お墓を守るのは誰?2019.11.29

 

「お墓を守るのは誰?」について、似たような相談がいくつもあります。

今回は分かり易いように、ケーススタディをしましょう。

 

相談者の親族関係は、祖父母(故人)、父母(故人)、夫他家族(相談者は女性です)。

その他の親族として、叔父(故人)、義叔母、従妹(叔父母の子)がいます。

これ以外にもいるんですが、「墓守」に関係無いので省略します。

 

相談者に関係するお墓が3基あります。

A家の墓、B家の墓、C家の墓の3基です。

相談者はいずれC家の墓に入ります。

C家の墓の墓守は相談者の配偶者です。

 

A家の墓に埋葬されているのは、A家の先祖代々、相談者の祖父母、相談者の叔父です。

B家の墓に埋葬されているのは、相談者の父母です。

C家の墓は相談者の夫の親族です。

これで全て網羅されています。

 

一番簡単なC家の墓です。

夫が亡くなった場合は、相談者またはその子が墓守をします。

ごくごく当たり前ですね。

以降、この墓は問題に無関係です。

 

次にB家の墓です。

現在は相談者が墓守をされています。

将来、墓終まい等の必要性が出てくるかもしれません。

これは近年になって急増しているケースです。

ただし墓守は相談者で問題ありません。

 

ということで、問題はA家の墓です。

墓守は相談者の父でした。

つまり、相談者の父はA家の墓とB家の墓の2つの墓守をしていたんです。

 

本来であれば、相談者の母が亡くなった時点で、A家の墓に埋葬しないわけですから、その時点でA家の墓の墓終まいが必要でした。

そうならなかった事情があります。

叔父(故人)の埋葬の問題です。

 

ここでA家の墓とB家の墓の距離を設定します。

飛行機でないと移動できない距離です。

ですから、相談者父はB家の墓を建てた訳です。

 

A家の墓の近隣に、義叔母、従妹(叔父母の子)が居住しています。

そのために墓終まいができなかった訳です。

 

相談者父が墓守でしたが、墓参等はあまりできません。

まして相談者は皆無に近いレベルです。

飛行機の距離で、直系の埋葬者は祖父母で、結婚で姓も変わってますから、ごくごく普通です。

 

相談内容は、「A家の墓の墓守を相談者がする義務があるか?」です。

もちろん無しです。

 

この問題は、相談者父が解決しておくべきでした。

B家の墓を建てた時点で、A家の墓の墓守を「義叔母、従妹(叔父母の子)」にしておけば簡単でした。

ところが物事の道理が通らない場合って、けっこうあるんです。

 

A家の墓へ「義叔母、従妹(叔父母の子)」はいずれ埋葬する予定です。

つまりA家の墓の使用者は「義叔母、従妹(叔父母の子)」です。

受益者負担の原則がありますから、これ以外はありません。

 

A家の墓の墓守は「義叔母、従妹(叔父母の子)」です。

実に単純です。

 

このことは、家や車などなら、誰でも納得できるんですが…

お墓だと分からない人もけっこういるんです(;´д`)トホホ

 

地域によっては、本家(死語に近いはずですが)が墓守をするのが当然だ、こういう地域もあるんです。

相談者父が解決できないのはこういう事情がある場合が多いんです。

兄弟は半分他人ですから、こういうズブズブなことも起こりえます。

従妹になったら、ほぼ他人です。

絶対に無理です。

 

兄弟の時点で、解決しておくべき問題です。

 

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