日本ではなぜ火葬が多い?2019.7.23

 

日本ではほぼ全て火葬です。

政府の統計で、火葬率は99・99%です。

我が栃木県の現時点で最新の統計では、2万64体のうち、たった3体です。

なぜこれほどまでに火葬に偏るのでしょう?

 

ちなみに高庵寺の資料で調べても、昭和22年以降は全て火葬です。

住職、それ以前は?

はい、資料が無いんです。

過去帖には「火葬と土葬の区分」はありません。

ただし、江戸時代は大半が土葬であったことは確実です。

なぜならご遺体は土に還っています。

火葬ならば、絶対に遺骨が残っています

 

では江戸時代はなぜ土葬が主だったんでしょうか?

単純な理由です。

土葬の方が安上がりだったんです。

 

実は専門家の研究によると、江戸時代も大阪は火葬が多かったそうです。

今と違い、薪による火葬でした。

葬式のとき柩を回す 右回り それとも左回り

 

上記の過去ログにインドの火葬の動画を埋め込みました。

 

大量の薪が必要でしたし、時間もかかります。

火夫の技術も必要でした。

 

土葬ならば穴を掘って埋めるだけです。

農家の人とか多い時代ですし、ずっと簡単だったはずです。

専門家も無用ですしね。

 

昭和20年代から全国的に火葬が主流になります。

斎場(火葬場)の歴史

 

A重油主流時代(1955年前後〜1970年前後)

1955年(昭和30年)前後から始まった石油の自由化に伴い、経済社会の各分野で重油が多用されるようになり、火葬用燃料も重油が主流になった時代を重油主流時代という。

重油の使用により火葬時間も短縮されたため、遺族が一時帰宅することがないので、待合室が建設され、利用されるようになった。また、この時代を近代化萌芽時代ともいい、戦災復興用として簡易耐火造りで実用向きの建物が多く建設されたが、明るさを取り入れる傾向が目立ってきた。

 

B灯油主流時代(1970年前後〜1980年前後)

1965年(昭和40年)前後に始まった亜硫酸ガスを原因とする大気汚染が次第に社会問題化して1970年前後から各界において、クリーンな燃料が求められるようになった。そのため重油が敬遠され、灯油の使用が次第に主流となったので、この時代を灯油主流時代という。また、この時代は、近代化成長時代でもある。環境汚染防止の必要から強制排気と再燃炉の設置が技術的、経済的に可能となり、同時に煙突を無くし、代わりに排気筒が設けられるようになった。いわゆる無煙・無臭炉が実現して、イメージアップに大いに役立ち、建物も清潔で、明るく、快適となり、火葬場の施設の近代化が普及した。

 

C灯油・ガス併用時代(1980年前後〜現在)

中・大都市の火葬場では、都市ガスの使用が増加してきたので、灯油・ガス併用時代といい、近代化安定時代でもある。1978年(昭和53年)に火葬炉に冷却機能を持つ前室が初めて併置され、また、セラミックファイバの炉壁内張りなどが次第に普及するようになった。 さらに、煤じん制御のために電気集じん器の設置も増加し、最近ではダイオキシン類抑制のためバグフィルタを設置する火葬場も増えている。

 

火葬の方が圧倒的に安くなりました。

知る限り日本最安の葬儀社のプランです。

 

ご逝去から散骨まで全て込みで10万円(税別)です。

さすがにこの価格では他の葬儀社は不可能ですが、格安のところ(福祉葬がメインの葬儀社)を探せば、納骨まで含め30万円のところはけっこうあります。

 

それに対し、土葬の場合はご逝去から埋葬まで、最低で数百万円です。

10倍以上はかかります。

 

過去ログから再掲します。

 

山口県の○○○○さんが入会されました。

「母親が亡くなった場合土葬を希望しているため」として関西方面の土葬墓地を希望しております。

関西方面では一箇所だけありますが、数年前の交渉において350万円程度で受け入れできるように要望しておりまして、そのように会でもお知らせしておりました。

この度、○○さんの要望により確認のため兵庫県の○○霊園にその後の状況を伺いました。

ところがいまだに整備に至っていないとの返事で驚きました。

この墓地は15?uという広さと石棺そして墓石の設置が条件となっており、総額では1千万円以上となります。

このような設定のせいかその後も埋葬が行われていないようでした。

 

やむなく○○さんには、埋葬の際は茨城県の墓地を勧めました。

後日、何度も○○さんからお電話をいただきました。

今後の参考になると思いますので埋葬までの状況をお知らせします。

「役所では火葬許可証しかなく、埋葬許可を出していないということでどうしたら良いか。葬儀社では県外への遺体搬送はしていないこと。

遺体を運ぶとすれば何百万もかかると聞いた。警察の通行許可がなければ遺体は運べないのか。」

これらの懸念を払拭するために、山梨での埋葬につきましてはたとえ火葬許可証でも埋葬扱いしておりました。

しかし茨城の墓地では役所が火葬許可しか出せないのであれば、その書類に訂正印を押して埋葬許可証として書き直してもらえれば良いとしました。

棺の搬送に関しましては今回初めて会で引き取りを行うことにし、その際喪主の同乗もできるように致しました。

 

そして、その後の状況から20日にご遺体を引き取りに伺うことになりました。

もちろん警察の許可などは要りません。

ところが葬儀社から連絡があり、役所では火葬許可証を埋葬への訂正はできないと言っていると、これには驚きました。

すでに許可証をもらって埋葬先にファックスをしていると思っていたからです。

役所では埋葬が禁止されていないにも関わらず勝手に火葬許可証のみにしてしまっているのです。

それを訂正できないとは。

 

総額では1千万円以上」、こんな実例があるんです。

日本最安の葬儀社のなんと100倍です。

 

もちろん金銭的な問題だけではありませんが…

ご逝去から埋葬まで1千万円以上をご用意できない方の方が多いですからねえ。

 

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平成26年3月31日を以て全ての整備工事が竣工いたしました。

今後数十年間に亘り、寄付の要請は一切ありません。

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