遺骨に拘るのは日本の文化です2020.3.21

 

ある葬儀に関するブログで以下のような記述を拝見しました。

 

キリスト教の多くの宗派は日本仏教のような遺骨への執着はない。

 

うーん、ちょっと困りましたね。

日本仏教のような遺骨への執着」、もともと仏教には遺骨への執着は無いんです。

 

仏舎利」と言って、お釈迦様の遺骨への執着は全ての仏教国で見られます。

仏舎利や仏歯を祀った寺は仏教国にはけっこうあります。

でもそれはお釈迦様の遺骨だけです。

一般の方の遺骨は別なんですよ。

 

 

上記の動画も本当にお釈迦様の遺骨かどうかは不明です。

世界中に仏舎利寺や仏歯寺はいっぱいありますから、全部本当だとしたら…

お釈迦様って巨人だったのか???

 

注意すべき点は仏舎利の真贋を詮索するのはナンセンスです。

本物と信じるところに信仰があるからです。

真贋を詮索することは、他者の信仰への侮辱です。

 

キリスト教のアークと同じです。

 

 

信者にとって、全て本物です。

信者でない私たちは、それを尊重する必要があります。

 

仏舎利は信仰の対象であって、キリスト教のアークと同じなんです。

 

現在の日本の仏教における葬式では遺骨を大切にしています。

でも仏教に限らないんですよ。

日本ではキリスト教でさえ大切にしています。

 

教皇庁教理省『死者の埋葬および火葬の場合の遺灰の保管に関する指針(Ad resurgendum cum Christo)』の日本の教会での適応について

 

上記内容は「カトリック中央協議会」の見解ですから、少なくともキリスト教の最大組織であるカソリックの考え方であることは確かです。

つまり「日本仏教のような遺骨への執着」ではなく、「日本人の遺骨への執着」が正しい捉え方です。

 

仏教にだって遺骨への執着は本来ありません。

キリスト教では聖書に書かれています。

上記リンクからの引用です。

 

キリスト信者は、死者を埋葬する際、死者の尊厳に対する尊敬と死者の復活に対する信仰を表します。

「亡くなった信者の遺体を埋葬することによって、教会はからだの復活に対する信仰を確認し(聖アウグスチヌス)、人間の不可欠な部分としてのからだの高貴な尊厳(『現代世界憲章』14)を際立たせたいのです」(本指針3項)。

 わたしたちは、「使徒信条」の中で「からだの復活、永遠のいのちを信じます」、「ニケア・コンスタンチノープル信条」の中で「死者の復活と来世のいのちを待ち望みます」と宣言して、復活への信仰を表明しています。

「からだの復活」は、単に肉体のよみがえりではなく、死者からの復活です。

すなわち、「死によって魂はからだから離れますが、復活をとおして神はわたしたちのからだを魂と再び結合させて変容させ、そのからだに新たに永遠のいのちを与えてくださいます」(本指針2項)。

神だけがいのちを与えることができるからです。

 

つまりキリスト教ではご遺体は魂の抜け殻なんですね。

ということで、遺骨にそれほどの執着は無いはずなんですが…

日本では宗教に関係なく遺骨に拘る方が多いのが現実です。

だから「日本人の遺骨への執着」になるんです。

 

ここからが本論になるのですが…

上記にこのような記述があります。

 

欧米の火葬の場合、遺体は文字通り「灰」にされるが、日本では「骨」にされる。

それは「焼骨」と言われる。

ただし、「散骨」の場合は、骨を細かく砕いて灰のようにする。

 

こういうのって正確に調べるのって、大変なんです。

まず火葬の火力を強くして、骨ではなく完全な灰にすることは不可能です。

 

 

上記動画は火葬技師の方の説明です。

これ以上に確実な内容はありません。

日本の火葬は「遺骨をきれいに残す」ことに特化した火葬なんです。

 

火葬技師の業界団体のHPです。

一番信頼できます。

 

一般社団法人 火葬研

 

引用します。

 

 

上記動画の説明がご理解できましたか?

灰にできる温度まで火葬の火力をあげることは不可能なんです。

 

ただし、欧米の火葬は遺骨が小さくなり、日本のようにきれいに残りません。

それの説明です。

 

 

この辺のことを一般の方が体験談を書かれています。

 

アメリカのお葬式

 

火葬(Cremation)の場合は、遺族と参列者が火葬場で最後の別れと祈りを行い、火葬にします。

遺灰を受け取ることができる日は、火葬場と相談した上で決まりますが、たいていは翌日となります。

なお、骨はグラインダーにかけられて形がなくなるため、日本のように「遺骨を拾う」という習慣はありません。

 

骨はグラインダーにかけられて形がなくなる」から、「遺体は文字通り「灰」にされる」るんです。

自然になるわけではありません。

 

説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: D:\Documents\ホームページ\new kouanji home\sub11\b_ani010.gif

 

検索でこられた方は、こちらをクリックしてください。トップページに戻ります。

 

平成26年3月31日を以て全ての整備工事が竣工いたしました。

今後数十年間に亘り、寄付の要請は一切ありません。

日本唯一のユニバーサルデザインの寺、安心してお墓をお求めください。

 

お葬式・ご法事・改葬(お墓のお引越し)・お墓の建立

お困りの方、なんでもご相談に応じます
メールでのお問い合わせはこちらから