遺体用冷蔵庫で預かってもらう これで安心?2019.9.12

 

まず、ご遺体の時間経過の状況です。

専門家のサイトから引用します。

 

ご遺体は次の順序で変化します。

@ 死後は血の気が引いた顔色になります。

 (血液は身体の下に溜まりうっ血状態となっています)

A 時間が経過すると黒っぽく変色します。

 (この段階になると死臭は強くなります・布団安置の限界)

B 赤や緑の色が体中に出てきます

 (相当な腐敗臭がして、家族に合わせるのは躊躇します)

C 全体の皮が剥けたり、顔の判別ができなくなります

 (発酵したような腐敗臭となり家族でも会わせられません)

 

同じサイトの別のブログから実際の対応例です。

 

深夜0時30分の電話、隣接市病院へのお迎え。

最初の電話で病院から「明日の朝9時頃お迎えでも冷房が効いてるから問題ありません」と言われたらしいが、病院はパジャマだけで動き回れる室温ですから、9時間は腐敗する可能性が高いと判断しお迎え可能時間を確認したら再度連絡してくださいと伝える。

 

午前2時近くになりようやく搬送できる状態になり、前橋あんしん館まで戻って安置。

 

とにかくご遺体を良好な状態に保つ方法は「冷やす」、これしか方法はありません。

冷やす基本はドライアイスです。

 

専門家の動画を3つ貼り付けます。

 

 

 

 

9時間は腐敗」、それで「午前2時近く」に搬送に向かい、午前3時前にはご遺体安置完了です。

この葬儀社は非常に有能な葬儀社ですから、お迎えに行って直ぐにドライアイスを当てているはずです。

つまり、ご逝去から「パジャマだけで動き回れる室温」で2〜3時間程度までは大丈夫ということです。

9時間はアウトということです。

 

最後の動画で「6時間はきついですね」と言ってますね。

この動画では「これから暑くなる」と言ってますから、「パジャマだけで動き回れる室温」よりは少し気温は高いでしょう。

実に単純で、温度が低ければある程度大丈夫で、室温40℃超(足利市では一番暑い時期普通です)では、格段に腐敗が早く進むということです。

 

葬儀屋さんの仕事の本質は、過去ログでも書いたんですがソリューション(問題解決)ビジネスです。

重要なポイントなんで、少し再掲します。

 

葬祭屋の感動サービス幻想

 

葬儀とは購買意欲が高まった結果購入される商品ではありません。

望まない困りごとが発生してしまったから仕方なく購入されています。

つまり葬祭業はソリューション(問題解決)ビジネス。

我々葬儀屋さんの仕事は遺族が困りごとの解決にがんばらなくてもいいようにする、つまり顧客努力を減らすことなのです。

 

具体的に書かれています。

 

    動転している遺族の気持ちを落ち着かせるように凛とした振る舞いをすること

    耳の遠いお年寄りにも良く聞こえるような、通る声で話すこと

    なにも分からない遺族が安心できるように、信頼できる情報を提供すること

    誰が聞いても分かりやすい話し方をすること

    明確で納得できる葬儀費用を提示すること

    顧客を慮って、適切に絞り込んだ選択肢を示すこと

    喪主が少しでも故人を想う時間がとれるように、段取りに関しては必要なときにだけ適切なタイミングでアラートを出してあげること

    遺族が宗教儀礼の作法に気を使わなくてもいいようにすること

    お別れの時間をできるだけ確保できるよう無駄のない段取りを組むこと

つまり故人を生き返らせること以外の、顧客のための問題解決を全部やれ!ということです。

 

その仕事の一番最初にすることがご遺体の保全です。

これがダメだと全てダメになります。

葬儀屋さんって「遺体屋」さんでもあるんです。

 

実は足利市内の葬儀社ではそれほど多くないんですが、「遺体冷蔵庫」をお持ちの葬儀社さんもあります。

ところがこれで保存していても腐敗臭がする場合があります。

たいていは冷蔵庫に入れる前の措置に問題があります。

 

これを理解するには遺体の腐敗に対する知識が必要です。

ご遺体の腐敗は、通常の腐敗以外に、自己融解があるんです。

 

WIKIにリンクを貼ってありますが「書きかけの項目」です。

ちゃんとしたサイトもあるんですが…

医学系のサイトなんで、専門的過ぎて…、ダメですなあ、素人には無理です。

一応、引用します。

 

自己融解(じこゆうかい、英: autolysis)は、個体の死亡後にその組織や細胞が自身の酵素によりタンパク質、脂質、糖質などが分解され軟らかくなる現象。

胃腸粘膜が胃液や消化酵素により消化されることを特に自己消化と呼ぶ。

自己融解は消化管、膵臓、脾臓、肝臓、胆嚢、副腎髄質において起こりやすい。自己融解が開始した組織ではその構造は不明瞭となり消失に向かう。

標本作成における固定は自己融解や腐敗を抑えることを目的とする。

 

まず、葬儀屋さんが自己融解を起こすお腹回りにドライアイスを当ててくれないとダメなんですよねえ。

どうもそれができない葬儀屋が多いようです。

一番の基本ができない葬儀屋ですから…

全てダメです。

 

普通の腐敗は5℃以下に冷やせば止まります。

ところが自己融解では0℃以下にしないとダメなんです。

ということでチルドまたはパーシャルでの保存になります。

 

実際には自己融解の原因となる腹部はドライアイスで急速冷凍をし、0℃〜4℃くらいで冷蔵庫で保存するそうです。

「遺体冷蔵庫」をお持ちの葬儀社でも、正しく使えないと効果が薄いということです。

まあ、真夏の自宅安置でも平気で布団安置をする葬儀社も多いですから…

 

もちろん正しく対応すれば可能です。

室温を可能な限り低くエアコンで冷やし、布団の内部はもちろん、頭回りや必要な部署にきちんとドライアイスを当てられればですが…

親しい葬儀屋さんは、真夏は柩でガンガンにドライアイスを使いますと言ってました。

その方が安全ですね。

 

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