「死後の行き場がない」イスラム教徒が悲鳴 火葬禁止ですからねえ 香港などはどうしてるのかしら?平成30年2月15日更新

 

1月17日の西日本新聞の記事にイスラム教徒の悲痛な墓地事情が載ってました。

 

 

実は高庵寺の地元の足利市でも同じように「イスラム墓地反対」の運動がありました。

平成22年の朝日新聞の記事です。

 

結局はこの話は宗教法人日本イスラーム文化センターが断念しました。

反対の理由は色々あったようですが…

結局はこの1点がポイントだったようです。

 

うーん、率直に言って、これには反論できないですなあ。

知る限り、高庵寺住職は足利市内での土葬の話を聞いたことがありません。

もちろん高庵寺にも昔は土葬がありました。

なぜなら火葬場がありませんでしたら。

 

足利市の現斎場(火葬場)は昭和51年オープンですが、それ以前は旧火葬場がありました。

こちらはいつオープンしたのか分かりませんでしたが、昭和22年のカスリーン台風の大災害でご遺体の火葬が間に合わなくて土葬を行った話は聞いたことがあります。

昭和22年の火葬許可証がありますので、たぶん戦後間もない頃に開場になったようです。

70年近く高庵寺では土葬がありません。

足利市内でも少なくとも60年以上は土葬が無いでしょう。

土葬の習慣が全く無い地域なんで、「土葬が嫌だ」の感情は否定できないんです。

 

過去ログで土葬について纏めましたので、ご興味のある方はご覧ください。

日本では土葬が可能な地域は限られています 法律では禁止されていません平成29年5月1日再更新

 

一部再掲します。

我が足利市は可能です。

足利市墓地、埋葬等に関する法律施行細則

(埋葬の方法)

第9条 死体を土中に葬るには、その深さ地下2メートル以上としなければならない。

 

ほとんどの自治体で「深さ地下2メートル以上」にすれば土葬可能です。

 

では実際に土葬が可能かです。

ちなみに高庵寺では以前から土葬は墓地管理規則で禁止しています。

 

足利市もかなりの地域でイノシシの被害は深刻なんですが、「深さ地下2メートル以上」ですから、ご遺体が荒らされる心配は皆無なんですが…

感情の問題ですからなあ╮(_)

 

山梨県甲州市の曹洞宗のお寺にイスラム教徒を受け入れる「ムスリム霊園」があります。

そのお墓の画像です。

 

「文殊院イスラーム霊園」と言い、こんな場所です。

 

うーん、やっぱり近くに人家は無いですなあ。

 

住民の迷惑になるなら人里離れた山奥でもいい。

足利市内だって「人里離れた山奥」はありますが…

 

こういうときって、海外の事例が参考になるんです。

もちろん、イスラム文化圏やキリスト文化圏ではダメです。

 

東南アジアには香港やシンガポールのような、日本以上に人口密度が高い地域があります。

香港やシンガポールの墓地事情を調べてみたら、土葬OKでした⊙0⊙

 

ただし、まず香港です。

2013年には、死亡者の約90%が火葬されているのです。

 

うーん、やっぱり火葬メインですが土葬も可です。

が!!!「墓地を利用できるのは、埋葬から六年間に限られています。その後は遺体を掘り起こし別の墓に移動するか、もしくは火葬した上で、ロッカー式の納骨堂に遺灰を納めなければなりません。

うーん、やっぱり厳しい状況なんですねえ。

 

シンガポールの土葬事情はどうでしょうか。

現在  新規で埋葬ができるのは民族、宗教に限らず全て公営(国営)のChoaChuKang Cemetery のみです。

土葬は1ヵ所だけかあ。

埋葬された後15年またはそれ以上経つと掘り起こされることになっています。

掘り起こされた後はどうなるかと言うと火葬後のようにお骨を拾って骨壺に収め別の墓地に移します。

 

やっぱりずっと土葬は無理のようです。

土葬ですと火葬と異なり、土壌の酸性度によるのですが、数十年で土に還ります。

 

ムスリム(イスラム教徒)の場合は、「掘り起こし後、再埋葬するために用意された地下安置室のようなスペースがあるそうです。」ですか。

土に還るのは無理ですなあ。

 

土に還すための方法は、火葬ではこれしかありません。

ひとだま(人魂)を見たことがありますか?平成29年5月29日更新

 

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