる大行事です。

まず1日目です。

 

長いでしょう。

お坊さんの数にご注目下さい。

この大勢のお坊さんにもギャラ(謝誼と言います)が発生します。

 

次に2日目です。

 

途中で住職が須弥壇上に登りますね。

これが一番のメインです。

少し順番が変わりますが、2日目のスタートで、稚児行列と言って小さいお子様の行列も加わることが多いんです。

その様子も動画が別にありました。

 

結制に必要な法要以外にも普通は法要を行います。

その動画です。

 

そして、この行事の最後に、赤い衣を着用した大和尚様が法要を行います。

その様子が次の動画です。

 

お分かりになったでしょう。

問題は、とにかくお金がかかります。
近隣の御寺院さまでは、2500万円の予算です。
どんなに、地味にしても、1500万円はかかります。

 

曹洞宗の僧侶として、住職となった以上、結制安居は義務です。
その見通しが立たない住職は、曹洞宗の僧侶としては最低です。

檀家様のご負担を考えれば、住職は迷うことなく、最低の僧侶の道を選びます。
ですから、住職が、赤や黄の衣を着ることはありません。
ずっと地味な衣のままです。


衣の色で特衣だけ何色か分かりませんね。

紫衣です。

紫衣は特別な衣で、賜衣とも表現します。

つまり本来は天皇陛下から賜った衣を意味します。

もちろん現在は違いますが。

 

曹洞宗は一仏両祖です。

真ん中にお釈迦様、向かって右に道元禅師、左に瑩山禅師です。

道元禅師と瑩山禅師の区別は衣の色で分かります。

墨染の衣(黒衣)を着用されているのが道元禅師です。

 

宗教法人「高庵寺」規則の一部です。

第4条(目的)

この法人は、千住観世音菩薩を本尊とし、高祖承陽大師、太祖常済大師を両祖と仰いで、曹洞宗の教義をひろめ、儀式行事を行い、信者を教化育成し、その他この寺院の目的を達成するための業務及び事業を行うことを目的とする。

 

曹洞宗では「大師」にあたる方は道元禅師と瑩山禅師の2人しかいません。

これは天皇陛下が賜った諡号で、日本史上全部で25名しかいないんです。

 

曹洞宗以外で有名な方は、「弘法大師 空海」、「伝教大師 最澄」、「円光大師 法然」、「見真大師 親鸞」他。

いやあ錚々たるメンバーですねえ、日本史上の超有名人ばかりです。

この方たちに紫衣が賜れたんです。

 

ということで、紫衣を着用できるのは原則的に曹洞宗では定員2名(現在は總持寺元貫首も含め3名ですが)。

大本山永平寺貫首と大本山總持寺貫首ということになります。

 

その下の紫紺の衣と赤紫の衣も定員があります。

紫紺の衣は30名です。

赤紫の衣は180名です。

曹洞宗の僧侶は約1万6千人ですから、紫の衣は約0.01%、紫紺の衣は約0.2%、赤紫の衣は約1%しかいないんですよ。

 

因みに、黄色と赤(緋)の衣は定員はありません。

 

亡き父も同じでした。
最低の僧侶でした。
でも住職は、そんな父を誇りに思っています。

自分自身の栄達よりも、檀家様を選んだ父を。
住職も同じ道を選びます。

申し訳ありません。
高庵寺の檀家様、あなたの菩提寺の住職は、最低の僧侶です。

もし、あなたが偉い僧侶のご寺院様に移りたいのなら、一生懸命お手伝いをいたします。

赤い衣(正確には緋衣)、黄色い衣(黄恩衣)を着用できる、本当に立派な住職のいらっしゃるご寺院様をご紹介いたします。

それでもダメなら、なんと赤紫の衣(赤紫恩衣)を着用できるご住職のお寺までご紹介できます。

 

高庵寺は、来るのも、去られるのもご自由です。
いらっしゃるときは、申し訳ありませんが、お金が必要です。

離檀される場合は、もちろん離檀料はいただきません
ご質問があれば、書類の記載法もお教えいたします。

もっとも、足利の場合は、とても簡単ですが。
ただ、代筆はできません。
法律違反になります。

来るも仏縁、去るもまた仏縁です。

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平成26年3月31日を以て全ての整備工事が竣工いたしました。

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