彼岸の最終日 「はしりくち」と言います平成30年9月22日更新

 

彼岸の語源です。

サンスクリットの「波羅蜜(ぱらみつ)」、つまり「到彼岸(とうひがん)」からきています。

「到彼岸」とは、私たちの住んでいるこの世界、「此岸(しがん)」つまりこちらの岸から、仏様の住む世界「彼岸(ひがん)」、河の向こう岸に到達するということです。

 

私たちの此岸は、煩悩や迷いに満ちた世界で、穢土(えど)汚れた世界です。

仏様の彼岸は、浄土(じょうど)清らかな世界です。

 

彼岸に至るということは、全ての煩悩が消え去るわけです。生きて到達することはできません。

となると到彼岸は変ですね???

WEBで調べても納得できる解説はありませんでした。

 

細かい詮索は止めましょう。

彼岸の行事は、日本独自の行事です。

お盆は中国にもありますが、彼岸はありません。

 

WIKIの説明です。

引用します。

 

彼岸(ひがん)とは、雑節の一つで、春分・秋分を中日とし、前後各3日を合わせた各7日間(1年で計14日間)である。この期間に行う仏事を彼岸会(ひがんえ)と呼ぶ。

最初の日を「彼岸の入り」、最後の日を「彼岸明け」(あるいは地方によっては「はしりくち」)と呼ぶ。

俗に、中日に先祖に感謝し、残る6日は、悟りの境地に達するのに必要な6つの徳目「六波羅蜜」を1日に1つずつ修める日とされている。

 

この内容は、ほぼ妥当です。

なに偉そうに(^-^;)

しょうがないんですよ、ちゃんと注意書きに「この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です」とある項目なんです。

ですから読み手が判断するしかありません。

 

彼岸が日本独自の行事であることは「雑節」で説明されているんですよ。

お盆は中国由来の五節句にもとがあります。

このへんのことはこちらの過去ログで詳しく書きました。

本日はお盆の盆棚(精霊棚)を飾る日です 旧暦7月7日は七夕です 読み方は本当は「しちせき」です平成30年8月7日更新

 

ようするにお盆の飾りつけを行う日が旧暦7月7日で、中国の五節句に由来するということです。

だから「お盆は中国にもあります」なんですね。

 

それに対し、彼岸は雑節です。

WIKIではさらっとした説明です。

 

ちょっと付け加えます。

日本人の生活文化から生まれたものなんです。

農作業と密接に関係する季節の目安となっていて、日本の気候風土に合わせてあるため、長い間に培われてきた知恵と経験の集約なんですね。

お彼岸以外の代表的な雑節に「節分」や「二百十日」等があります。

 

最近は「二百十日」もあまり聞かなくなりましたが、だいたい9月の頭のころで、このころ日本に台風が上陸することが多かったんです。

それで農業と深い関係があったんですね。

最近は大規模気候変動のたね、7月や8月の台風直撃が多くなりましたが…

 

一般的には「最後の日を「彼岸明け」(あるいは地方によっては「はしりくち」)」ですから、「はしりくち」はローカルな表現なんですね。

昔から「はしりくち」と教わってきたし、足利市近辺では「はしりくち」です。

 

さて、「はしりくち」の語源ですが、どうしても分かりません。

 

「入り」に対する言葉は「明け」です。

それで一般的には「彼岸明け」になるわけです。

 

WEBで調べると高庵寺住職の過去ログがトップですなあ(・´ω`)

一生懸命探したら、次の記述がありました。

 

以下は「こころのやすらぎ」というサイトからの解説です。転載します。

 

皆さんは彼岸の最初の日を「彼岸入り」、最後の日を「彼岸明け」と言わず「はしりくち」と言うことを知っていますか?日本では季節を表す言葉に「寒の入り」・「寒の明け」・「梅雨入り」・「梅雨明け」と言うように「入り」と「明け」が対句として多く用いられます。最近のカレンダーや手帳には「彼岸明け」と書かれていますが、昔は「はしりくち」と言っていました。

 

なぜ「明け」ではないのか?そもそも「彼岸」という言葉はかなたの岸で、これに対して現在私たちのいるのはこちらの岸と書いて「此岸」といいます。かなたの岸の「彼岸」は煩悩を脱した悟りの境地であり、こちらの岸の「此岸」は煩悩や迷いに満ちた世界であります。そして「お彼岸」の本来の意味は「仏法の教え」という舟に乗り、悟りのかなたの岸に到達するということであります。ですから、そこからさらに明けてしまうということはないのです。

 

私達は毎年、春と秋の二回悟りに到達しようとしているのですから、彼岸を目指して、煩悩の川を渡り続けるのが「人の一生」であり、その意味でも明けはないのです。

 

彼岸の最後の日を「はしりくち」というのは、「走り口」イコール、スタートラインの意味として考えてみると、彼岸の期間に人生の船を悟りの岸に到達させ、次の日からまた新たな心で、自分自身の生き方を再出発させることが出来るのです。

(転載ここまで)

 

高庵寺住職は必ず引用元にリンクを貼るようにしているんですが…(出典を明らかにするためです)

これはねえ(゚ρ`)ァー

オリジナルな記述じゃないからねえ。

探したけれど、オリジナルな記述は見つかりませんでした。

 

まあ、かなり強引な論理です。

オリジナルはお坊さんの記述と推測しています。

 

「はしりくち」は漢字では「走り口」と書いています。

口の意味に「物事の初めの部分 発端 (ほったん) 」の意味がありますから、「走り口」=「スタートライン」は成立します。

 

日本独自の習俗ですから、語源はもっと他愛無い「長い間に培われてきた知恵と経験」からきているはずです。

高庵寺住職の推測ですが、今年は「彼岸のはしりくち」は9月26日です。

足利市近辺ではこの頃から、農業の1年間の集大成である稲刈りが始まります。

 

秋彼岸にご先祖様に感謝をし、その後に稲刈りを行う、そのスタートラインで「はしりくち」なんではと推測しています。

でもいくら調べても確たる出典がないんですよね。

 

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