お墓ディレクターってなに?2019.8.23

 

石屋さんに資格もなにもないと思っていますが…

一応、関連する国家資格は2つあります。

 

土木施工管理技士石材施工技能士です。

 

前者が基礎工事に関係します。

 

 

 

 

鉄筋を組んでコンクリートの打設ですから、あった方が良いかもしれません。

ほとんどの石屋は持ってなくとも上手にできますが…

 

後者は建て込み工事です。

 

 

お墓の工事はこの2つですから、持っていた方が良いとは言えますが…

個人的に知っている、明らかに腕の良い石屋は…

持っていません。

 

なんか国家資格というと「凄い」と思われるかもしれませんが…

錯覚です。

確かに凄い国家資格もあります。

業務独占資格という資格です。

 

これは代表例が医師や弁護士のように、この資格が無いと仕事をできません。

医師の資格が無い人が治療をすると、逮捕されて刑務所送りになる場合が多いくらいです。

 

この他に「名称独占資格」「必置資格」「技能検定」があります。

土木施工管理技士と石材施工技能士は最後の「技能検定」です。

はっきり書くと、持っていれば一定以上の技量があるというそれだけの意味しかありません。

 

それでも国家資格ですから、それ以外の資格よりはずっとマシです。

 

石屋業界にも国家資格じゃない資格がいくつかあります。

知っているのは「お墓ディレクター」と「墓地管理士」の2つだけですが…

 

以前に葬儀社の資格の過去ログを書きました。

この中に「仏教葬祭アドバイザー」の資格について触れてあります。

 

この資格については「考える葬儀屋さん」のブログが秀逸ですので、そちらにリンクを貼っておきます。

仏教葬祭アドバイザーを目指してみよう

 

こちらは日本仏教協会の方のメッセージが秀逸ですね。

「考える葬儀屋さん」さんは掲載許可をもらっていますが、私は「考える葬儀屋さん」の引用許可しかもらってないので…

さすがに再引用はまずいので、上記リンクからご覧になってください。

 

ようするに国家資格以外の民間資格は資格自体には意味がありません。

ただし、民間資格でもその有効性が広く認識され、「業務独占資格」以外の国家資格より価値の高い資格も少しはあります。

例えばTOEICとかそうですね。

 

さて、「お墓ディレクター」ですが、民間団体の「日本石材産業協会」が認定している資格です。

栃木県では協会に加盟している石屋さんは圧倒的に少数です。

当然、高庵寺住職が認めている石屋は皆無です。

こちらの17社です。

 

その中で「お墓ディレクター」を持っているのは、たった2社です。

うーん、協会内でもあまり評価されて無いようです。

 

2級の試験問題回答が公開されています。

合格率は80%を越えていると書いてありました。

少なくとも普通車の運転免許よりは格段に易しいようです。

合格ラインは何点かな?

 

ネタ元は、横浜の日野公園墓地の米陀石材店の5代目のブログです。

了解を得ているので、今回はさらに引用します。(前回引用した部分は上記ブログを見て下さい)

 

そして二級の試験内容は正誤判定50問多肢選択50問、70点以上で合格だそうで。

 

・・・・ぬる過ぎぢゃね?

テキスト持ち込み可ってのは知っていましたが、改めて内訳みると、ちょっとなぁ。

「正誤判定」「多肢選択」などとかっこつけて言っていますが、

要は「○×問題」に「4択問題」でしょ?

もっとこう、「穴埋め問題」とか「文章形式」とか考えさせられる問題かと思っていましたが。持ち込み可だし。

 

ビックリです。

70点以上で合格」「持ち込み可

意味あるんでしょうか?

 

失礼ながら、高庵寺住職も試しに回答してみました。

もちろんなにも見ないで回答です。

不正解はたった2ヶ所でした。

ようするに98点です。

坊さんですが、石屋でもないのに(;´д`)トホホ

これでどうして2割弱も落ちるんだ。

 

もう一つの「墓地管理士」は???

 

はっきり言って、石屋さんのための資格じゃありません。

墓地管理者のための資格です。

墓埋法に載っています。

 

第13条 墓地、納骨堂又は火葬場の管理者は、埋葬、埋蔵、収蔵又は火葬の求めを受けたときは、正当の理由がなければこれを拒んではならない。

第14条 墓地の管理者は、第八条の規定による埋葬許可証、改葬許可証又は火葬許可証を受理した後でなければ、埋葬又は焼骨の埋蔵をさせてはならない。

2納骨堂の管理者は、第八条の規定による火葬許可証又は改葬許可証を受理した後でなければ、焼骨を収蔵してはならない。

3火葬場の管理者は、第八条の規定による火葬許可証又は改葬許可証を受理した後でなければ、火葬を行つてはならない。

第15条 墓地、納骨堂又は火葬場の管理者は、省令の定めるところにより、図面、帳簿又は書類等を備えなければならない。

2前項の管理者は、墓地使用者、焼骨収蔵委託者、火葬を求めた者その他死者に関係ある者の請求があつたときは、前項に規定する図面、帳簿又は書類等の閲覧を拒んではならない。

第16条 墓地又は納骨堂の管理者は、埋葬許可証、火葬許可証又は改葬許可証を受理した日から、5箇年間これを保存しなければならない。

2火葬場の管理者が火葬を行つたときは、火葬許可証に、省令の定める事項を記入し、火葬を求めた者に返さなければならない。

第7条 墓地又は火葬場の管理者は、毎月5日までに、その前月中の埋葬又は火葬の状況を、墓地又は火葬場所在地の市町村長に報告しなければならない。

 

上記にある管理者のうち、墓地に関するのが墓地管理者です。

権利や義務が法律で明確に規定されています。

 

この「墓地管理士」に関する通信教育テキストの内容が載っています。

公益社団法人 全日本墓園協会」という団体です。

この団体の認定資格です。

 

内容は…

素晴らしい!!

「お墓ディレクター」とは天と地ほど違います。

全国のお寺の住職はこのサイトを精読すべきです。

でも、石屋さんの仕事には全く関係無いですねえ。

 

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