斎場(火葬場)の歴史2019.5.22

 

斎場と火葬場の違いをご存知ですか?

いちど過去ログでも書いたことがあるんですが、その部分だけ再掲します。

 

足利市の場合は火葬場を「足利市斎場」と言います。

同じ栃木県ですが、大田原市の場合は「大田原市火葬場」と言います。

両方とも公式HP(市役所のHP)にリンクを貼ってあります。

 

比べてなにか分かりますか?

足利市斎場の場合は「式場」があります。

葬祭ホールと同じく通夜や葬儀を行える施設です。

大田原市火葬場の場合はありません。

全国的には式場も併設した「斎場」の方が圧倒的に多いのです。

 

斎場の歴史について面白いサイトを見つけました。

こちらです。

「一般社団法人 日本火葬技術管理士会」というんですね、こちらのサイトに歴史が載っていました

少し引用させて頂きましょう。

 

A重油主流時代(1955年前後〜1970年前後)

1955年(昭和30年)前後から始まった石油の自由化に伴い、経済社会の各分野で重油が多用されるようになり、火葬用燃料も重油が主流になった時代を重油主流時代という。

重油の使用により火葬時間も短縮されたため、遺族が一時帰宅することがないので、待合室が建設され、利用されるようになった。また、この時代を近代化萌芽時代ともいい、戦災復興用として簡易耐火造りで実用向きの建物が多く建設されたが、明るさを取り入れる傾向が目立ってきた。

 

B灯油主流時代(1970年前後〜1980年前後)

1965年(昭和40年)前後に始まった亜硫酸ガスを原因とする大気汚染が次第に社会問題化して1970年前後から各界において、クリーンな燃料が求められるようになった。そのため重油が敬遠され、灯油の使用が次第に主流となったので、この時代を灯油主流時代という。また、この時代は、近代化成長時代でもある。環境汚染防止の必要から強制排気と再燃炉の設置が技術的、経済的に可能となり、同時に煙突を無くし、代わりに排気筒が設けられるようになった。いわゆる無煙・無臭炉が実現して、イメージアップに大いに役立ち、建物も清潔で、明るく、快適となり、火葬場の施設の近代化が普及した。

 

C灯油・ガス併用時代(1980年前後〜現在)

中・大都市の火葬場では、都市ガスの使用が増加してきたので、灯油・ガス併用時代といい、近代化安定時代でもある。1978年(昭和53年)に火葬炉に冷却機能を持つ前室が初めて併置され、また、セラミックファイバの炉壁内張りなどが次第に普及するようになった。 さらに、煤じん制御のために電気集じん器の設置も増加し、最近ではダイオキシン類抑制のためバグフィルタを設置する火葬場も増えている。

 

いやあ勉強になったんですが…

引用していて申し訳ないんですが、些細な間違いがありました。

1955年(昭和30年)前後から始まった石油の自由化」の部分です。

 

正確に調べます。

ちゃんと「前後」と書いてますから、間違いとは違いますが…

正確に調べるときは、何度も書いてますが、国や地方自治体のHPで調べるのが鉄則です。

監督官庁の経産省のHPで調べます。

 

1950年代に中東やアフリカで相次いで大油田が発見されたことから、この頃、石油は世界的に潤沢に供給されていました。

日本では戦後しばらくの間、「外貨割当制度」(輸入代金の支払いに必要な外貨の発行を政府の許可制とすることで、自由貿易をコントロールする制度)のもと輸入が規制されていましたが、昭和37年(1962年)になって原油の輸入が自由化されます。

 

1955年前後から、石油が自由に使えるようになってきたんですが、自由化が原因ではなく、「中東やアフリカで相次いで大油田が発見」が原因です。

正式な原油の自由化は1962年ですね。

 

その法律についても、経産省のHPに詳しく解説が出ています。

 

日本政府は、19606月に「貿易・為替自由化計画大綱」を決定し、これに伴い196210月には石油輸入の大部分を占める原油の輸入自由化を行いました。

石油輸入の自由化は、外貨の割り当てを通じて原油及び石油製品の輸入の調整ができなくなることを意味するため、日本経済における石油の重要性にかんがみ、1962年に石油業法(原油輸入の自由化に対応した石油産業の基本法)を制定しました。

 

重箱の隅を突くようなことを書きましたが、「1955年(昭和30年)前後から」「火葬用燃料も重油が主流になった」ことに間違いはありません。

 

足利市でも、現在の斎場は昭和51年11月開場です。

無煙・無臭炉」になっています。

 

実は現斎場以前の記録をWEBで調べたんですが分かりませんでした。

こういうニッチな事実って、WEBではなく、足で地道に調べないと分からないんです。

その意味で、「一般社団法人 日本火葬技術管理士会」の資料って有難いですねえ。

 

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