未使用の墓地を返却するのに違約金50万円!2020.9.20

 

久しぶりに離檀に関するトンでも相談を受けました。

相談者から特定されない形での公開を了承されましたので公開いたします。

 

今まで、いくつもトラブルをご紹介しましたが、全て改葬に関する相談です。

 

閉眼供養(抜魂、お性根抜き)のお布施はどうしたら良いか

 

すぐに離檀しましょう

 

離檀に関する深刻な相談を受けました

 

ということで、大半のブログのカテゴリーは改葬でした。

下のブログはカテゴリーが違います。

回答のメールが送信できないという特殊例から、別のカテゴリーになっています。

 

高庵寺は改葬について、離檀料は頂いていません。

但し、閉眼供養(抜魂、お性根抜き)はしますので、そのお布施も兼ねて、報恩志納金を20万円程度お願いしています。

 

これは強制ではありませんし、一律でもありません。

何世代や何十年も高庵寺の檀家であった方です。

その長年供養してもらった感謝の意も込めてのお布施です。

 

ということで、高庵寺永代供養墓の合祀墓に納骨、完全な墓終まいの方の場合は、数万円の場合もありました。

なにせ、遺骨数に関係なく、1回の納骨の費用が10万円という永代供養墓です。

10遺骨程度の方もおりました。

この場合、1遺骨1万円の永代供養墓ですからね。

おそらく、全国最安でしょう。

 

ブログでは非常識な僧侶のことを主に書いてきたんですが、実は非常識な檀家もけっこういるんです。

数少ない事例の過去ログです。

 

改葬に離檀料は必要ありません

 

ただし、全て何十年もお墓を建立し維持し、納骨も行って、高庵寺で長年供養してきたお墓の話です。

現在、高庵寺にも墓地の使用権だけ購入し、お墓は未建立、当然納骨された遺骨も無い墓地が少数あります。

 

毎年の諸経費も異なります。

ご遺骨のある方は1万円ですが、遺骨の無い方は半額の5千円です。

その差額の理由は、納骨された方は、毎年お盆にお塔婆を義務付けています。(これは民民の契約です)

そのお塔婆1本の費用が5千円なんです。

 

基本ですが、墓地を求めるとき契約をします。

正式な契約書を作成するお寺は少数です。

高庵寺も正式な契約書を作成するのは永代供養墓の場合だけです。

 

普通の墓地の場合は、墓地管理規則等の関連規約、墓地使用の申込書、区画図、領収書の4点セットです。

契約が終了した段階で説明しています。

 

「○○さん、墓地の工事をするまでは、区画図と領収書は大切に保管されて下さい」

「お墓の完成後は、処分されても大丈夫です」

「現有物があることで、あなたの権利は保証されます」

「但し、改葬等で離檀する場合は、原状回復が義務です」

「これは法律で決められていることです」

 

今回の相談のカテゴリーは未分類にしました。

というのは、墓地の権利を買っただけで、お墓も建てて無いし、もちろん納骨もしていません。

離檀する場合、原状回復の法律上の義務が存在しないんです。

墓地は現状のままなんです。

この状況での離檀です。

 

このような場合は、通常は、離檀はこうなります。

 

住職に離檀を申し出でる。

以上で終了です。

 

高庵寺の場合は、墓地占有使用権放棄届を提出してもらいます。

これは口頭だけでは、後日トラブルになった場合困るので、文書で証拠を残すためです。

 

もちろん、一度納めた永代使用料は使用しなかったといえ返金されません。

 

未使用の墓地が必要なくなった お寺に返すとお金は返金してもらえるか?

 

「実は未使用の墓地をお寺に返すから、返金して欲しいがどう交渉したらよいか?」の相談を受けたことがあります(;´д`)トホホ

 

未使用の墓地の契約解除 返金の請求にお寺は一部でも応じることが可能か?

 

もう少し身近な例で考えてみましょう。

レンタルショップで、250円でDVDを借りた。

1回も使用しなかった。

レンタル料の250円を返して欲しい。

これと構造は同じですね。

 

お寺からするとその区画を250万円で使用権を売った。(つまり土地を貸したわけです)

他にも欲しいとの人がいたが、既に売ってあるので、その区画は売れなかった。(当たり前です)

 

「ブログでは非常識な僧侶のことを主に書いてきたんですが、実は非常識な檀家もけっこういるんです」、この実例です。

5年以上前は、ほぼ非常識な住職の相談でしたが、最近はむしろ非常識な檀家の相談が増えてました。

 

ところがです。

過去最悪の非常識住職の相談に、最近応じました。

メールの内容を直接書けませんので、概略を書きます。

 

30年前に、亡き父が友人達と墓地を購入した。(複数人で複数の墓地を買ったということです)

先日急逝し、葬儀を菩提寺に依頼した。

高額(100万円近く)の布施に驚いた。

 

お墓の工事がしてないため、知人の石屋に施工をお願いし、仏壇も知り合いの仏壇屋から購入しようとしたら、寺に呼び出され、住職から怒鳴りちらされ10分以上説教された。

 

その後も、あれこれいちいち指図され、母が精神的に参ってしまい、家族で相談し、お寺と縁を切りたい旨お伝えすると、違約金として50万請求された。

 

該当寺の墓地管理規則を送って頂きました。

指定石材店に関しては条項がありました。

 

本墓地に整備・管理上、良識ある指定石材店を定める。

但し、指定石材店以外の施工については事前に相談を要する。

許可なく指定石材店以外の施工は禁止する。

 

これは墓地の管理経費を節約するために、よくあるパターンです。

高庵寺には指定石材店はありませんが、石材店を指定にすることにより、寺に便宜を図らせる趣旨です。

お寺は営利を目的としていませんが、利益は上げる必要があります。

そうでなければ、寺を維持できません。

止むを得ない事情もあります。

 

但し、指定仏壇店は規則にありませんし、指定仏壇店の事例は聞いたことがありません。

指定石材店以外の施工については事前に相談を要する」の意味は、事前に石屋を呼び出し、キックバック(合法です、税務署に収入を申告すれば問題ありません)を請求するためです。

結果として、どの石材店でも平等な(割高な)条件になります。

 

簡単に書くと、競争原理が働けば、100万円のお墓が、150万円になり、50万円はお寺の利益になるというシステムです。

単純に50万円を石屋から取ると、税務署へ申告する必要があります。

そのため、墓地の整備をタダでやらせるとか、直接お金のやり取りの無い方法を採る場合が多くなります。

 

それにしても、現状は更地です。

誰も納骨されていません。

原状回復不要の墓地です。

それを「違約金として50万請求」ですか…

聞いたこともありません┐(´∀`)┌ヤレヤレ

 

もちろん管理規則に違約金の条項はありません。

例えあったとしても、拒否できます、

 

どんな契約であっても、公序良俗に違反する契約は無効なんです。

今どき、本当に珍しいトンでも坊主ですねえ。

 

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平成26年3月31日を以て全ての整備工事が竣工いたしました。

今後数十年間に亘り、寄付の要請は一切ありません。

日本唯一のユニバーサルデザインの寺、安心してお墓をお求めください。

 

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