タダの墓地はありません平成30年11月1日更新

 

世の中にタダの墓地はありません

 

こんなことを書くのは情けないのですが…

住職、家の墓地は庭の一角にあるんだけど、どこにもお金を払ってないよ。

タダだと思うんだけど。

 

ハハハみなし墓地」ですね。

「みなし墓地」って明確な定義は、「法律(墓地、埋葬等に関する法律)制定以前から存在する墓地」なんです。

ようするに「本当は法律違反なんだけど、法律以前からあるからしょうがないよね」という墓地です。

法令不遡及の原則といって、法律の基本中の基本原則なんです。

 

ということで、墓地の形態はいろいろで、「こうです」と言えないんです。

「庭の一角」にある墓地は俗に個人墓地と言います。

本当にタダでしょうか?

 

墓地の手入れは持ち主がしています。

庭の手入れと一緒ですから、特に経費がかかっているとは感じないでしょうが…

お花やお水も持ち主の負担です。

厳密にいえばお金はかかっています。

ご自分でされているから感じないだけで、お金はかかっているんです。

 

違う例で書きましょう。

高庵寺住職の趣味は、近くの公園の散歩です。

綺麗に整備された公園があり、快適に散歩できます。

無料ですが、税金という形でお金は払っています。

つまりタダではないのです。

 

知り合いの墓地は、畑の中に数件のお墓がある「みなし墓地」です。

駐車場はありません。

近くの道路に止めて、そこから歩きです。

水は家から持参です。

お墓だけではなく、お墓までの通路の除草等も必要です。

どの家が通路の除草をするか決まってはいませんが、なんとはなしにどの家かがしています。

 

これが大規模な「みなし墓地」になったりすると、墓地管理組合ができていて、毎年墓地管理費を支払います。

 

これまた別の知り合いからお聞きしたのですが、一番大変なのがその中間の規模の墓地だと言ってました。

墓地管理組合はないのですが、地域の世話役みたいな人がいて、年に数回全員で整備をしたんだそうです。

強制ではありませんが、田舎ですので参加しないと陰口が酷かったそうです。

あまりにも嫌になって、あるお寺(高庵寺ではありません)にお墓を移されました。

 

「和尚さん、毎年お金はかかりますが、お金で済むのでずっと楽です」

「前は、仕事を休んで草取りに参加したり、本当に大変でした」

 

なにを言いたいのかというと、実際にお金で払うか、それ以外のことで負担するかは別として、タダの墓地は無いんです。

 

なんどか紹介している生き方としての葬儀屋さんのブログです。

必然で生れた会員優先制(有料会員)

 

このブログにとてつもなく非常識な事例が載ってました。

特に酷いなと思ったの事例は、直葬で5万円のパックで、「葬儀屋は儲かってるんだら来て当たり前だ」ヤレヤレ… ヽ(゚〜゚o)ノ アキマヘンワ

5万円で受ける直葬って、人件費を無視すれば多少の粗利はあります。

生き方としての葬儀屋さんなので、経営者が人件費を無視してされています。

もし従業員を雇用してされていれば赤字の金額です。

 

高庵寺住職はこの「部屋のコタツに座った小父さん」をどう思うか?

非常に可哀そうな人だと思います。

さすがにこれだけ非常識だと周囲の人に全く相手にされないでしょう。

自己防衛で心がハリネズミのようになってしまった可哀そうな人です。

同時に冷たいようですが自業自得だと思います。

 

もう一つのブログです。

2019年〜永代供養墓の年間管理費2千円

 

こちらを読まれれば「タダの墓は無い」の意味がよく分かります。

現時点では《永代供養散骨 5万円》で一部焼骨を永代供養と言われる33回忌まで完全無料で納骨できますし、墓参は自由、水道も使える状況でした。

墓所の雑草とりや、水道代は寺が払っているわけで、寺の檀家が払っているのと一緒です。

同じ墓所に墓があり檀家ではないから、年会費や管理費も払わない我々だけが甘えていいはずがありません。

そこで《年間管理費2.000円》徴収する事にしました。

来年以降は寺に使用料を支払うつもりです。

 

墓所を無料で貸して頂き、永代供養墓建立後は管理費さえ支払わず、納骨した家族は墓参の度に水道を使い水桶は倉庫に入れさせて貰い、供えた花が腐り悪臭をはなっていれば捨てて貰うこともあります。

何事もそうですが、人は楽なほう、簡単なほう、甘えられるほうになびくのが自然です。

しかし人には慣れがあり、それが当たり前になったら、人として、人間として終わりです。

 

やっぱりこの生き方としての葬儀屋さんは分かっていらっしゃいますね。

 

ある住職からお聞きした話です。

その住職は当時の金の亡者のようなお寺業界に憤慨し、単立でお寺を建立しました。

格安のお布施で葬儀を行い、墓地も提供しました。

檀家(正確には檀家と異なる制度ですが)も2千軒くらいになったそうです。

 

高庵寺に比べても圧倒的に安い金額です。

その意味では立派なんですが…

現在大きなトラブルになっていると言ってました。

 

墓地を使用されている方が、年間の管理費〇千円を払わない方がものすごく多いというトラブルです。

墓参はしています。

水道も使い、花はあげっぱなし、寺に大変な負担をかけているのに、タダで使っているんです。

 

その住職も、どこかの時点で上記の葬儀社の方のように「タダの墓は無い」をきちんと伝えるべきでした。

人間って本当に弱いんですよ。

最初は感謝の気持ちでお世話になっていても、直ぐにそれが当たり前になっちゃうんです。

「人間として終わり」になっちゃうのは自然なんです。

 

部屋のコタツに座った小父さん」のような方はそれほど多いわけではありません。

普通はどこかの時点で気が付くチャンスがあるはずなんです。

ただし、そのような方ばかり多い環境では気が付かないですよね、当たり前です。

 

お寺は国や地方自治体から補助金がでる慈善事業ではありません。

「タダの墓」が増えれば、お寺や墓地を維持できなくなります。

それはきちんと管理費を支払っている普通の利用者にも迷惑をかける行為なんです。

 

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平成26年3月31日を以て全ての整備工事が竣工いたしました。

今後数十年間に亘り、寄付の要請は一切ありません。

日本唯一のユニバーサルデザインの寺、安心してお墓をお求めください。

 

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