曹洞宗の葬儀 秉炬(ひんこ)仏事 インドの火葬を見ると分かります平成30年4月19日更新

 

曹洞宗の葬儀についての説明です。

ほとんどの仏教の葬儀で、一番メインになるのは引導法語をとなえるところです。(浄土真宗を除く)

この引導法語から「引導を渡す」ということばが生まれました。

元々は、引導は仏教用語だったんですね。

 

曹洞宗の葬儀では引導法語をとなえるのは「法炬仏事」においてです。

葬儀のクライマックスですね。

その秉炬仏事を解説した過去ログです。

お読みでない方は先にご覧ください。

これを読まないと本日のブログの内容が分かりません。

曹洞宗の葬儀 一番のメインは秉炬(ひんこ)仏事です平成30年2月27日更新

 

法炬の説明です。

この「松明のような葬具」が法炬(ひんこ)です。

画像は高庵寺の先住(私の父です)の本葬のときの物です。

この法炬を導師が使います。

父の葬儀のときの、その画像です。

 

これって言葉で説明しても分かりにくいんです。

動画を探したんですが…

スライドショーですが一つだけ見つかりましたのでご紹介します。

 

法炬を持っているところが写ってますね。

 

元々は、古代インドの火葬の慣習からきています。

お釈迦様が入滅(亡くなられた)後、葬儀は僧ではなく、在家信者が行ったとされています。

大般涅槃経に書いてあります。

アーナンダよ。

お前たちは修行完成者の遺骨の供養にかかずらうな。

どうか、お前たちは、正しい目的のために努力せよ。

正しい目的を実行せよ。

正しい目的に向かって怠らず、勤め、専念しておれ。

 

これがよく分かる動画です。

仏教ではなくヒンズー教の火葬の様子ですが…

そもそも古代インドでは現在のヒンズー教がずっと主たる宗教でした。

現在のインドにも仏教徒は存在しますが、割合的には0に近い状態です。

 

現在のインドの仏教は、1890年代にスリランカからの再移入されたものがメインです。

正確なデータは不明なんですが1千万人くらいいるそうです。

 

1千万人、凄いじゃない。

えーと人数は多いんですが…

インドの人口は13億人を越えているので、約0・7%なんです。

 

だいいちヒンズー教徒から見たら、仏教ってヒンズー教の一宗派くらいに見えるそうです。

ヒンズー教ではお釈迦様は、ヴィシュヌ神の化身とされてますから。

 

それでは動画です。

けっこう生々しい場面もあるので、閲覧注意です。

 

松明で着火しているのが1分20秒くらいのところで見られます。

着火しているのは、おそらく故人の妻か娘です。

喪主ですね。

本来は故人と一番縁の深かった方の務めです。

 

曹洞宗の正式の葬儀でも同じです。

法炬は2本あって、1本を導師、もう1本を喪主が持ちます。

高庵寺先住の葬儀のときも同じです。

上に導師が法炬を持つ画像がありますね。

同時に喪主である高庵寺住職も法炬を持っています。

こちらです。

 

最初にご紹介した過去ログにもその辺のところを詳細に説明してあります。

その部分だけ再掲します。

 

ここに葬儀の本来の意味が凝縮されていると思います。

単純な真理です。

亡くなった方とは、二度と会うことはできません。

このサヨナラが「本当に最後のサヨナラ」なんです。

愛する人の死を、残された人が乗り越えていくためには、「しっかりとお別れをする」ことが一番大切なんです。

そのために、宗教者の存在があると信じています。

 

その意味からも、昔の導師と喪主が同時に法炬で着火するというのは、素晴らしい葬儀法だと思います。

その名残として、点火ボタンがある地域もあります。

これは宗教者としての力量が一番試される火葬場ですね。

 

非常に珍しい実体験のブログを見つけました。

しかも亡くなられたのは幼いお子様です。

親としてこれほど辛い出来事は無いでしょう。

失礼ですが魚拓を取らせていただきました、ブログへのリンクも魚拓から貼ってあります。

ぜひお読みになって下さい。

火葬の着火ボタンを遺族が押すタイプの火葬場 その生々しい体験談

 

葬儀で葬列(死語に近いかな)を作って、右回りで3周する習慣があります。

右遶三匝(うにょうさんそう)と言います。

その貴重な動画です。

 

右回り(時計回り)で3周してますね。

上のヒンズー教の火葬の儀式でも喪主が右回りで3周しています。

古代インドから綿々と続く習慣です。

 

説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: b_ani010

 

検索でこられた方は、こちらをクリックしてください。トップページに戻ります。

 

平成26年3月31日を以て全ての整備工事が竣工いたしました。

今後数十年間に亘り、寄付の要請は一切ありません。

日本唯一のユニバーサルデザインの寺、安心してお墓をお求めください。

 

お葬式・ご法事・改葬(お墓のお引越し)・お墓の建立

お困りの方、なんでもご相談に応じます
メールでのお問い合わせはこちらから