火葬中のお水替えは習俗です2020.6.15

 

「火葬中のお水替え」???

なんじゃそりゃ?

( ̄∇ ̄;)ハッハッハ知らなくて当然です。

超ローカルな慣習です。

 

昔は群馬県と周辺で広く行われていました。

現在は足利市と隣接の群馬県太田市だけの奇習です。

 

動画があれば一発で分かるんですが…

無いんですよねえ。

一応、書きます。

 

ご遺体が火葬炉に入り、火葬が始ったら…

遺族が炉前にコップに水を入れてお供えします。

当然、何個も置けませんね。

 

ということで、そのお水の入ったコップを下げ、水場で捨てて、新しいお水を入れてまたお供えする。

これを繰り返し延々と続けるという奇習です。

 

お読みになってよく分からないでしょう。

だから奇習なんです。

 

理由は火葬中暑いんで喉が渇くからお水をあげる(≧∇≦)

完全な迷信です。

 

高庵寺住職は事前に葬儀社の方にお願いをしておきます。

 

 

ということで、私が導師をお勤めする葬儀では基本的にはありません。

でも、ときどきあるんですよね。

過去ログで書きました。

 

お葬式は習俗です

 

最近の葬儀(家族葬)で困ったことがありました。

会葬者の1名が儀式中もずっと話していたんです。

法話のときはさすがにだまっていましたが…

 

火葬でいつものようにご遺体が炉に入り、炉前の読経も終わり、ご遺族やご親族に挨拶し、帰るために退席しました。

一人の親族の方が追いかけてきて、「ご住職様、お水替えはするのが当然ですよね」の質問です。

 

私の回答です。

「お水替えは慣習です」

「火葬中に喉が渇くからお水替えをするというのは迷信です」

「ただし、するしないは仏教には無関係ですので、ご遺族が自由に決めることです」

 

私の信念として、葬式で仏教に無関係な習俗には口を挟まないことにしています。

火葬中のお水替えは仏教に無関係な習俗ですからね。

正直、習俗を僧侶に聞かれるのは迷惑なんですが…

仏教には無関係ですので、ご遺族が自由に決めることです」の回答になります。

 

葬儀社の方に、上記のようなお願いをするのにはちゃんとした理由があります。

葬式の本質に係わる理由です。

 

私は葬式とは、故人と縁のあった方の最後のお別れと思っています。

ですから火葬中に深いご縁のあった方々が、いろんなお話をされるのが非常に重要だと思っています。

 

配偶者や子ども等が、親族や親しかった方と、「そういえば、おばあちゃん、あのときこんなことがあったよねえ」、この時間が非常に重要だと思っています。

足利の「お水替え」は、「配偶者や子ども等」の本当の身内が行うんです。

 

ということで、比較的関係の薄い親族の方だけでの会話となります。

故人に関する会話って少ないんですよ。

貴重な時間なんですけどね(;´д`)トホホ

 

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