葬儀は大勢の人の都合の擦り合わせですよ平成31年3月27日更新

 

まずはこちらの動画をご覧ください。

 

お葬式って大勢の方の都合を擦り合わせて行っています。

仏式の場合で考えます。

 

最優先は遺族と僧侶の都合です。

2番目は火葬の予約です。

3番目に葬儀社の都合です。

 

「葬儀社の都合」が分かりにくいですね。

足利市の場合で説明します。

足利市の場合は、葬祭ホールを持たない葬儀社は非常に少数です。

 

足利市の葬祭ホールの動画の一例です。

 

これは本当の葬儀ではなく、「お披露目会(デモンストレーションです)」です。

したがって告別式だけです。

 

ちょっと寄り道しますが。

ある葬儀で参列者の方からご質問を頂きました。

「仏式の葬儀で告別式って言葉は使えるのですか?」

「本来、告別式はキリスト教の言葉ですよね」

 

間違いです。

反論するような野暮はしませんでした。

「告別式はお別れ会のことですよ」

「宗教は本来無関係ですから、仏教でも神道でも、もちろんキリスト教でも葬儀に引き続き告別式を行っていますね」

 

告別式の語源は、はっきりしています。

中江兆民です。

この人がご自分の葬式を無宗教式で行って欲しいと書いたのが始まりです。

それを著書で書いたんですね。

その無宗教式の葬式を「告別式」と書いたんです。

寄り道終了。

 

経験上、ここ10年で自宅葬は皆無です。

圧倒的に葬祭ホールでの葬式。

例外的に足利斎場(火葬場)での葬式です。

 

葬儀社の都合と言ったのは、葬祭ホールが足利市内に一つしかない葬儀社と複数所有する葬儀社があるんです。

「遺族と僧侶の都合」と「火葬の予約」が大丈夫でも、葬祭ホールの都合がダメな場合もあるんです。

一つしかない葬儀社の場合は、スタッフの数も少ないので日程変更になります。

 

複数所有する葬儀社の場合は、希望とは別のホールでの葬儀と日程変更の比較になります。

ある檀家様の例ですが、自宅から車で数分の場所にホールがあるにもかかわらず、車で30分のホールになったこともありました。

 

個人的には「遺族と僧侶の都合」と「火葬の予約」が大丈夫なんですから、ホールを変えるのではなく、葬儀社を変える方が良いと思うんですが…

実際には難しいですね。

 

最初の動画にあるように、時間の擦り合わせで行ってますから、葬儀(僧侶が行う儀式)がだいたい40分、告別式で20分、その他全てで30分くらいが目安になります。

どういうことかというと、足利市で一番人気の火葬時間は午後1時です。

葬祭ホールの場所にもよるんですが、出棺は午前12時10分〜30分くらいになります。

午前11時開式で、全部で1時間半ならば、12時半には出棺できますから、午後1時の火葬に間に合うという計算です。

 

高庵寺住職の葬儀は、葬儀の日に行う儀式のうち、かなりの部分を通夜に行っています。

したがって、葬儀当日、いわゆる葬儀の儀式は15分ちょっとです(告別式の読経は別です)。

実はこれでもギリギリです。

なぜなら法話をするから…

 

お通夜の法話は時間を気にしなくて済むので、だいたい20〜30分です。

葬儀のときは最長で10分です。

これを越えると出棺の時間に影響を与えます。

 

酷い事例を過去ログで書きました。

再掲します(抜粋です)。

 

午後1時から会議、あなたは何時に行きますか?

まともな社会人ならば、遅くとも10分前には会議室に入り、5分前には全ての準備を終え、静かに待つでしょう。

午後1時からの会議とは、午後1時から会議が始まるということです。

あたり前ですね、そのあたり前のことができない僧侶がけっこう多いんです。

 

午後1時の火葬とは、午後1時に斎場(火葬場)に到着することではありません。

最低20分前、参列者によっては30分前に到着する必要があります。(足利市斎場は知らない人だとわかりにくいんで、車の方がときどき迷うんです)

 

炉前の読経や焼香も済み、ご遺体が炉に入り、バーナーが着火され、火葬が開始される時間が午後1時なんですよ!!

 

先日も実例がありました。

私の方は午後1時の火葬で12時半に到着しました。

直ぐに葬列をつくって、炉前の読経他を始めたいところです。

ところが10分くらい待つことになりました。

 

正午の火葬の僧侶が、こちらが到着した12時半から葬列をつくり炉前に移動です。(上記に書いたように斎場葬です)

しかもこちらが待っているにも関わらず、延々と炉前の読経です。

読経の終了を待って、葬列で移動したんですが、こちらが配慮をしたことに気付いていません、当たり前だと思っています。

ようするに、自分が間違っていたとの認識が無いんです。

 

ご自分の葬儀をきちんとすることは大切にしていても、社会人として最低のマナーはガン無視です。

こういう非常識な僧侶、けっこう多いんです。

 

「いわゆる葬儀の儀式は15分ちょっと」、これについて「日本で唯一の葬儀社」の方のブログに面白い見解が載ってました。

 

家族葬1パックの読経は枕経ですから、15分ほどですが一般の人達にとってはどんな読経でも分らないが本音です。

また長い読経を嫌がる家族も多く、時間的にも良いようで、(略)

 

よくご遺族や親族、それに葬儀社の方から言われます。

「ご住職様の葬儀は本当に分かり易く感動しました」

一番評判が良いのは法話です。

それに儀式は解説付きでつとめています。

 

解説も評判は良いようですが…(一般の人達にとってはどんな読経でも分らないが本音

それよりもこちらの方が高評価の理由かな。

長い読経を嫌がる

 

どんなありがたいお経でも、「一般の人達にとってはどんな読経でも分らないが本音」では意味がありません。

私は「法話をしない僧侶」には価値が無いと思っています。

 

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