お葬式の正しい席順は? 喪主は右中央の1番前 間違いです平成30年2月19日更新

 

最初に結論から書きます。

葬祭ホールの構造により異なります。

葬儀社のスタッフが案内をしてくれますので、その通りに座りましょう。

 

「葬式 席順」で検索すると…

高庵寺住職の大嫌いなIT屋のサイトが上位にでてきます。

このHPと違い、洗練された素晴らしいHPです。

書いてあることも正解らしいことが書いてありますが…

たいてい重大な間違いが書いてあります。

 

実際の葬儀のときは最初に書いたように、葬儀社のスタッフが丁寧に案内してくれますので、実害は無いんですが…

法事のときなんかちょっと問題が起こるんです。

葬儀社のスタッフの方はいませんからねえ。

高庵寺では最初に住職が着席場所をご案内します。

 

葬儀社のスタッフにとって、席順は非常に大切です。

なぜだか分かりますか?

葬儀を厳粛になおかつスムーズに行うために、最重要なのが会葬者の動線なんです。

 

通夜や葬儀でお坊さんがすることは毎回同じです。(あたり前)

実は宗派や僧侶によって異なるんですが、同じ僧侶ならば毎回同じです。

時間が大幅にずれる最大の原因は弔辞と焼香です。

 

最近は弔辞を読まれる葬儀も少なくなりましたが、弔辞がある場合には葬儀社の方はものすごく気を使います。

何社かの葬儀社の方にお聞きしたんですが、全員同じ回答です。

予め弔辞の内容について探りを入れ、何分くらいかかるか確認をされています。

 

高庵寺住職も導師(葬式のお坊さんです)を勤めていて、心配した経験があります。

弔辞を読まれた方は親友で、同じ趣味(詩吟)の仲間でもありました。

弔辞が異様に長かったんです(15分くらい)。

葬儀社の方からすれば、5分以内が望ましいですし、それくらいで計算をされています。

この段階で司会者の顔が青ざめていました。

 

出棺(火葬場への出発)の時間は決まっています。

厳しい火葬場では、到着予定時間を10分過ぎると予約がキャンセルされるところもあります。

もちろん葬儀社のほうもサバを読んで手配をします。

足利市では午後1時の火葬の予約では、スムーズにいけば到着12時半くらいが慣習になっています。

 

このときは、弔辞が終わった後、最後に故人を偲んで、一節吟詠させていただきますε-( ̄ヘ ̄)

計30分(ー ー;)

青くなったのが分かりますね。

その後の焼香の急かし方の酷かったこと╮(_)

超速焼香です(゚д゚)

 

葬儀社の方は時間を逆算して、儀式の開始時間を決定します。

ですから時間の読めない弔辞と焼香が最重要ポイントになるんです。

そのために、受付から焼香、お帰りまでの動線を最重要視して席順を決めます。

 

それでは問題の実例をご紹介します。

足利市でもこのパターンが多いのですが、それはホールの構造がこのパターンが動線が一番良いように造られている場合が多いからです。

 

もう一つ実例です。

うーん、こっちはもっと酷いですねえ。

基本的には上座は左側です。

 

曹洞宗の仏壇で見てみましょう。

一番偉い中央はお釈迦様、ナンバー2の道元様は「向かって右」、ナンバー3の瑩山様は「向かって左」です。

 

あれ? 住職、右の方が上座じゃない?

違います。

「向かって右」と書いたでしょう。

仏様から見て、左側の道元様が上座になります。

日本では古来から左側が上座なんです。

 

一般マナーの記述では「上座は右側」と書いてあるサイトはあまり見かけません。

出入り口から遠い席が上座と書いてあります。

これは出入り口に近い方がお店の方に注文をしたり、配膳の方が煩わせるのが一番少ない席を上座とするからです。

結論を書くと、上座は動線で決まります

 

ある葬祭ホールの式場の配置です。

 

このような式場だと動線は矢印のようになります。

これなら確かに右側中央寄りの最前列が喪主席になりますが、出入り口が逆なら反対側になるんですよ。

 

IT屋がいろんなサイトから拾ってきた情報を掲載する。

閲覧者の多いそのサイトを見て、TVがでたらめな番組をつくる。

負の連鎖です。

 

葬儀社の方は葬儀がスムーズに進行するように、もの凄い配慮をしています。

葬儀がスムーズに進行すると、後は僧侶の力量がものを言う場合が多いんですが、はっきり書くと「良かったなあ」という葬儀になります。

こういうIT屋のサイトや、TVの出鱈目な番組に、葬儀社の方が厳しく指摘をされると良いんですが…

される方は少ないですねえ。

 

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