新型コロナで亡くなった方は土葬できないの?2020.3.4

 

まずはこの動画をご覧ください。

 

 

現時点ではその通りです。

過去ログでも書きました。

 

なぜ死後24時間以上経たないと火葬できないか?

 

法律で決まっているからです。

 

感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律

第三十条

2 一類感染症、二類感染症、三類感染症又は新型インフルエンザ等感染症の病原体に汚染され、又は汚染された疑いがある死体は、火葬しなければならない。ただし、十分な消毒を行い、都道府県知事の許可を受けたときは、埋葬することができる。

3 一類感染症、二類感染症、三類感染症又は新型インフルエンザ等感染症の病原体に汚染され、又は汚染された疑いがある死体は、二十四時間以内に火葬し、又は埋葬することができる。

 

法律だけ見ると、「一類感染症、二類感染症、三類感染症又は新型インフルエンザ等感染症」に差がないようですが…

いつも書いてますが、法律だけでは分かりません

必ず下位の法令等を見る必要があります。

 

実際には単なる通知で決まります。

 

一類感染症により死亡した患者の御遺体の火葬の取扱いについて(通知)〔墓地、埋葬等に関する法律〕

 

上記の動画はこの通知に準じて行うことを説明しています。

引用します。

 

第2 感染症指定医療機関において一類感染症患者が死亡した場合の対応

 

1 対応の原則

(1) 感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(平成10年法律第114号。以下「感染症法」という。)第30条第2項の規定に基づき、一類感染症により死亡した患者の御遺体は、火葬しなければならないものとする。また、同条第3項の規定に基づき、御遺体は24時間以内に火葬するものとする。

(2) 火葬については、現場の状況次第ではあるが、それまでの間、当該患者に対応してきた保健所の職員が立ち会うことが望ましいこと。

 

2 非透過性納体袋への収容等について

感染症指定医療機関の医療関係者は、御遺体について、全体を覆い密封し、御遺体から出た体液を一定の時間内部に留めることができる非透過性納体袋に収容し、袋の外側を消毒した上で、棺に納めること。なお、消毒は、「感染症に基づく消毒・滅菌の手引きについて」(平成16年1月30日健感発第0130001号厚生労働省健康局結核感染症課長通知)を参照して行うこと(5における「消毒」についても同じ。)。

 

3 御遺族への対応

保健所は、御遺体からの感染を防ぐため、御遺族に次の事項を説明して理解を求めるものとする。

(1) 感染症法第30条第1項の規定に基づき、御遺体の火葬場以外の場所への移動を制限すること。

(2) 御遺体に触れることのないようにすること。

(3) 御遺体の搬送や火葬場における火葬に際しては、非透過性納体袋に収容・密封し、棺に納めるとともに、そのままの状態で火葬しなければならないこと。

なお、御遺族が非透過性納体袋に収容・密封されていない状態の御遺体に直接対面することを要望され、これを認める場合には、感染症指定医療機関の病室内において対面させること。この場合においても、御遺族が御遺体に触れることのないように注意すること。

 

4 御遺体の搬送について

御遺体の搬送に当たって、保健所は、原則として、第1の2においてあらかじめ定めた搬送事業者を手配すること。その際に、一類感染症により死亡したこと及び御遺体が非透過性納体袋に収納されていることを必ず伝達すること。

御遺体の搬送作業に従事する者は、必ず手袋を着用すること。手袋は、原則として保健所が回収の上、適切に廃棄すること。なお、廃棄は「廃棄物処理法に基づく感染性廃棄物処理マニュアル」(環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部)を参照して行うこと(5における「廃棄」についても同じ。)。

 

5 御遺体の火葬について

(1) 火葬場の手配・伝達事項について

保健所は、原則として、搬送事業者と同様に、第1の2においてあらかじめ定めた火葬場を手配し、一類感染症により死亡したこと及び御遺体が非透過性納体袋に収納されていることを必ず伝達すること。

(2) 御遺体の火葬作業に従事する者が留意すべき事項

ア 火葬する際に、血液、体液、分泌物、排泄物等が火葬作業に従事する者の身体に飛散する可能性がある場合には、手袋、不織布製マスク、フェイスシールド又はゴーグル及びエプロン等を使用するものとし、これらの器具が汚染された場合には単回使用のものは原則として保健所が回収の上、適切に廃棄し、再利用するものは適切な消毒を行うこと。また、火葬炉のデレッキ挿入口からデレッキ棒を差し入れて作業を行った場合、適切に消毒を行う必要があること。

イ 上記の留意事項を遵守し、御遺体が非透過性納体袋に収容され納棺された状態で火葬炉に搬入してそのままの状態で火葬を完了する限りにおいては、他の利用者の火葬場への入場を制限したり、他の御遺体の火葬を停止したりする等の措置を講ずる必要はないこと。

ウ 火葬作業に従事する者は、火葬終了後、火葬炉内の燃焼室下部など体液が付着した箇所がある場合は、保健所が火葬場を管理する者に指示するところにより、適切に消毒すること(感染症法第27条第1項)。火葬作業に従事する者が適切かつ安全に消毒することが困難であると認められる場合は、保健所が消毒すること(同条第2項)。

 

ということで、普通は死後24時間以内は火葬できませんが、「御遺体は24時間以内に火葬」になります。

 

新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)

 

ウィルスは生物からの感染が一般的です。

つまり死体(ご無礼な表現お許しください)は生体(ご遺族等)より遥かに安全なんです。

感染源で注意すべきは、遺体よりも遺族等の生きている人間です。

 

こちらもご覧ください。

 

東日本大震災 被災地におけるご遺体からの感染症リスクについて

 

6日後の遺体解剖の後でも見つかるHIVウイルスを除くこれらの感染症の病原体は、48時間以上、ご遺体内で残存することはありません(すなわち、3月11日の大地震より1週間を過ぎた本日現在ではご遺体が有する感染症のリスクはありません)。

 

さらに詳しく知りたい場合はこちらです。

 

厚生労働省:(新型インフルエンザ)埋火葬の円滑な実施に関するガイドライン(2009年2月)

 

これまたいつも書いていますが、SNS情報にはガセネタがいっぱいです。

必ずドメインはgolgを確認しましょう。

信頼できるのはこの2つだけです。

go.jpは「日本国の政府機関、各省庁が管轄する研究所、特殊法人(特殊会社を除く)」を示しています。

lg.jpは「日本国の地方公共団体や、地方公共団体が行う行政サービス」を示しています。

 

最後に上記厚労省のサイトから引用します。

 

万が一、臨時遺体安置所において収容能力を超える事態となった場合には、市区町村は、臨時遺体安置所の拡充について早急に措置を講ずるとともに、都道府県から火葬場の火葬能力について最新の情報を得て、円滑に火葬が行われるよう努めることとする。

 

また、火葬の実施までに長期間を要し、公衆衛生上の問題が生じるおそれが高まった場合には、都道府県は、新型インフルエンザに感染した遺体に十分な消毒等を行った上で墓地に埋葬することを認めることについても考慮するものとする。

その際、近隣に埋葬可能な墓地がない場合には、転用しても支障がないと認められる公共用地等を臨時の公営墓地とした上で当該墓地への一時的な埋葬を認めるなど、公衆衛生を確保するために必要となる措置について、状況に応じて検討するものとする。

 

ということで、パンデミックになった場合は土葬可能です。

 

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