ペット土葬マニュアル2019.9.19

 

愛するペットが亡くなった。

どうしよう?

 

都市部やマンション等にお住まいでしたら、火葬にする以外方法はありません。

しかも火葬した遺骨は、人の遺骨と同じで、ほぼ永久的に残ります。

詳しくはこちらの過去ログに書きました。

 

火葬の骨はなぜ土に還らないか

 

ご興味のある方はお読みください。

 

住職として、お墓の改修や、改葬、墓終まいでかなりの数のお墓を見てきました。

土葬の遺骨はほぼ土に還っていました。(最低で70年以上です)

火葬の遺骨は全て完全に残っていました。

体験上、火葬の遺骨は70年では完全に残ります。

ここから先は推測ですが、火葬の遺骨が土に還るのには数百年では不可能です、数千年だと思います。

 

もちろんペットの遺骨も同じです。

火葬にした遺骨は、ペット用のお墓に埋葬するか、散骨するしか方法はありません。

都市部やマンション等の場合は、散骨もお金がかかるので、最初から業者に依頼して、火葬から埋葬までお願いするのがベストです。

 

ということで、ペットの葬儀屋さんが繁盛することになります。

 

実は先日相談を受けました。

ペットの死期が近いので、「どうしよう?」。

 

幸いに庭付きの持ち家です。

希望は「庭に土葬をしたい」です。

 

「法律上は可能ですか?」

「全く問題ありません」

「嫌な表現ですが、ペットの遺体は法律上は生ゴミと同じです」

「公園等に埋葬するのは法律違反ですが、自分の庭に埋めるのは問題ありません」

 

自分の土地で、生ゴミを堆肥にするのと同じなんです。

もちろん悪臭等で近隣に迷惑をかけることは法律違反です。

 

「深さはどれくらいにしたら良いですか?」

 

実はこれが最大のポイントです。

WEBで調べると…

 

最低でも1メートルくらいの深さに埋葬し

 

トホホです。

IT屋さんのサイトやペット葬儀業界のサイトで共通しています。

どこにそんなルールがあるんだ???

 

人のご遺体の場合は、ほぼ共通ルールがあります。

自治体ごとに決まっているんですが、これ以外のルールを見たことがありません。

それは…

 

足利市墓地、埋葬等に関する法律施行細則

(埋葬の方法)

第9条 死体を土中に葬るには、その深さ地下2メートル以上としなければならない。

 

いくつか調べた範囲で全て「深さ地下2メートル以上」でした。

たぶん、ここから出てきた推測でしょう。

 

ペットの遺体が一番早く土に還るのは、地表に置いた場合です。

この方が昆虫やバクテリアの活動が活発になるので、一番早く土に還ります。

ただし、これはできませんね。

 

人と同じ深さ2mにしたら、昆虫の活動は期待できません。

バクテリアだけになりますが、非常に分解が遅くなります。

1mでも凄く時間がかかります。

 

かといって、浅いと肉食の生き物に掘り起こされる心配もあります。

また悪臭が周囲に漏れる可能性もありますしね。

 

こういうことをきちんと調べた方もいるんです。

上野正彦」という方です。

法医学者で、元東京都監察医務院長ですから、死体の専門家ですね。

その研究がです。

ポイントだけ引用します。

 

家の池で飼っていた鯉や金魚が死んだときに、私は10cm、20cm、30cmの深さで庭に穴を掘って、それを埋めてみた。

すると、夜に猫がやってきて、10cmだと土の中を掘って食べてしまう。

しかし、20cm以上の深さだとまったく気づかずに、猫はそのまま通り過ぎてしまうのだ。

 

これを読むと20cm掘れば十分のようです。

ペットが犬や猫の場合は、もう少し余裕をみた方が良いでしょう。

魚類とは臭いの強さが違うでしょうから。

それにしても30cmで十分のはずです。

 

ただし、分解されると体積が減少しますから、上に土を盛っておいた方が良いでしょう。

目印にもなりますしね。

 

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