不要な墓地買い取ります平成30年8月25日更新

 

不要な墓地買い取ります

WEBで見かけてビックリしましたΣ( ̄ロ ̄lll) ガビーン

 

墓地の買い取り(下取り)いたします。

自己所有名義の墓地があり、墓地を不要とする方はお気軽にお問い合わせください。

自己所有名義ではない墓地でも(例えば数代前のご先祖の名義)、買取、お引き受け可能な場合がございます。

お気軽にご相談ください。

 

驚愕の内容なんですが、WEBで堂々と募集していたのは、ある県で最大手の石材店です。

 

高庵寺の場合で説明します。

高庵寺の墓地は全て寺墓地です。

 

住職、なに書いてんの、当たり前じゃんヽ(´・`)ノ フッ

 

違うんですよ。

高庵寺の墓地は全て「宗教法人 高庵寺」の所有ですし、墓地管理者は高庵寺住職です。

高庵寺近くでもそうでない墓地もけっこうあるんです。

具体例を書いた過去ログです。

村落共同型墓地 とにかく管理がいい加減です平成29年2月12日更新

 

もちろん高庵寺では、「墓地の買い取り」は絶対に不可能です。

 

なんども書いているんですが、墓地の基本的な権利関係を法令で確認しましょう。

基本となるのは墓埋法です。

 

法律で一番大切なのは立法の趣旨です。

上記リンク先の参議院法制局のコラムに書いてありますね。

 

目的規定は、その法律の制定目的を簡潔に表現したものです。

一方、趣旨規定は、法律の内容を要約したもので、制定の目的よりも、その法律で定める内容そのものの方に重点があるといえるでしょう。

これらの規定は、それ自体は具体的な権利や義務を定めるものではありませんが、裁判や行政において、他の規定の解釈運用の指針となります。

 

当たり前ですが、もめにもめた場合、最後の決着は裁判になります。

その前に、行政と交渉する場合、法令にきちんと書かれてない場合が普通です。

「○○をしたいんですが」

法令に規定されてない場合の方が多いのです。

その場合、行政の判断基準の第1位は前例です。(すべてのお役所は前例主義が徹底しています)

 

前例がない場合も多いですね、そのときに立法の趣旨が判断基準になります。

不服ならば最後は裁判になりますが、裁判所の判断も同じなんですよ。

 

墓埋法では第1条に書いてあります。

第一条    この法律は、墓地、納骨堂又は火葬場の管理及び埋葬等が、国民の宗教的感情に適合し、且つ公衆衛生その他公共の福祉の見地から、支障なく行われることを目的とする。

 

具体的に墓地の経営者については、こちらです。

第十条 墓地、納骨堂又は火葬場を経営しようとする者は、都道府県知事の許可を受けなければならない。

 

実務の許可基準です。

墓地経営・管理の指針等について

○ 墓地経営主体は、市町村等の地方公共団体が原則であり、これによりがたい事情があっても宗教法人又は公益法人等に限られること。

 

本当は、墓地は市町村が造りなさいというのが基本です。

この墓地を公営霊園と言います。

土地は自治体の所有で、それを「墓地の買い取り」は絶対に不可能です。

 

実際に公営霊園のある自治体は少ないですね。

足利市にはありません。

隣接自治体では太田市だけにあります。

その太田市の公営霊園です。

 

周辺自治体の住民には「なぜうちの市で造んないんだ」の声がいっぱいあります。

なぜ造らないか?

簡単です。

儲からないからです。

儲かる価格にしたら、民間霊園と価格レベルが近くなります。

それでは意味がありません。

 

ということで「宗教法人又は公益法人等に限られる」ですが…

公益法人等」は例外としてあるだけです。

それで宗教法人である高庵寺の場合で説明しています。

 

高庵寺の場合も、墓地の土地は全て高庵寺の所有です。

墓地を使用している方は、墓地の区画分の使用権を取得し、そこにお墓を建て、遺骨を埋蔵しているだけです。

 

ではその「墓地の使用権」を売却できるか?

可能ならば「墓地の買い取り」ができることになります。

 

じつはこれってけっこう微妙なんです。

使用権の売買を禁止する法令はありません

なぜなら、墓地の使用権は民民の契約だからです。

 

ですから、高庵寺では約款(正確には定款です)で売買を禁止しています。

(普通墓地使用の承継)

第9条

墓地使用者が死亡等により変更の必要があるときは、直ちに管理者に届け出て、その承認を得なければならない。ただし、承継者は当寺の檀徒及び信徒に限り、祖先の祭祀承継者とする。

2 墓地使用者は、墓地を第三者に譲渡または転貸できない。

法律上は「譲渡禁止特約」と言います。

高庵寺墓地では絶対にできません。

 

公営霊園も民民の契約ですが、お役所はこういうところしっかりしてますからねえ。

民間霊園も顧問弁護士とたいてい契約してますから、絶対に無理なはずです???

寺墓地は、実はたいてい大丈夫なんです。

お坊さんって法律に疎い方が大半なんですよ。

貧乏寺が多いから、顧問弁護士なんて夢のまた夢です。

 

住職、他のお寺さんにアドバイスをしないの?

きちんとこのようにWEBで公開しています。

それに実際問題として心配ないんです。

これについては最後に詳しく書きます。

 

もっとやりたい放題なのが、俗に言う「みなし墓地」です。

みなし墓地の説明は面倒なんで、詳しく知りたい方はこちらの過去ログをどうぞ。

何本も書いてますが、これが一番まとまっているかな。

「みなし墓地」とはなにか平成28年6月18日更新

 

しょうじき言ってなんでもありの無法状態です。

ごく一部の「みなし墓地」はきちんと経営されてますが、例外ですからねえ(;´д`)

 

墓地の買い取り」の対象はみなし墓地のはずです。

寺墓地では問題ないと書いたのは、売買が可能でもお墓の工事ができないからです。

 

墓参等は可能です。

お寺が怒り心頭であっても墓参を禁止することはできません。

通路や駐車場はお寺の完全な所有物ですから、工事の機械や資材の搬入は拒否できるんです。

 

お分かりになりました?

墓地の売買の商売が成り立つのは「みなし墓地」だけです。

 

自己所有名義の墓地」の場合は、なんの制約もありませんからどうにでもできます。

自己所有名義ではない墓地でも(例えば数代前のご先祖の名義)」、この場合はちょっと面倒です。

その墓地を使っている人が一人だけの場合は可能です。

複数名いる場合は「買取、お引き受け可能な場合」にならないでしょうねえ。

 

驚いたというのは、マーケットが存在するんでしょうか?

はっきり言って、地方では墓地が余っています。

 

特に「みなし墓地」は使われなくなった墓地がいっぱいあります。

「廃墟」ならぬ「廃墓地」です。

かなり気になります。

 

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検索でこられた方は、こちらをクリックしてください。トップページに戻ります。

 

平成26年3月31日を以て全ての整備工事が竣工いたしました。

今後数十年間に亘り、寄付の要請は一切ありません。

日本唯一のユニバーサルデザインの寺、安心してお墓をお求めください。

 

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