足利台風19号の水害大丈夫か? 追記あり2019.10.11

 

昭和22年のカスリーン台風で9月15日に堤防が決壊し、足利市は未曽有の大災害にあいました。

この時の総雨量が400mm弱(380mmだそうです)です。

 

本日の天気予報で以下のようになってました。

うーん、直撃ですね。

 

まいったね、足利市は320mm以上です。

カスリーン台風と同レベルですね。

 

カスリーン台風の進路です。

 

詳しくは政府のこの資料をご覧下さい。

 

カスリーン台風と渡良瀬川流域

 

引用します。

 

足利地区の決壊の中で、最も激甚な被災をもたらしたのは渡良瀬左岸岩井山に取り付く十念寺堤防の決壊である

 

その場所はここです。

 

画像です。

 

河川改修工事で現在は様子が様変わりしていますので分からないですね。

現在の地図を貼り付けます。

岩井山は変わっていません。

 

 

上記地図の現在の河川敷のようですね。

現場はなんども歩いているのですが、決壊場所を示す目印は見当たりません。

 

地図の「栃木県 安足土木事務所」付近に、昔大きな池があり、住職がこどもの頃、よく釣りをしました。

その池の名前が「水害池」でした。

 

さらに政府の資料から引用します。

 

十念寺堤防の決壊については、足利市史などで次のように述べている。

1947(昭和22)年9月15日、カスリーン台風の襲来により朝から強い雨が降り続き、渡良瀬川は刻々増水していたが、午後1時ごろ、台風通過に伴い、天気は晴れたが15時ごろまた降り出した。夕方になり再度、土のう積みの作業を行ったが堤防は緩み、地面に手で杭が打てる状態であった。

19時30分ごろには堤防から越水を始めた。20時15分ごろには、桜並木があり、どっと住宅地に水が流れてきた。

この決壊では、水の廻りが速く避難の余裕はなく、自宅の2階に逃れるのがやっとであったとの証言もある。

この十念寺堤防は、桜並木があり荷車程度が通れた。決壊箇所は桜並木のところより南側であった。

この堤外側には防水林があったが、競馬場設置のため伐採され、土手は戦後で畑等に耕作されていたところもあった。

この地先の堤外地には人家部落があり、被害は大きくなった。

 

周辺は、朝になると水面と1m近く厚くヘドロが固まっていた。

16日以降は、消防団は炊き出しや遺体の捜索、収容に従事したがこれらの作業は9月一杯続いた。

遺体は泥に埋もれていて捜索は難航し、防風林などの高いところに引っかかっている遺体もあるほどであったが、遺体は次々と収容され川原と化したところに何十人と並べられるという悲惨な状況であった。

 

足利市の資料にもあります。

 

その時の被害の貴重な写真です。

同じく体験談です。

 

昭和22年には住職は生まれていません。

檀家様でも90歳くらいから上の方は鮮明な記憶があります。

過去ログから引用します。

 

高庵寺の檀家様で、熱心にお墓参りにいらっしゃる妙齢のご婦人がございます。

住職も大好きな方で、境内でお会いすると、つい長話をしてしまいます。

この方と、このお話をすると、どうやって終わりにするか苦労することになります。

 

この方が、文字通り妙齢の頃の大災害です。

カスリーン台風の大災害です。

もちろん、住職の生まれる前の出来事です。

 

住職も、亡き父やその他の方々からお話を伺いました。

高庵寺は、巨大な古墳の上に建立されているため、周囲より1m強高台になっております。

 

当時、境内の西端に竹藪がありました。(住職の子供の頃まであり、記憶にございます。)

その日、渡良瀬川は何ヶ所か決壊したのですが、高庵寺の少し上流の地点でも決壊いたしました。

高庵寺の付近は、あっというまに激流に飲まれたそうです。

そして、翌朝、竹藪に何十体というご遺体が引っかかっていたそうです。

 

そのご婦人は、63年前の事なのに、話し出すと、頭の中がいきなりワープしてしまいます。

住職は貴重なお話を伺え、勉強になりますが、お年ゆえ、お体にご負担がかからないか、心配してしまいます。

その時の恐怖、悲惨な体験は、昨日のことのように残っていらっしゃるのです。

 

住職も亡き父から話をなんどか聞きました。

父は小学校の教師をしていて、当時、県北の小学校に勤務していました。

 

たまたま帰省したら、本堂の前庭に水死体がいっぱい並べてあって、悪臭に参ったとの話です。

高庵寺の竹藪に引っかかっていたご遺体です。

 

今回の台風で大きな被害がでなければ良いんですが。

 

追記(10.13

 

隣接市の河川が堤防決壊をおこしました。

NHKのニュースです。

 

栃木県佐野市では市内を流れる秋山川が決壊し水が付近の住宅地に流れ込んでいます。

浸水した住宅などに取り残されている人がいると見られ消防や自衛隊が救助活動にあたっています。

佐野市危機管理課によりますと市内を流れる秋山川が12日夜9時すぎに氾濫しました。

午前7時前NHKがヘリコプターで撮影した映像では、佐野市赤坂町付近で秋山川の左岸の堤防が数メートルにわたり決壊し、水が付近の住宅街に流れ込む様子が確認できます。

決壊した場所はJR佐野駅から南西におよそ2キロの住宅街です。

佐野市では多くの住宅などが浸水し住宅などに取り残されている人がいるとみて情報の収集を進めていて、消防や自衛隊が救助活動にあたっています。

 

場所はここですね。

 

 

ヨークベニマルが見えます。

高庵寺の北側の道路(県道128号線)を東に直進、約20分の場所です。

 

ユーチューブの動画を貼りつけます。

 

 

 

凄いですねえ。

高庵寺近辺も河川改修工事が行われてなければ、昭和22年の再来でした。

 

説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: image012

 

検索でこられた方は、こちらをクリックしてください。トップページに戻ります。

 

平成26年3月31日を以て全ての整備工事が竣工いたしました。

今後数十年間に亘り、寄付の要請は一切ありません。

日本唯一のユニバーサルデザインの寺、安心してお墓をお求めください。

 

お葬式・ご法事・改葬(お墓のお引越し)・お墓の建立

お困りの方、なんでもご相談に応じます
メールでのお問い合わせはこちらから