お墓を建てる どの石が良いか? 拘るべきは石種ではなく加工精度です平成30年9月6日更新

 

前回のブログで、「高庵寺住職も今井さんと同じく、墓石の美しさに拘らなければ、どの石を選んでも問題無いの結論に至りました」と書きました。

誤解を受けそうな表現だったんで、今回はその補足をします。

 

足利の人(たぶん北関東になると思います)は黒御影が好みです。

ただし黒御影は高いのでG654を使われる方がけっこう多いです。

G654といっても石種はいっぱいあります。

 

石種の現在の評価は小川社長のこちらのサイトです。

旭日達石材2018年09月石の状況

 

G654の「平和」「長泰」他の情報がでています。

最近高庵寺で建墓された方は「G654長泰細目」でした。

上記リンク先の情報を読めば、G654は今はこの石しかないということが分かります。

 

この石は、色は黒いけれど白御影(花崗岩)になります。

その理由を詳しく知りたい方は、こちらの過去ログをご覧になってください。

G654は白御影です平成28年11月2日更新

 

以前はキズが多かったり、色落ちが激しい(染料で黒く染めてました)ので、ダメ出しをしていました。

実際に高庵寺のお墓でもG654のお墓は、墓石として致命的な「割れ」がけっこうあったんです。

現在ではG654はお奨めはしませんが、お好きならどうぞという判断です。

 

親しい石屋さんに詳しい状況を教えてもらったことがあるんですが…

割れがでるんではなく、丁場(採石場)で割れがでる可能性が高い石(ようするにB級品です)も製品にしていたんです。

色落ちの激しさも、色の薄い石(これまたB級品)を染めていたんです。

実際に高庵寺にあるG654でも10年以上たっていても綺麗な墓石もあります。

 

クレームも多かったんでしょうねえ。

今はちゃんとした石屋で建ててもらえば、問題はありません。

 

過去ログから、この間の事情を書いた部分を再掲します。

東京本郷「石の坊」さんのブログです。

G603についての考察(もうとっくに丁場はストップしています)201881

 

ポイントだけ引用します。

良く、G603を悪い石だと決めつける石材店がいるのですが、もし、G603から錆がでると言うのであれば、「その墓石店は建材に近いランクの石を扱う安い商社から仕入れていた。」その可能性が凄く高いと思います。つまり質の悪い石を安く購入している業者の可能性が高くなります。

 

実はG603で錆が出る石は原石の段階で既に錆が出ると解っています。

概ね全体の2割弱の石が錆がでます。

錆が出る層と錆が出ない層がありまして、実はG603で錆のでる石は最初から解っていたのです。

錆の出る層の石は試し割の段階で既に錆が見つかったいましたから。

だけど、この錆が確実に出ると解っている石を「値段が安いからと加工して日本に流通させた商社がいます」

 

最もG603なんて、もうずいぶん前から、丁場がストップしていますから販売している墓石店は殆ど無いはずなんですが….

 

何故か、未だにG603を勧めている石材店があるという話を聞いたので書いてみました。(確かに大型霊園の価格表に名前がまだあるから、どこかに在庫を持って居る墓石屋が居るんですかね)

 

これはG603の内情ですが…

G603という石自体は問題無い石でした。

高庵寺住職の知っているG603のお墓は全く問題ありません。

問題なのは石種ではなく、石屋なんです。

 

以前にメールでG664という石について相談をされたことがありました。

G664チャイナバイオレット 色の好みが分かれる石です平成28年10月9日更新

 

その相談を受けた後、石屋さんに教えてもらってわざわざ実際のお墓を見に行きました。(もの好きだねえ┐(´-)┌

お好みだったら問題ありません。

きっと沖縄では周囲の景色に映える石なんでしょうねえ。

 

なにを言いたいのかというと、あなたの地域で一般的に使われている石ならば問題無いということです。

ある地域では、クンナム等の黒御影でも、割れがバンバン出て、ダメ出しを受けている地域もあります。

北関東でも特定の墓地で同じ問題がでています。

極めて特殊な気象条件にある地域で、他の地域の石屋さんが聞いたら「???」の内容です。

おそらく、プロの方がこれをお読みになったら「ガセ」と思うでしょう。

 

