葬儀社と病院の癒着って?平成30年10月16日更新

 

高庵寺住職も過去ログで何回か書いた内容です。

高額葬儀は病院からの搬送依頼時点で決まります平成25年11月7日更新

 

上記過去ログからの引用になります。

大阪の老舗葬儀社「株式会社 川上葬祭」様の「良い葬儀社悪い葬儀社」から引用させていただきます。

Aさんはある有名な病院で、お母様を亡くされたのですが、そのときの出来事を一部始終お話しくださいました。

 

病院から容態が急変したとの連絡をうけ、急いで家族で駆けつけると、もうすでにお母様は帰らぬ人となっていました。

前日は大好きなヨーグルトを、喜んで食べていたのに「なぜ!」という思いでいっぱいになりました。

まだ現実を受け入れられないなか、看護師さんから寝台車を頼んでいるかどうかの確認を受けたのですが、もちろん、そんな余裕があるわけもなく困り果ててしまいました。

 

ましてAさんは3人兄弟の末っ子で、一昨日まで九州からお姉さまが来てくれていたのですが、昨日は元気だったので、ひとまず九州に帰ったばかり。

二番目のお姉様も静岡にいるので、自分ひとりではいくら喪主とはいえ、どうしたらいいのかわかりませんでした。

 

すかさず看護師さんから「うちから寝台車をまわしましょうか」と言われ、他にあてもないのでお願いしました。

 

待つこと45分、白衣を着た寝台車の人が二人来られました。

 

『お迎えにあがりました』

 

寝台車にはお母様とAさんの二人が乗車し、お家まで搬送することになりました。

 

いくら年老いたお母様とはいえ、昨日まで元気にしていたので、まさかこんな突然に亡くなるとは予想もしておらず、Aさんはこれからどうすればいいのか不安がつのるばかりでした。

 

そんななか、運転手が営業トークを始めたのでした。

てっきり病院の関係者だと思っていた寝台車の人は、なんと葬儀社だったのです。

 

『葬儀社はお決まりですか』

「いえ、まだ何も考えていません」

『これもご縁ですので、うちで葬儀をさせていただいたら祭壇をOO%割引させていただきますよ』

「身内とも相談しないといけないし、私だけでは決められません」

『ですが、早く決めないと火葬場の予約が取れなくなりますよ』

「えっ、火葬場が取れないんですか」

『そうです。ですが、今ならご希望の時間に予約することができます。それにお身内の方は遠方だと言われていましたが、大阪に来られるのを待っていたら、どんどん葬儀の日程が延びてしまいますよ』

 

Aさんは葬儀社の話を聞くにつれ、どんどんぺースにはまってしまい、その葬儀社に依頼することに決めてしまいました。

 

あとでわかったことですが、寝台車に行き先を伝えたとき、すぐさまその葬儀社の社員が、数名自宅にも来ていたようです。

家には親戚がいてくれたので、布団を敷く準備を頼んでいましたが、彼らにはAさんが葬儀を依頼しているかのように振舞っていたらしいのです。

自治会の方にも同じように、すでに町会長様のお宅に挨拶にいっていたようで、町会長様も葬儀社がすでに決まっていると思っていました。

 

そういう状況のなか、家にもどった Aさんは、すぐに葬儀社との打ち合わせをさせられたのです。

 

落ち着く間もなく、次から次へと葬儀社のパンフレットを見せられ、次々にに見積書らしきものに記入していく葬儀社の担当者。

その中でも、いちばん不安に感じたのは、見積書が複雑なうえに、いったい総額でいくらかかるのか、まったくわからなかったことです。

つまり、どこにも総額らしき数字が書かれておらず、祭壇費用が大きく書いてあり、その数字だけが印象に残ってしまいました。

 

そのあとは言うまでもありません。

 

