菩提寺のある方の葬儀は 原則引き受けません2020.2.6

 

高庵寺住職が葬儀をお引き受けするのは、原則、檀信徒の方と、これから檀信徒になる方だけです。

もちろん例外はあります。

 

実例です

例えば、檀家様の親族で、菩提寺の無い方の例です。

墓地は既に「みなし墓地」にお墓を持っています。

「みなし墓地」ですから、宗教自由です。

 

ここで少しだけ寄り道をします。

高庵寺も含めて、寺墓地(墓地経営者が住職)の場合、普通は利用できるのは檀信徒だけです。

ただし、寺墓地であっても宗派自由や宗教自由の墓地もあります。

 

寺は民間法人ですから、墓地の経営は法令に則る限り、寺が自由にできます。

ようするに寺墓地も民間霊園の一種なんです。

 

法律上、墓地には、民間霊園と公営霊園の2種類しかありません。

 

普通は民間霊園というと、宗派自由や宗教自由の墓地を思い浮かべます。

このような墓地です。

 

 

上記動画の墓地は宗教自由です。

つまり仏教でなくとも、神道でも、キリスト教でも、無宗教でも良いわけです。

公営霊園は、公営という性格上、全て宗教自由です。

なぜなら憲法20条(信教の自由)があるからです。

 

これに対して宗派自由という墓地もあります。

ご注意ください。

どこが違うかというと、たいてい仏教だけOKなんです。

無宗教は認める墓地もあるんですが、キリスト教などはダメという墓地です。

 

話を戻します。

墓地は高庵寺に無くとも、菩提寺も無く、高庵寺住職に葬儀を依頼したいということで、お引き受けしました。

 

ここでお引き受けするのに最大の条件が出てきました。

無条件でご葬儀をお引き受けするのは「菩提寺の無い方」だけです。

 

菩提寺のある方の葬儀をお引き受けする場合もあります。

これまた実例ですが、菩提寺が遠方で、葬儀に来られません。

こういう場合、けっこうありますね。

 

このような場合の葬儀については、以下の2択になります。

 

1、 戒名は授けずに、通夜と告別式だけをする。
葬儀は後日菩提寺で行う。

2、 戒名を菩提寺から授かり、菩提寺住職の代理として葬儀を行う。

 

この2択です。

 

宗派によって差はあるでしょうが、曹洞宗の場合、葬儀とは戒名を授けて、引導を渡すことです。

厳密には授戒と言いますが、一般の方に分かるように、「戒名と引導」で説明しました。

 

上記の1の場合、戒名を授けませんから、引導も渡しません。

ようするに宗教的な意味での葬儀は行っていませんから、式場でお経を読むだけです。

一般の方は、儀式の中で僧侶が読経をすれば、お葬式と思うでしょうから、違和感はあまり無いと思います。

こちらが一般的になります。

 

きちんと葬儀を行った実例もあります。

もちろん遠方で住職が来られません。

葬儀社の方から依頼をされました。

 

「ご住職様、こういう事情で菩提寺のご住職様が来られません」

「どうしたら宜しいでしょうか」

 

上記の2つの方法をお話ししました。

 

「ご遺族様が戒名をどうしても欲しいというご希望です」

戒名は菩提寺の住職しかつけることはできません」

「菩提寺様に連絡を取られて下さい」

「戒名をつけて頂き、私が代理で葬儀を行うことは可能です」

 

ポイントは代理です。

過去ログで詳しく解説しました。

 

弔辞で「代読」と言ってはいけません

 

結局2の方法になりました。

もちろん、形だけですが、菩提寺のご住職様から、電話で直接依頼を受けました。

 

法話の中で、差し支えない範囲でご事情をお話しし、「私は、本日、故人菩提寺である○○寺ご住職様の代理として、ご葬儀をお勤めさせて頂きました」。

代理ですから、依頼を受けた範囲で本人と同じです。

私の行った葬儀は、菩提寺の住職の葬儀と全く同じなんです。

 

なぜこんなことを書いたのかというと、今月の宗報(曹洞宗の公式の月刊誌)に以下のような記事があったからです。

要約します。

 

最近、派遣の葬儀で、菩提寺に無断で葬儀を行う僧侶がいる。

宗制(曹洞宗の規則)に違反する行為なので、懲戒の対象となる。

 

ヒエー!!!

ありえねえ。

 

宗報では原因を以下のように分析していました。

 

葬儀社も含めて、菩提寺の有無の確認ができてない。

インターネットを利用した定額派遣。

葬儀社の安易な紹介。

 

はっきり言って、「インターネットを利用した定額派遣」以外は理解できません。

 

菩提寺の有無の確認」は葬儀社としてイロハのイです。

これをできない葬儀社があるのが、理解を越えています。

 

葬儀社の安易な紹介」、足利でこれをやったら、その葬儀社の葬儀を引き受ける住職はいなくなります。

完全にその葬儀社は干されます。

 

インターネットを利用した定額派遣」、これはありえますねえ(;´д`)トホホ

IT屋さんのやることは無茶苦茶です。

 

実例です。

 

「○○なお葬式」と葬儀会社は別会社です

 

動画です。

 

 

最後に「考える葬儀屋さんのブログ」からです。

 

株式会社「よりそう」がクズである理由

 

株式会社「よりそう」(旧:みんれび)は葬儀ブローカーです。

葬儀ブローカーとはインターネット上で葬儀屋さんを探しているお客さんを集客して葬儀屋さんに紹介し、紹介手数料を得ている連中です。

 

彼らはお葬式の実務のことなど全く知りませんし、興味もありません。

 

( ̄∇ ̄;)ハッハッハ、その通りですなあ。

 

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