高庵寺住職も北関東のその墓地を見に行って、初めて知りました。

ある住職から、別の地域のお話をお聞きして、納得しました。

もちろん、最初の方で書いたB級品ではありません。

クンナムEのような素晴らしい石でも。ダメな墓地はあるんです。(たぶん例外です)

 

石種についての結論です。

全国的な話として、石種について情報を得るのは無意味です。

WEBからの情報は全国を対象に書かれています。

全く無意味とは言いませんが、あなたがお墓を建てようとしている墓地で、信頼のおける石屋さんに相談するのが唯一の正解です。

ただし、信頼のできる石屋さんを見分けるのはもの凄く難しいです。

なぜなら、石屋には嘘つきが多いからです。

 

それに対して、全国どこでも通用するのは加工精度です。

 

高庵寺の場合で説明します。

石の坊さんのブログです。

建材を使って建てる石材店に注意 天山紅とか2014-02-17

 

面倒な方のためにポイントを引用します。

石の加工はその商品によってレーンが違います。

上のレベルから「墓石レーン」「外柵レーン」「建材レーン」です。

墓石レーンや外柵レーンは加工に対してのレベルが高く、狂っても数ミリです。、、、ですが建材レーンで作るとこの狂いが酷くなります。

 

これは高庵寺本堂の向拝(ごはい)、つまり正面です。

中国福建省産の白御影石G603のタイルを敷き詰めてあります。

もちろん建材用の御影石です。(お墓関係では、お地蔵様等ほぼこの石です)

 

高庵寺の向拝の御影石タイル、規格は400×400×20(単位はmm)なんですが、超いい加減な加工なんです。

厚さ20mmの規格のはずですが、誤差が最大で7mmもありました

これが石の坊今井社長の言うところの、「建材レーン」の加工なんです。

 

墓石の加工精度が悪いと、最悪まともにお墓が建ちません。

まあ、石屋さんはうまく誤魔化しますが、見る人が見れば一目瞭然です。

直角がきちんと出てない場合が多いので、強度もかなり落ちます。

 

石種については前回のブログで書いたように、どの石種を選んでもお墓が壊れたりすることはありません。

良い石ならば綺麗な状態が長持ちするし、ダメな石の場合は長持ちしないだけです。

加工精度が悪かったり、お墓の構造が悪い場合は、長い間にずれがでてきたり、最悪の場合壊れたりします。

 

どの石屋が加工精度の悪い石を使っているか?

どの石屋が構造の悪いお墓を建てているか?

素人のあなたに分かりますか???

 

これが分かるのはプロだけです。

最初から信頼できるプロのアドバイスを受けましょう。

 

前回も書きましたが、高庵寺住職が知っているのはこの方たちだけです。

富山県と石川県の方はラッキーですね。

宮崎さんのような本当のことを教えてくれるプロがいます。

 

東京都内の方もラッキーです。

石の坊」の今井さんのような石屋がいます。

特に感心した今井さんのブログです。

墓石に使う石は実は何だって良いんです! 安い石でも問題はありません2018820

 

あと高庵寺の檀家様や高庵寺に新規墓地を希望される方だけに限り、高庵寺住職がアドバイスをします。

 

注意:石には旬があります。あくまでもこのブログの時点での情報です。後日お読みの方には当てはまらない可能性が圧倒的に高いのです。常に最新の情報を参照して下さい。

 

image012

 

検索でこられた方は、こちらをクリックしてください。トップページに戻ります。

 

平成26年3月31日を以て全ての整備工事が竣工いたしました。

今後数十年間に亘り、寄付の要請は一切ありません。

日本唯一のユニバーサルデザインの寺、安心してお墓をお求めください。

 

お葬式・ご法事・改葬(お墓のお引越し)・お墓の建立

お困りの方、なんでもご相談に応じます
メールでのお問い合わせはこちらから