典礼権について平成29年6月2日再々更新

 

平成23年9月18日アップ、平成29年2月26日再アップのブログの再々アップです。

再々アップ部分が一番力作なんで、以前にご覧になられた方は、その部分だけお読みください。(別のブログにした方が良かったかなあ)

 

再アップ部分です。

 

典礼権の詳細な解説ブログを後日アップしました。

寺墓地では、原則として住職が葬儀を行わないとお墓に埋葬できません平成27年7月22日更新

 

うーん、こちらの過去ログはほとんど閲覧がないんです。

「典礼権」で検索すると、このブログは上位に出てくるんですが。

このHPでブログを1200本くらいアップしてますから、良い方のブログも埋もれちゃうんですよね。

それで、現在良く閲覧されてるブログの再アップをしています。

 

まず元のブログのポイントです。

平成8年10月30日の東京高裁の判決です。

「寺側が自らの「典礼権」を行使しようとするならば、「墓地使用規則」に明記しておかねばならない。」

 

葬儀社の基本中の基本 菩提寺の有無の確認です平成27年7月4日更新

 

高庵寺では絶対にできません。

(普通墓地使用者の義務)

第6条

2(典礼権の明記)

墓地使用者は、高庵寺住職または高庵寺住職の委嘱を受けた者が葬儀を執行しない焼骨を埋蔵できない。但し、改葬の場合と新規入檀及び新規墓地使用の場合は、墓地管理者の承認を得ればこの限りでない。

高庵寺墓地管理規則に明記してあります。(高庵寺規則集はこちらPDFです、重いです)

 

ただし、例外は「個人用・合祀用 併設型 無期限永代供養墓「千手観音墓苑」」です

この合祀墓に限り、檀信徒専用のお墓ではありませんから。

 

再々アップ部分です。

この部分が重大な補足部分になります。

 

お寺の住職って、法律に疎い方が多いんです。

裁判になれば敗訴確実な場合でも、無理難題を言ってくる住職ってけっこういます。

 

いちおう住職側の弁護をすると、悪気は無い場合が多いんです。

もちろん確信犯で無理難題を言うクソ坊主住職もほんの少しはいますが…。

 

住職、うちの菩提寺のクソ坊主住職は確信犯だよ。

えーとたぶん違うと思います。

 

過去ログで書きました。

高庵寺には入檀料はありません平成29年5月21日更新

 

このブログのポイントを再掲します。

 

驚愕の質問を受けました。

檀家(墓地の名義人)が亡くなった。

名字が同じ場合はそのまま相続する。

名字が異なる場合は、新規入檀となり、もう一度入檀料を取る。

 

ちょっと分かりにくいですね。

もう少し分かり易く説明します。

 

佐藤花子さんが極悪寺の檀家でした。

佐藤さんが亡くなりました。

佐藤さんにはこどもがいません。

佐藤さんの妹の鈴木実子さんが檀家を継ぎました。

極悪寺の住職が「名字が佐藤と鈴木で異なるから、新規入檀と同じだ。入檀料を請求する。」

 

極悪寺の強欲坊主住職「名字が佐藤と鈴木で異なるから、新規入檀と同じだ。入檀料を請求する」は厳密には法律違反ですよ。

もちろん、寺院規則や墓地管理規則に拠りますから、民民の契約です。

 

ただし、全ての人に平等な契約ならば法的に有効です。

つまりお墓を相続するときは、全ての人から入檀料を再徴収するのなら良いのです。

それを特定の場合だけ徴収するのは公序良俗に反しますから。

 

この過去ログのポイント部分は完全に正しいです。

この事例の鈴木実子さんは入檀料を支払う必要はありません、法律的には(´−`)

裁判になれば100%勝利です。

 

裁判の費用が大変だよ(´-ω-`)

そこは大丈夫なんです、たぶん???

勝訴すれば弁護士費用は相手に負担させることができますが…。

 

まず日本の民事訴訟の基本です。

弁護士費用は訴訟の勝敗にかかわらず,各自が負担するのが原則です。

ただし、上記の例は「不法行為に基づく損害賠償事件」に該当する可能性が高いので、「弁護士費用は相手に負担」の可能性が高くなります。

 

相手が上告をした場合には、下級審(最初の裁判所)の弁護士費用まで認められる場合は少ないんです。

そもそも、「弁護士の着手金・報酬金」は「訴訟費用」に含まれません。

 

なによりお金以外の精神的負担はプライスレスですからねえ。

残念ですが泣き寝入りが正解という結論になります。

「一時的にお金はかかっても、極悪寺のようなお寺は、さっさと離檀してお墓を改葬する方が良いんですがねえ。」なんですよ。

 

やっぱり確信犯じゃないか?