請求書をみると驚くほどの金額が記載されてあり、その中でも特におかしいと感じたのは、式場費がサービスとなっていたのに光熱費が五万円、それにコーヒー飲み放題ということでしたが、誰も飲んでいないはずなのに、追加費用として五万円を請求されていたことです。

 

とはいえ、Aさんは言われたままの金額を支払ってしまいました。

 

二人のお姉様にもひどく文句を言われ、とても後悔していました。

 

何度考えてもおかしいと感じたAさんは、病院に電話をかけ、病院の紹介でこういった被害にあったと抗議をしたのですが、病院からの返答は、看護師が個人的に寝台車を紹介しただけであって、病院はまったく関与していないとの一点張りで、Aさんは結局泣き寝入りとなってしまったのです。

 

足利市には救急指定病院がいくつかありますが、本当に命にかかわるような場合は1ヶ所になります。

数年前に現在地に移転しました。

旧所在地の頃(といっても大昔です)には特定葬儀社と癒着をしていました。

その証拠が高庵寺もあります。

火葬証明書に「死亡の場所」の記載があり、その病院の所在地であることが多かったんです。

現在は介護施設でご逝去される方も増えていますが、以前は自宅かその病院でした。

 

ということで、その病院で亡くなった方の葬儀は、ほぼある互助会だったんです。

良くないうわさ話もささやかれていました。

 

身近な実例もありました。

今から20年近く前です。

伯父が亡くなりました。

喪主は伯母です。

 

葬儀終了後、伯母からその互助会の悪口をお聞きしました。

「○○ちゃん(既に副住職だったんですけどね、ガキの頃からですから…)、△△って本当に酷いのよ」

「伯母さん、△△の人に『こんな商売やってたら、お客は二度と使わないよ』って言ってやったのよ」

 

伯父夫婦は商売をやってましたから、営業種目は違ってもよくわかるようでした。

といっても手遅れですが┐(´∀`)┌ヤレヤレ

 

昨年、伯母が亡くなったときの葬儀社は別でした。

市内で高庵寺住職が最も評価している葬儀社です。

「いやあ、おふくろに以前から△△はダメだから、□□に葬儀は頼んどくれって言われてたんだ」

 

互助会ですから、会員の方はそこを葬儀で使われます。

現在は過去の貯金で施工数は市内最多でしょう。

ただし代替わりで会員になる方は減っているようです。

 

現在では足利では病院と葬儀社の癒着の話は聞きません。

ということで、全国的にも「病院と葬儀社の癒着は無くなった」ものと思ってました。

 

ところが、公正取引委員会の平成17年の「葬儀サービスの取引実態に関する調査報告書」ではまだ指摘されていました。

 

ここ10年くらいで、葬儀業界は激変したので、既に過去の事例だと思っていたんですがねえ。

 

信頼できる専門家の意見です。

病院と契約している葬儀社に頼んではいけない理由2009.05.14

これも10年近く前のブログです。

 

もうおひとかた、こちらは動画です。

 

うーん、やはり同じようなご意見です。

契約もオープンになりましたし、強引な営業は少なくなっているようです。

 

ところが、最近知り合いました首都圏近郊の僧侶の方のお話です。

「私の地域では、ある病院で亡くなると、ほぼ100%葬儀社は決まっています」

当然、独占状態ですから葬儀社のやりたい放題です。

20年近く前の足利と同じような状況です。

 

実は最近お墓のブログが少なくなったのには、足利近辺ではボッタくりの石屋は皆無に近いんです。

ところが専門家の方にお聞きすると、首都圏の中心部ではなく、その周辺部ではボッタくりの石屋が未だに多いということです。

具体的に出てきた地域は、埼玉県の東京に近い都市部です。

 

上記の僧侶の方は別の地域ですが、首都圏の東京都内に近い地域です。

地方から上京して上記地域に住まいを移された方が多い地域です。

東京のベッドタウンです。

こういう地域は未だに悪しき営業慣習が残っているんでしょうかねえ。

 

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