法事は誰がするの?平成31年2月15日更新

 

法事の主催者は誰でしょう?

質問の意味がよく分からないですね。

ケーススタディで考えます。

 

A家の祖母が亡くなりました。

その法事をA家の孫が行いましたが、「私がすべきじゃない」と後日クレームがきたというケースです。

 

この問題にはA家、B家、C家の3つの家が関係しています。

つまり3世帯ですね。

 

A家…祖父(故人)祖母(今回の該当者、故人)、父(故人)母、子

B家…父、母(A家祖父母の娘)、子

C家…父(A家祖父母の子)、母、子

 

ちょっと分かりにくいですか。

亡くなったA家の直系の子孫だけ表示します。

全て故人からの関係にしましょう。

 

A家…孫

B家…孫

C家…子と孫

 

故人と同居の直系の孫が施主、ごくごく普通です。

住職、なんで問題になるの?

( ̄∇ ̄;)ハッハッハ、ちょっと事情があるんです。

実はA家はお寺なんです。

A家は祖父(故人)、父(故人)ですから、住職はA家の孫になります。

 

つまりA家は先々代の住職の妻の法事を住職がしたという単純な構造です。

うーん、めでたしめでたし。

 

ところが、住職がクレームをつけた訳です。

「私は住職として寺族の法事を行った」

「祖母としての法事を故人の子(C家)か、故人の子の配偶者(B家)が施主でやって欲しい」

 

??????

全く理解できない論理展開です。

 

宗派によっては寺族を副住職にしたり、住職亡きあとに住職にすることもできますが、このケーススタディでは違います。

このケースでは単なる先々代の住職の妻です。

 

葬式を法人葬でおこなうこともできません。

葬式はA家の喪主である、住職が個人でしています。

法事は当然ですが住職個人になります。

ようするに「同居の故人の孫が法事の施主をした」という単純な構造なんです。

単に施主が住職という職業に就いていたというだけです。

 

基本です、法事の施主は誰がやってもいいんです。

「やりたい人がやる」、これが基本です。

 

つまり、このケースの場合、法事の施主は住職でなくとも良いんです。

C家の故人の実子でも、B家の故人の子の夫でもかまわないんですが…

あくまでも希望をするのならです。

 

そもそも法事の基本が分かってません。

 

お葬式って、いろんな考え方がありますが、基本は故人とのお別れです。

親子であるとか、いろんな深い縁で結ばれた人が、故人と本当の最後のお別れをするのがお葬式です。

これは宗教が違っても、無宗教であっても同じです。

 

法事は

故人との再会です。

 

もちろん亡くなっているのですから、実際に会えるわけではありません。

深い縁のあった方一人一人の心の中に生き続けています。

ただし、人って毎日の生活に追われていると、つい忘れちゃうんですよね。

それをあらためて再会するチャンスなんです。

 

「私は住職として寺族の法事を行った」

「祖母としての法事を故人の子(C家)か、故人の子の配偶者(B家)が施主でやって欲しい」

理解不能でしょう。

 

法事は故人のためではなく、自分たちのためにするもんです。

「お母さん、久しぶりだねえ」

「お母さんの法事をして、久しぶりにお母さんに会えたような気がしたよ」

「久しぶりに兄弟や従妹たちとも会えて本当に良かった」

「お母さん、ありがとう」

 

ケーススタディは過去の相談事例をデフォルメして、あえて極端な住職をイメージしてみました。

もし本当にこんな住職がいたら、嫌ですねえ。

完全に宗教者として失格です。

実際にはこんな住職はいないんですが、近い実例の相談は受けたことがあります。

 

大多数の僧侶は善良で良い人なんですが…

一部にそうでない僧侶もいます。

その結果、僧侶の評判が落ちてしまいます。

しょうがないんですが、辛いです。

 

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