曹洞宗の正式な盆棚(精霊棚)の飾り方2019.8.8

 

曹洞宗の正式な盆棚(精霊棚)の飾り方について。

 

何度も書きましたが、お盆の行事は習俗です。

地域差がものすごくあるので、そちらを優先して下さい。

 

例によって、行持規範で調べます。

 

盆棚(精霊棚)の記述はありません。

施餓鬼棚の記述があります。

盆棚はこれを模したものです。

 

 

準備の部分だけ引用しましょう。

分かり易くするため、できるだけ意訳(日本語ですけど…)します。

 

施餓鬼棚の左側に花、右側にローソクを置く。

中央に位牌を置いて、その前に香炉を置く。

その他の供物は中央にご飯を置く。

右側に浄水を置く。

左に水の子を置く。

 

これを元に盆棚(精霊棚)を飾ります。

生菜

 

浄飯

 

心まち牛馬

 

心まち牛馬

 

浄水

 

水の子

 

 

心まち牛馬は、キュウリとナスで作りました。

キュウリの馬とナスの牛の作り方です。

 

飾り終わった後は漬物等にして食べるのが本来の供養ですが…

今は酷暑ですから無理ですねえ。

 

生菜(しょうさい)とは、新鮮な野菜を盛ったものです。

 

ウェブでいろいろと調べたのですが、お寺のHPで精霊棚に「水の子と浄水」が書いてあったのは曹洞宗だけでした。

ということで、曹洞宗の信者の方でしたら、ぜひこれは飾って欲しいものです。

 

ただし、「水の子と浄水」だけはお供えする意味が全く違います。

他のものは全てご先祖様へのお供えですが、この2つだけは違うんです。

送り火と迎え火」の過去ログで書いたんですが…

 

お盆の正式名称は「盂蘭盆会(うらぼんえ)」。

「盂蘭盆」はインドのサンスクリット語の「ウラバンナ(逆さ吊り)」からきた言葉だといわれています。

お釈迦様の弟子のひとり、目連尊者(もくれんそんじゃ)は神通力によって亡き母が餓鬼道に落ち、苦しんでいると知りました。

どうしたら母親を救えるか、お釈迦様に相談したところ、お釈迦様は「夏の修行が終わった7月15日に僧侶を招き、多くの供物をささげて供養すれば母を救うことができるであろう」といわれました。

目連尊者がその教えのままにしたところ、その功徳によって母親は救われたということから、精霊を供養する盂蘭盆会の行事が生まれたといわれています。

 

ご先祖様にいろんなお供物をお供えしても、そのままだと餓鬼が寄ってきて食べちゃうんです。

ということで、餓鬼に食べられないように、「水の子と浄水」で餓鬼の飢えを癒すという意味がありました。

 

最後に素麺が飾ってありますが、これは完全な習俗です。

七夕由来の習俗です。

 

実際は「諸説あります」レベルの話です。

でもこれを「全国乾麺協同組合連合会」がプッシュしています。

ちょっと引用しましょう。

 

七タは、中国から伝わった五節句(115日七草・33日桃の節句・55日端午の節句・77日七夕・99日重陽の節句)の一つで、中国から伝わった彦星(牽牛)と織姫の星祭りである。

竿竹に短冊を飾りつけ、七夕飾りをする。

その短冊には「願いごと」を書き成就を祈る。

加えて、「そうめん」を糸にみたて「芸事(機織)が上手になるよう」小麦は毒を消すといった言い伝えから「健康を願い」また、年一度の彦星と織姫のデートにあやかって「恋の成就を願い」行事食である「そうめん」を食べたという・・説もある。

全国乾麺協同組合連合会では、昭和57年からこのような日本古来から伝わる五節句の行事に欠かせない行事食の7月7日七夕の「そうめん」を広く認知されるよう、77日「七夕・そうめんの日」と決め、芸事に限らず恋愛・健康の願いごとが叶うよう七夕に「そうめん」を食べるよう、普及を図っています。

某社で行ったアンケートで、行事食について「古くから伝わる食文化で、とてもいい」「子供にも、教えていく必要がある」と考える主婦が90%を超えているという結果が出ました。

「七夕にそうめん」天の川を眺め、願い事をお願いしてはどうですか…。

 

( ̄∇ ̄;)ハッハッハ「説もある」ですか。

最近のサイトはIT屋のサイトが上位に出てくるんで、さしたる根拠の無い内容でも自信満々に書かれてますからね(-_-;)

酷暑の時期です。

食欲も減退しているんで、さっぱりとした素麵は良いですねえ(^^)

 

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