お布施の定額化の是非2019.5.2

 

まずはこの動画をご覧ください。

 

書いてあることはその通りです。

ビックリしたのは「お布施を定額化することは、布施本来の意味とかけ離れてしまいます」の情報源が僧侶だったことです(+д+)

 

問題のブログを引用します。

 

先日オンエアされたテレビ東京『こんな事でモメてます』の概要がネット記事になっていました。

そもそも私がこの番組に出させていただいたのは、お坊さん番組で必ず出る「お布施の定額化」問題です。

定額化を推奨するお坊さんがテレビに出て、一人でこれについて語ると定額化は良いことのように印象づけられてしまいますが、お布施を定額化することは、布施本来の意味とかけ離れてしまいます。

 

檀家さんからの希望がどうしても強いために定額化するお寺については仕方がない面もあると思いますが、全面的に定額化をうたうことは、やはり仏教とは相反するものだと思います。

一般の方がお布施を「支払う」という表現をされることについて、お坊さんはもっと危機感を持たねばなりません。

相場は確かにあるでしょうが、相場と定額化は違います。

 

このブログの作者です。

 

・上方落語協会所属落語家

・天台宗僧侶

 

経歴を拝見して、納得しました。

この方は僧侶ですが、住職ではありません。

 

きちんと整理しましょう。

僧侶は4種類あります。

他宗のことは分からないので曹洞宗で説明します。

 

1、 住職

みなさんが僧侶というと、直ぐに思い浮かべるお坊さんです。

ポイントは宗教法人の代表役員になります。

会社で言う社長ですね。

 

2、 副住職

かなり一般的です。

曹洞宗の場合、責任役員(会社で言う、専務や常務ですね)になれません。

法人上は従業員になります。

高庵寺の場合、住職がかなりダメ(加齢が原因です)になってきてるので、お寺の経営の中心です。

 

3、 役僧

普通はいません。

大きいお寺にはいます。

従業員です。

経営にはタッチしません。

 

4、 その他

僧侶ですが、特定のお寺に属しないお坊さんです。

フリーランスに当たります。

派遣僧侶専門の方や、上記ブログの作者の方のように、全く別の職業で生計を立てている方もおります。

 

失礼なんですが、上記の方は代表役員の経験が無いようです。

一僧侶としては書いていることは正論ですが…

実際に法人を経営すると、その考えでは法人を経営できません

 

高庵寺の場合は「お布施は定額」です。

檀家様にも明示しています。

もちろん、やむを得ない事情のある方には配慮をしています。

 

これは会社でも同じはずです。

商品に希望価格はあっても、実際の販価は同じではありません。

「やむを得ない事情」がお寺の場合は檀家様の経済事情等になるところが、会社の場合は損得計算になるところが相違点です。

利益を目的としない宗教法人と、利益を目的とする会社との根本的な違いです。

 

高庵寺住職のお寺の基本的な考えです。

お寺はだれの物?

 

お寺の歴史を見落としています。

問題のお寺は、創建1000年を越える名刹です。

1000年を越える、歴代住職、檀信徒の方、地域社会の方々の存在を見落としています。

 

さらに、重要なポイントは、おそらく、これからも続くであろうお寺の、未来の住職、未来の檀信徒、未来の地域社会、つまり、未来からのお預かりものです。

 

住職が一番肝に銘じていることです。

高庵寺は未来からのお預かりものである。

 

だから、次代へ繋ぐことが最優先です。

 

高庵寺住職が個人的に尊敬している僧侶は瀬戸内寂聴さんです。

 

その理由は動画のように法話が絶品だからです。

 

寂聴さんのお寺「曼陀羅山 寂庵」は単立宗教法人です。

寂聴さんはお布施をもらわないので有名です。

なぜならお布施をもらわなくと、お寺を維持できるからです。

簡単な理屈で、お布施無しでも経営が成立するからです。

 

高齢のため、活動の終焉が近づいています。

「生あるものは必ず死す」、絶対の真理ですから仕方がありません。

 

ポイントは寂聴さん亡きあと、このお寺は存続できるでしょうか・

当分の間、存続できると思います。

寂聴さんの膨大な著作権収入等で経営が成り立つからです。

 

考え方は色々あるでしょうが…

経営の成り立たないお寺は消滅する」、簡単な原理です。

 

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