お葬式にお坊さんが馬のしっぽのような物を持っていた2019.9.25

 

まずはこの動画をご覧ください。

 

 

曹洞宗の結制という行事です。

偉いお坊さんが色んな物を持ってますね。

 

まず、馬のしっぽのようなものです。

払子(ほっす)と言います。

 

この他にも3種類あります。

 

これは如意(にょい)と言います。

 

これは笏(こつ)と言います。

 

その他に中啓(ちゅうけい)という物があります。

これには、赤と黒の2種類があります。

 

 

 

これらの持ち物は、いずれも僧侶が威儀を正す持ち物です。

 

なぜ4種類あるかというと、格式によってランクを分けているからです。

払子>如意>笏>中啓

という順です。

 

なぜこの順か?

 

仏教って、元々は古代インドから日本に来ました。

本来の使い方に関係があるんです。

 

払子って白いのが馬の尻尾のようですね。

実際に馬の尻尾を使った物もあります。

本来の用途は、虫を追い払う道具でした。

 

仏教では殺生を嫌いますから、アブやハエ等を殺さずに追い払ったんです。

お坊さんが修業の邪魔をする虫たちを追い払う道具だったんです。

 

如意の形、孫の手に似てませんか?

これも修行中に背中が痒くなったとき等に癒す道具だったんです。

 

古代インドからある道具だったんで、上位の順位になりました。

 

笏は中国が発祥のようです。

笏(こつ)は笏(しゃく)とも読みます。

 

神職が使う笏はこちらです。

 

 

お坊さんの笏と同じで威儀を正すための物ですが…

元々はカンペのような道具だったんですよ。

いずれにしろ、中国が発祥のようなんで、第3位です。

 

最後の中啓は中途まで開いた扇子です。

今でも扇子のように使えますが、宗派によっては経本を上に置く台のような使い方もあります。

日本発生なんで第4位です。

お釈迦様に近い順になっているんですね。

 

ということで、お葬式のときは「最高の格式で行ってますよ」のアピールで払子を使います。

ただし、お通夜のときは、普通笏になります。

葬儀のときは払子になります。

なぜなら引導を渡すからです。

 

ということで、お葬式で一番大切なのは引導になります。

引導法語を唱えるときは必ず払子を振るいます。

 

こちらの動画をご覧ください。

 

 

「仏壇の開眼で払子を振るう」???

聞いたことがありません。

 

威儀を正すための持ち物として、高庵寺住職は赤の中啓です。

なぜなら開眼は慶事ですから。

たいていは法事を兼ねる場合が多くなります。

その場合は、開眼で赤、法事で黒を使用します。

 

では開眼で払子を振るうことは無いのか?

お寺のご本尊の開眼等の場合は振るいます。

 

高庵寺住職は千手観音墓苑の開眼のときだけ振るいました。

 

ちなみに如意の解説動画です。

 

>

 

困りましたねえ。

如意と笏は別物です。

仏壇屋さんですから知識はあります。

問題は中途半端で間違いが含まれているんです。

全部間違いなら、むしろ害は少ないんですが(;´д`)トホホ

 

先日のTVの番組「二代目 和風総本家 明日からお彼岸!お墓参り学&宮本隆治、お墓を買う」も酷かったですねえ。

 

 

TVやWEB上の情報って、けっこう間違いが多いです。

お寺のことならお坊さんのサイト、葬儀のことなら葬儀屋さんのサイト、できるだけ本職の方のサイトで調べましょう。

 

補足

 

前回のブログ「お彼岸の中日です 曼殊沙華は蕾がでました」に彼岸最終日の様子と、定点観測の状況を追記しました。

ぜひご覧ください。

 

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