曹洞宗宗務庁って本当にお役所なんですねえ平成30年9月8日更新

 

まず曹洞宗宗務庁の説明です。

 

高庵寺は「宗教法人 曹洞宗」の被包括宗教法人になります。

曹洞宗です。

 

高庵寺です。

 

宗教法人法で代表役員と責任役員がいます。

高庵寺の場合は、代表役員は高庵寺住職です。

その他に責任役員が2名(非常勤です)います。

予算規模が〇百万円規模の貧乏寺ですから、住職一人で十分に管理できます。

 

「宗教法人 曹洞宗」の場合、代表役員は宗務総長です。

その他に責任役員が9名います。

年間予算が約50億円ですから、当然ですが責任役員だけで管理できません。

ということで責任役員以外に職員が大勢いることになります。

 

会社でいったら、高庵寺は実質社長一人で切り盛りしている会社です。

曹洞宗は取締役10人以外に、社員が多数の会社です。

まあ会社というより、市役所に近いと思って下さい。

 

曹洞宗には梅花流詠讃歌というのがあります。

曹洞宗流の「ご詠歌」「和讃」です。

分からないですよね。

動画を埋め込みます。

 

ある曹洞宗寺院の梅花流詠讃歌です。

5人で詠讃されてますね、一般寺院ではこれくらいが普通です。

 

曹洞宗は大教団ですから、全国大会を毎年開催しています。

 

上記の動画は2日間にわたる大会の第1日目です。

 

高庵寺にも昔、ご詠歌のグループがありました。

曹洞宗梅花講と言います。

 

練習はどこでやってもいいんですが、事務局はそのお寺に置くことが曹洞宗の規則で決まっています。

講員(会員とは言いません)は5名以上で、必ず講長(一般的には会長ですね)を置く必要があります。

講長はそのお寺の住職か副住職で、寺族(住職の妻等)はなれません。

しかも講長は曹洞宗管長の任命になります。

 

亡き母が50年くらい前に、檀家の奥さんたちとやっていたのを覚えています。

講長は先住(私の父)で、副講長が母だったはずです。

 

高庵寺では20年くらい前から、母が体を壊し(70歳を越えてましたからねえ)実質消滅してしまいました。

それでも曹洞宗の梅花流詠讃歌の上部団体から通知が来ます。

さすがに良くないということで、解散届を出すことにしました。

 

解散届は宗務庁に、講長の署名捺印(実印です)と住職の署名捺印(これまた実印です)が必要になります。

住職については問題無いんですが、講長はとっくに亡くなっています。

それで宗務庁に問いあわせました。

 

「講長は故人なんですが、どうしたら宜しいでしょうか?」

「高庵寺梅花講は休眠状態になっていますね」

 

休会ではありません、休会届は提出していません。

 

講長は前住職ですから、死亡届を提出した時点で、抹消されてました。

副講長は寺族でしたから、これまた死亡届を提出した時点で、抹消されています。

 

普通の考え方でしたら、住職が解散届を提出してお終いですね。

だって、メンバーは全員故人になっています。

 

ところが回答です。

「届は講長名と住職名の連名になりますので、形式上になりますが、どなたかを便宜的に講長に選任して、届を住職名で提出されて下さい」

「新講長の辞令が届いた時点で、改めて連名で解散届を提出してください」

 

(゜Д゜) ハア??

だって、メンバーは誰もいないんだよ。

それは宗務庁も把握しているんだよ。

 

宗務庁への届は栃木県宗務所を経由しなくちゃなんないんで、時間もお金もけっこうかかるんです。

面倒なんで、解散届は止めました。

 

曹洞宗の公式HPによると、梅花講員はおよそ12万7千人(平成30年4月現在)いるそうです。

そのうち、何人が実態でしょうねえ???

最近はお役所も手続きが合理的になっています。

曹洞宗ももっと合理的な手続きにならないんでしょうか(;´д`)トホホ

 

ちなみに一般的な団体ではどうなっているかです。

もちろん解散届は会長名でだします。

 

曹洞宗の寺院梅花講は団体として財産は持っていません。

つまり清算人は、はなから無用です。

解散届を提出すればお終いです。

 

ところが会長は空席です。

代理人も空席です。(当たり前ですが、会員がいませんから)

住職が連帯保証人みたいな立場でいるだけです。

 

規則をみるとこのような場合が想定されていません。(ものすごく多数の休眠団体があるはずなんですが)

普通ならば自然消滅で、規則に「〇年間以上、活動実績のない場合は資格を消失する」等の条項があります。(曹洞宗の場合はありません)

 

住職の責任が規則に明記されています。

このような場合、規則になくとも、該当住職が准解散届を提出することにより処理するのが一般的なんですが(´ω`)困ッタナァ

 

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