法事でお寺に陰膳?2019.6.5

 

陰膳(かげぜん)、そもそも意味が分からない方も多いですね。

 

法事の後、参列者で食事会をすることが多いですね。

正式にはお斎(とき)と言います。

その食事会場に用意する故人のための食事です。

 

こんな感じです。

 

普通は「乾杯」はしません。

住職、じゃあこの家族は非常識なの?

いえ、違うんです。

この場合は「乾杯」が正しいんです。

なぜなら陰膳がありませんから。

 

お斎の会場に陰膳があるときは、「乾杯(かんぱい)」ではなく「献杯(けんぱい)」になります。

 

ちょっと分かりにくいんですが、最後の方の床の間の左手に陰膳がお供えしてあります。

 

お寺で法事をするときには、陰膳は無くとも良いんです。

故人と久しぶりに会って、一緒に食事をするためのものですから。

もちろんお寺で法要をして、その後お寺で食事をするのならあった方が良いんですが…

足利市ではそういうお寺を知りません。

 

高庵寺では最近ほとんど無いんですが、ときどき陰膳を用意した方が良いんでしょうかの質問を受けます。

そういうとき、陰膳の意味を説明されるとみなさん納得されます。

では、なぜ法要の場に陰膳を用意する習慣ができたのでしょうか?

この動画見ると分かります。

 

ご家庭の仏壇で法要をしていますね。

食事がお供えしてあります。

陰膳です。

この後、おそらく会食になります。

 

つまり、故人も仏壇にお供えされた陰膳で、参列者と一緒に食事をします。

足利市ではご家庭で法事をされる家が少なくなりました。

高庵寺の場合は、私が住職になってから皆無です。

ただし、ご家庭で法事をされていたときの習慣で、お寺にも陰膳を用意するというように考えるようです。

 

最後に高庵寺の場合も、実は陰膳がある場合がほとんどです。

あれ、住職、話が違うじゃない!!!

( ̄∇ ̄;)ハッハッハ、陰膳の内容が違うんです。

見た目で騙されてはいけません。

陰膳の意味が分かれば納得できます。

 

高庵寺の法事用の準備物のプリントです。

 

団子とありますね。

足利では墓参団子と言ってます。

上記プリントの画像にはありませんが、このような団子です。

 

これを法要のときにお供えします。

法要終了後、墓参の際に、墓前にお供えし、直ぐに下げて、墓参が終わった方に食べて頂きます。

他のお供物と異なり、お下がりで参列者全員が食べるためのお供物です。

つまり陰膳なんですね。

 

実はこれも陰膳です。

 

え! 住職、お酒とビールだけじゃない!!

はい、そうです。

おそらく故人は酒好きだったんでしょうねえ。

故人の好物を、ご縁のあった方全員で頂く、究極の陰膳の一つなんですよ。

 

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