孤独死 ご遺体の生々しい状態2019.9.1

 

高庵寺住職も孤独死の凄惨なご遺体での葬儀や、種々の事情で死亡診断書をもらえなかったご遺体の状態の良くない葬儀を経験しています。

過去ログでも書いたんですが、ご遺体の時間経過の状況です。

専門家のサイトから引用します。

 

ご遺体は次の順序で変化します。

@ 死後は血の気が引いた顔色になります。

 (血液は身体の下に溜まりうっ血状態となっています)

A 時間が経過すると黒っぽく変色します。

 (この段階になると死臭は強くなります・布団安置の限界)

B 赤や緑の色が体中に出てきます

 (相当な腐敗臭がして、家族に合わせるのは躊躇します)

C 全体の皮が剥けたり、顔の判別ができなくなります

 (発酵したような腐敗臭となり家族でも会わせられません)

 

大半の葬儀は@の状態です。

つまり白いお顔です。

死に化粧をされてますから、一般の方には分からないと思いますが…

 

 

Aの状態のご遺体もわりとお見かけします。

家族が外出中にご逝去、発見まで数時間。

この場合、ご逝去の場所の気温等により極端に差が出ます。

とにかくご遺体を良好な状態に保つ方法は「冷やす」、これしか方法はありません。

 

最近の事例では、気温30度を少し越えたくらい、室温も同程度レベルです。

家族が朝外出し、夜遅く帰宅したらご逝去の事例です。

30度少しで半日という状況です。

直ぐに救急車(ここ大事です、詳しくは上記リンク先)、救急搬送はされずに警察へ、遺体搬送は翌日。

結局、ご逝去から遺体安置まで約1日です。

 

ご自宅での遺体安置でしたが、安置のとき、はじめてドライアイスの措置となります。

この事例では喪主から相談を受け、その時点でアドバイスができました。

警察へ行く前に、安置場所の部屋の温度を地球に厳しい18℃に設定し、予め冷やしておくように…

 

とにかく冷やすことが最重要です。

 

うーん、やっぱり30度超だとけっこうご遺体が傷むのは早いですねえ。

お顔は黒くなってました。

 

エンバーミングは必要ありません

 

この過去ログで書いたんですが…

@ の状態ではエンバーミングは非常に効果があります。

A の状態では微妙ですねえ。

 

もう少しご遺体の損傷が進むと…

皮膚に水泡ができ、これが破れて腐敗臭がきつくなります。

こうなるとエンバーミングは全く無意味です。

この状態に真夏の外気温40度近い状況だと、まる1日でなっちゃいます。

とにかくご遺体の保存に最重要なのは温度管理です。

 

 

春や夏などは、カーテンで直射日光を遮るのも重要なんですよ。

 

さらに腐敗が進むとBになり、死に化粧が困難になります。

さらに進むとCになります。

 

住職、その後は?

はい、こうなります。

 

 

さらに進むとこうです。

 

 

ちなみに高庵寺住職が経験したのはBまでです。

親族から連絡があって、葬儀屋さんに確認すると。

「今別棟に棺で保管しているんですが…」

「臭いがきつくてどうしようもありません」

 

結局、翌朝の一番の火葬の予約を取り、炉前の読経だけをする。

本来は午前10時の火葬だが、火葬場の協力を得て、午前9時に火葬にする。

連絡が可能な親族にその旨を連絡する。

以上の指示を出しました。

 

発見者の親族(この人が死亡届に署名捺印)は了解済みなので、法的に問題はありません。

幸に喪主になる親族にも無事に連絡がつき、火葬に間に合いました。

 

もしこの後も続くと(例えば発見が半年後)、白骨死体レベルになります。

この段階では身元の特定はDNA鑑定になります。

 

高庵寺住職も「夏場で死後約1月」の連絡を受けたことがあります。

もちろん孤独死で喪主は兄弟です。

幸か不幸か遠方だったので、火葬にして頂き、遺骨の状態で高庵寺で葬儀を行い、埋葬となりました。

 

「○○さん、身元の確認はされたの?」

「はいしました」

「警察官が無理して見なくて良いと言ったんですが…」

「その後、食事が喉を通りませんでした」

 

一応DNA鑑定はしなくとも良かったようですね。

状況から、身元特定は状況証拠で明らかだったんでしょうねえ。

運用で形だけ親族に見てもらい、身元特定とする場合も多いようです。(厳密には問題でしょうねえ)

 

良く引用をさせて頂く葬儀社のブログに事例がありました。

 

今年も死後2週間の孤独死

 

ポイントだけ引用します。

 

「死後2週間経過」

》お盆前なら猛暑でしたから見た目で判別出ない状態

》すぐに引き渡せるのはDNA鑑定まで行かず判別できた

》蠅は数世代繰り返し、うじ虫だらけのはず

》強烈な臭いで体液も出て、専用の死体袋で冷蔵庫保管

》あんしん館に置ける状態ではない

》専用死体袋は新品を持って行き交換が一番簡単

 

その対策です。

 

「実際の流れ」

》棺の準備(ゴム手、マスク、白ガムテープ)

 (棺の隙間はガムテープで完全に塞ぎます)

》警察で使用しているゴム製死体専用の袋の準備

 

警察で使用しているゴム製死体専用の袋の準備」の意味が解説してありました。

専用死体袋は新品を持って行き交換が一番簡単」、なるほどです。

 

もうひとつ「白ガムテープ」の使い方です。

棺の隙間はガムテープで完全に塞ぎます

うーん、葬儀屋さんでも修羅場を知らないと準備できませんなあ。

高庵寺住職の経験した事例、柩をガムテープで密閉してませんでした。

 

説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: D:\Documents\ホームページ\new kouanji home\sub11\b_ani010.gif

 

検索でこられた方は、こちらをクリックしてください。トップページに戻ります。

 

平成26年3月31日を以て全ての整備工事が竣工いたしました。

今後数十年間に亘り、寄付の要請は一切ありません。

日本唯一のユニバーサルデザインの寺、安心してお墓をお求めください。

 

お葬式・ご法事・改葬(お墓のお引越し)・お墓の建立

お困りの方、なんでもご相談に応じます
メールでのお問い合わせはこちらから