叔父が亡くなった 遺品として叔母の遺骨(分骨)が出てきた 納骨するのに分骨証明書が無い どうしよう平成30年8月21日更新

 

これまたよくある相談なんです。

似たようなケースがいっぱいあるんで、モデルを設定して考えましょう。

ケーススタディですね。

お子様がおいでになる場合は、問題になることはほとんどありません。

ということで、甥がどうするか(兄弟や姪でも良いんですが)で考えてみましょう。

 

もう一つ前提として、全骨収骨(全収骨)の地域(関東他)で考えます。

部分収骨の地域(関西等)の方はそれを含んでお読みください。

 

叔父が亡くなった。

遺品の中に、小さな骨壺と遺骨があった。

どうしよう?

 

孤独死の場合は、普通サイズの遺骨が残されている場合もあります。

この場合は、たいてい骨箱の中に火葬許可証が入っていますので問題が無い場合がほとんどです。

 

小さな骨壺と遺骨」の正体は、ほぼ水子の遺骨か、分骨です。

水子の遺骨の場合は、前回のブログを参照してください。

15年前の水子の遺骨を納骨したい 書類って必要?平成30年8月19日更新

 

水子の遺骨の場合、本当は火葬許可証があるはずです。

たいてい無いんですよねえ。

上記の過去ログで書いたように、水子の両親のいずれかが再発行を申請すれば簡単に火葬許可証が手に入るんですが…

 

はっきり書いちゃうと、正式な手続きでしかるべきお墓等に納骨することは不可能に近いです。

違法な方法で納骨することは可能ですが…

その方法は書けませんし、メールで質問されても回答できません。

とうていお奨めできません。

 

個人的にはグレーだと思いますが、すでに広く行われている方法としては散骨があります。

この方法でしたらなんとかなります。

 

実は分骨の場合も最終手段はこの方法になるでしょう。

 

それでは今回のテーマの分骨の場合です。

分骨証明書があれば簡単です。

叔父の遺骨を納骨するときに、分骨証明書を使って叔母の遺骨を納骨するまでです。

問題はたいてい無いんです(;´д`)トホホ

最初から分骨予定のときは火葬場で分骨証明書を発行してもらって下さい平成29年4月11日再更新

 

そもそも、分骨証明書を発行してもらわない人が多いんですよね。

また発行してもらっていても、行方不明の場合が大半です。

それで「どうしようコマッタ・゚・(・´ω・`)ゞ・゚・コマッタ」の相談があるわけです。

 

分骨の説明から、確認します。

分骨証明書というのは、墓地、埋葬等に関する法律、墓地、埋葬等に関する法律施行規則、墓地、埋葬等に関する法律施行細則、この関連法規の中で1ヶ所しか出てきません。

 

墓地、埋葬等に関する法律施行規則(昭和二十三年七月十三日厚生省令第二十四号)

第五条  墓地等の管理者は、他の墓地等に焼骨の分骨を埋蔵し、又はその収蔵を委託しようとする者の請求があつたときは、その焼骨の埋蔵又は収蔵の事実を証する書類を、これに交付しなければならない。

2  焼骨の分骨を埋蔵し、又はその収蔵を委託しようとする者は、墓地等の管理者に、前項に規定する書類を提出しなければならない。

3  前二項の規定は、火葬場の管理者について準用する。この場合において、第一項中「他の墓地等」とあるのは「墓地等」と、「埋蔵又は収蔵」とあるのは「火葬」と読み替えるものとする。

 

焼骨の埋蔵又は収蔵の事実を証する書類」というのが「分骨証明書」です。

 

住職、意味わかんない(vv) ハニャ???

( ̄∇ ̄;)ハッハッハ、そうですよね。

法律が制定された頃は、既に埋葬されて遺骨から、分骨して別のお墓に納骨する事例を念頭に書かれていたんです。

 

今の分骨は、故人の遺骨の一部を手元供養として分骨しているのが圧倒的に多いんです。

ようするに全部納骨すると寂しいので、遺骨をほんの一部だけ身近に置いておくという方法です。

供養の仕方としてはあるんですが…

今回のケーススタディの場合のように、永久に手元供養は不可能なんで、最終的な供養方法を考えておく必要があります。

 

この間の説明はこちらの過去ログに書いてありますので、詳しく知りたい方はリンク先をご覧ください。

手元供養の注意 永久には不可能です 最終処理に必要な事平成30年7月6日更新

 

法令に戻ると、この部分です。

3  前二項の規定は、火葬場の管理者について準用する。この場合において、第一項中「他の墓地等」とあるのは「墓地等」と、「埋蔵又は収蔵」とあるのは「火葬」と読み替えるものとする。

ということで、火葬場で分骨証明書を発行してもらい、分骨と一緒に保管されていれば問題なしの結論になるわけです。

 

実際には上記に書いたように無い場合が大半です。

水子の遺骨の場合と同じく、現実的に一番簡単な方法は散骨になります。

 

相談があるのは「既に叔母の遺骨が納骨されているので、本骨と一緒にして納骨してあげたい」、こういう希望がけっこうあるんです。

 

これが大変なんです。

この分骨は先に亡くなった叔母の分骨で、叔父からは『俺が死んだら、本骨と一緒にしてやってくれ』と頼まれていたんです

墓地管理者からは、その事実を証明できますか?

当然、こう言われます。

 

だって、この家で亡くなったのは叔父夫婦だけだし、叔父の遺言もある

( ̄∇ ̄;)ハッハッハ、絶対無理ですよねえ。

だって上記の法令に書いてあります。

2  焼骨の分骨を埋蔵し、又はその収蔵を委託しようとする者は、墓地等の管理者に、前項に規定する書類を提出しなければならない。

 

証明できるのは分骨証明書しかないんです。

 

お役所の発行する書類の再発行は全て同じなんですが、最初の申請者が再発行を申請すれば簡単におります。

そうじゃないと、ものすごく大変なんです。

 

ケーススタディでは、申請者であった叔父さんも亡くなっています。

分骨証明書再発行(実際には再ではなく、初めての場合の方が多いんですが)を申請するのは甥になります。

 

さいてい亡き叔父夫婦、それから申請者の全てが記載された除籍謄本が必要になります。

このケーススタディでは、遺産相続もされるでしょうから、それに必要な書類と同じと考えてもらえば大丈夫です。

 

それですんなり再発行してもらえればラッキーです。

お役所の体質は、実は法令準拠じゃないんです。(本当はそうあるべきなんですよ)

前例踏襲なんです。

 

このようなケースはごまんとあるはずなんで、上記の方法や、もっと簡単な方法(こっちが本来あるべき姿です)で再発行した前例があれば、簡単に再発行されます

たいてい前例はありません。

ということで最初の一人は本当に大変です。

 

なぜ前例がない場合が多いのか?

これまた単純な理由です。

たいてい、あまりにも大変なので、散骨や非合法な方法を選択するケースが多いんです┐(-。ー;)┌ヤレヤレ

 

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