「京都アニメーション」放火殺人に思う2019.7.21

 

また「川崎市の殺人事件」のような凄惨な事件が起きてしまいした。

京都アニメーション放火事件です。

このブログを書いている時点で死者が34名、容疑者も含め増えるかもしれません。

 

「週刊文春」のWEB情報に被疑者の様子が載っていました。

 

「埼玉県内の中学校を卒業後、同県内の高校の夜間部に通いながら、県の非常勤職員として勤務していました。

その後は人材派遣会社に登録をしたり、茨城県内の郵便局に勤務したりしていた記録が残っている」

 

郵便局での勤務を始めたのは2009年。その3年後、青葉容疑者はある事件を起こす。

 

「2012年6月20日未明、当時34歳だった青葉容疑者は茨城県内のコンビニエンスストアに包丁を持って押し入り、男性店員から現金を奪って逃げた。

その後同日11時頃に警察署に自首したため、強盗と銃刀法違反で逮捕されました。

自首した理由について『オウム事件の高橋容疑者のように逃げられないと思った』などと不可解な供述をしています。

当時は茨城県内の雇用促進住宅の3DKに住んでいました」

 

青葉容疑者は服役後、さいたま市の保護観察施設に入寮。

刑務所を出所した際に帰る場所がない人が最大半年間入れる施設で、宿泊代や食費の実費負担はない。

 

「2016年7月頃には退寮し、その後はさいたま市のアパートに居を移しました。

2018年頃から住民との間でたびたび騒音トラブルを起こしていて、複数回通報もあった。今月14日には20代の隣人男性の部屋のドアを執拗に叩くなどしている。

その後も部屋のドアを叩かれたため男性が苦情を言いに青葉容疑者の部屋を訪れたところ、胸ぐらをつかまれた。男性は近くの交番に通報しています」

 

なぜ被疑者が「京都アニメーション」に憤怒を持ったのかは不明です。

TVでの専門家の意見は、「『パクられた!』は被害妄想だ」でした。

おそらくそれが真実でしょう。

客観的な事実とは無関係に、被疑者の心の中には憤怒が渦巻いていました。

「京都アニメーション」を対象に。

 

ただし、推測ですが、被疑者の憤怒は「世間」に対するものでしょう。

ただし「世間」では漠然としています。

その「世間」のシンボルとして、被疑者の心の中には「京都アニメーション」がターゲットになっていたと推測しています。

 

上記の過去ログでも書いたんですが、三毒が心の中に充満した状態だったと推測します。

 

仏教には「三毒」という考え方があります。

「貪・瞋・癡(とん・じん・ち)」です。

 

WIKIから引用します。

三毒

読み方

サンスクリット語

パーリ語

意味

とん

rāga, ラガ

lobha, ローパ

貪欲(とんよく)ともいう。むさぼり(必要以上に)求める心。一般的な用語では「欲」・「ものおしみ」・「むさぼり」と表現する。

しん

dvea,

dosa, ドーサ

瞋恚(しんに[1])ともいう。怒りの心。「いかり」・「にくい」と表現する。

,

moha, モハ

moha

愚癡(ぐち)ともいう。真理に対する無知の心。「おろか」と表現する。

 

瞋恚(しんい)と言います。

憤怒の感情です。

仏教辞典にはこうあります。

 

瞋恚(しんい)

単に瞋(しん)とも恚(い)とも言い、怒(ぬ)とも訳される。

怒り憎むこと。

煩悩の中で最も激しく、衆生の善心を害し、仏道の障害となるものであるから、「瞋恚の炎」というように、火に例えられることが多い。

 

なぜここまで「瞋恚」に捉われてしまったんでしょう?

被疑者は「生きながら地獄の業火に焼かれている」ような状況にしか見えません。

 

現在知りえる情報からは、被疑者の自尊の心が全く見えません。

自分を大切に思えない人には、他者の大切さは絶対に分かりません。

被害にあわれた方の「人生」「夢」、妻や子や友人等の「思い」、それらを全て焼き尽くす業火です。

 

私は僧侶ですから、この被疑者の人生の中のどこかで「仏教の慈悲の心」に出会ていればの思いが募ります。

これが他の宗教者でも「仏教」が変わるだけで同じでしょう。

 

もちろん宗教でなくとも良いんです。

 

ただ宗教者として忸怩たる思いは募ります。

 

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