親の喪中に結婚式に出席して良いの?平成30年6月24日更新

 

法事のときに参列者から質問をされました。

昨年、父を亡くし、現在喪中なんですが、知人の結婚式に出席して大丈夫でしょうか?ò)

 

もちろん、なんの問題もありません。

大丈夫ですよとお答えしたら、喜んでおられました。

気になったんで「なぜ、ダメかもしれないと思ったんですか?」と質問をしたら、驚くべき回答が返ってまいりました。

WEBで調べたら、親の喪中は13ヶ月と出てたんです」、また「「喪中だけど、結婚式でても大丈夫?」と、友人に伝えておきましょう!」とあったんです」(°;)

 

まず喪中と忌中は違います。

喪中と忌中の違いを知りたい方は、こちらの過去ログをご覧ください。

忌中と喪中について平成26年4月12日更新

 

良く引用されるのは「明治七年太政官布告」です。

これにはこう書いてあります。

(明治七年太政官布告)

父母死亡時

忌/五十日

服/十三カ月

養父母死亡時

忌/三十日

服/百五十日

夫死亡時

忌/三十日

服/十三カ月

妻死亡時

忌/二十日

服/九十日

嫡子死亡時

忌/二十日

服/九十日

養子死亡時

忌/十日

服/三十日

兄弟姉妹死亡時

忌/二十日

服/九十日

異父母兄弟姉妹死亡時

忌/十日

服/三十日

祖父母死亡時

忌/三十日

服/百五十日

曾祖父母死亡時

忌/二十日

服/九十日

孫死亡時

忌/十日

服/三十日

()父、叔()

忌/二十日

服/九十日

従兄弟死亡時

忌/三日

服/七日

甥、姪死亡時

忌/三日

服/七日

だいたいのWEBのネタ元はこれです。

「忌」が忌中で「服」が喪中です。

それで「親の喪中は13ヶ月」なんですね。

 

呆れたサイトなんですが、IT屋がいろんなサイトから引っ張ってきた情報を、きちんと吟味しないで書き散らかしたサイトです。

あんまり呆れたんで運営者を調べたら…

なんとハンドルネームしかありません。

連絡先はgmail.comです。

しかも「☆を@に変えてください」だとさあ┐(-。ー;)

 

WEBで情報を調べるときは、運営者情報がきちんとしているサイトが鉄則です。

「法人名」「住所」「電話番号」は最低条件です。

インチキの場合もあるので、必ず国税庁の法人番号検索機能で調べましょう。

 

それでも危ない情報もいっぱいあるんですが…

運営者情報が無いサイトや偽名のサイトは論外です。

 

お坊さんなら、全員同じ意見です。

仏教に死のタブーはありませんから。

 

高庵寺住職の見解は…

喪中は全く問題無し。

忌中であっても、葬式後なら問題無しです。

 

これは死のタブーとは無関係です。

葬式前はとても結婚式に出る気分ではありませんし、葬式も結婚式もものすごく大変です。

りょうほう出たら、体を壊します。

ということで葬式後でも、日常の心身の状態になってからならOKです。

 

自分たちが遺族(葬式を主催する側)の場合は、1週間くらいが目安です。

単なる親族なら、翌日には問題ありません。

 

WEBでどのサイトを見たら良いか?

日本の宗教で死のタブーがあるのは神道だけです。

ということで神社本庁のサイトです。

 

ということで最長で50日間(父母の場合)です。

上記にある私の過去ログでも書いたんですが…

 

昭和23年12月18日付 神社本庁「神職服忌心得に関する件」(通達第34号)

忌服に関しては従前の慣習は、社会状況の現状に即応しない点もあり、(中略)尚別紙心得第9項の忌の期間縮減の程度及び方法は、実情に適する様当該主管者の見解に依ることとしてください。

1、 忌の期間は次の四種に分かち所定の期間これに服する。

イ 父母、夫、妻、子については 10日

但し、7歳未満の子については 5日

ロ 祖父母、孫、兄弟姉妹については 5日

ハ 祖父母、孫、甥姪、伯叔父母については 5日

ニ その他の血族については 1日

2、 配偶者の親族の忌の期間については、総て所定の期間を一項づつ繰り下げた日数による。(中略)前項二については忌に服しない。

 

ようするに、「忌引きの期間」だけは絶対にダメ、後はお気持ち次第、これが妥当な線だと思います。

 

image012

 

検索でこられた方は、こちらをクリックしてください。トップページに戻ります。

 

平成26年3月31日を以て全ての整備工事が竣工いたしました。

今後数十年間に亘り、寄付の要請は一切ありません。

日本唯一のユニバーサルデザインの寺、安心してお墓をお求めください。

 

お葬式・ご法事・改葬(お墓のお引越し)・お墓の建立

お困りの方、なんでもご相談に応じます
メールでのお問い合わせはこちらから