いえ違います。

そもそも、檀家様とトラブルになるのを喜ぶ住職はいません。

裁判になれば、お金の問題は別として、精神的負担が大きいのは同じなんです。

他の檀家様の評判もガタ落ちですしねえ。

 

これまた過去ログです。

問題住職が檀家集会??で単立の提案平成29年5月17日更新

 

高庵寺住職は、たまたまWEBを見ていて、龍光寺を守る会」のブログを拝見したんですが…。

「守る会」の人たちの活動は手弁当でしょうねえ。

 

悪あがき07.05.2017、「守る会」のこのブログにでています。

住職側の出席者は、問題住職、弁護士2名、自称総代2名、自称相談役1名などで、司会進行は、檀信徒ではない人(多分、葬祭業者の営業マン)で事情もよく知らない不慣れな感じでした。

 

弁護士2名」高いよおw(( ̄ ̄0 ̄ ̄))w

その他の人も謝礼等の費用は発生します。

このお金、「守る会」とお寺の問題なんで、住職の懐は一切痛まないんです。

 

全てお寺(宗教法人)の会計から支出できます。

皮肉なことに、檀家である「守る会」の方たちも支払った護持会費等のお金から出ているんです。

 

自分の支払ったお金も含まれる相手と自腹で裁判をするという、漫画みたいな構造になるんです・・・( ̄  ̄;)

 

やっぱり確信犯じゃないか!

いえ違うんですよ。

お寺の金で解決するにしても、精神的負担他ものすごく大変です。

最初からトラブルにならない方が良いに決まってます。

龍光寺を守る会」の方ぼブログを拝見していても、くだんの住職が嫌になっているのは手に取るように分かります。

 

ようするに「無理難題を言ってくる住職」は単なる無知の場合が、100%に近いと思います。

 

ここから本論なんですが、長いねえ(^-^;

平成8年10月30日の東京高裁の判決です。

「寺側が自らの「典礼権」を行使しようとするならば、「墓地使用規則」に明記しておかねばならない。」

 

この判例についての、重要な補強判例です。

一見すると、「寺院境内墓地において、菩提寺住職に葬儀を依頼しなくとも、埋葬できる」と典礼権を否定しているように見える判例ですが…。

 

宇都宮地方裁判所平成24年2月15日判決

判例タイムズ1369号208頁

 

主文

 被告は、原告に対し、別紙物件目録記載の墓地内の別紙図面の墓地区画への無典礼の方式による別紙遺骨目録記載の遺骨の埋蔵を妨害してはならない。

 

理由

 本件墓地は寺院墓地であり、その墓のほとんどは浄土真宗本願寺派の典礼に従い使用されてきたことが認められ、原告の祖先が被告との間で本件墓地使用権の設定を合意するに当たっても、被告の定める典礼の方式に従い墓地を使用するとの黙示の合意が成立したものと認めるのが相当である。

 しかしながら、本件墓地使用権を承継した者が異なる宗派となった場合にまで上記の黙示の合意の拘束力が及ぶかどうかについて、これを定めた墓地使用規則はなく、また、その場合にも被告の典礼の方式に従うとの慣行があったことを認めることもできない。以前は、いくつかの異宗派の者が、その宗派の定める典礼の方式により本件墓地内に墓石を設置し、遺骨を埋蔵していても、被告が寺として異議を述べた事情は認められない。そして、原告も、浄土真宗本願寺派とは異なる題目の墓石を設置し、法名の授与を受けずに遺骨を埋蔵していたものである。

 以上によれば、上記の黙示の合意の解釈として、本件墓地使用権を承継した者が異なる宗派となった場合に、その者に対し被告の属する浄土真宗本願寺派の典礼の方式に従うことを求める効力があるとするのは困難であり、その者が浄土真宗本願寺派とは異なる宗派の典礼の方式を行うことを被告が拒絶できるにすぎないと解するのが相当である。

 

違います。

寺院境内墓地において、菩提寺住職に葬儀を依頼しなくとも、埋葬できる」になったのは、「これを定めた墓地使用規則はなく」が主因です。

 

お寺の住職って、法律に無知な人が多いんで、「うちの寺は昔っからこうやってきた」という「黙示の合意」で全て解決しようとする人が多いんです。

結論は同じです。

「寺側が自らの「典礼権」を行使しようとするならば、「墓地使用規則」に明記しておかねばならない。」

 

全国の住職のみなさん、「黙示の合意」(ようするに明文化されてない昔からの慣習)でお寺を運営するのは無理な時代なんですよ。

 

以下、元のブログです。

 

高庵寺墓地に埋葬するためには、高庵寺住職、またはこれに準ずるものが葬儀を行わないと、埋葬できません。

このことについては、何度か書きました

今回は、面倒な内容ですが、我慢してお読みください。
あ! 読まなくても、大丈夫です。
高庵寺墓地に埋葬するためには、高庵寺住職に葬式をしてもらわないとダメだということが分かっている方は、飛ばしてください。
ただ、後半に、改葬(お墓のお引越し)に関する部分が出てきます。
そこは、読んでくださいね。

一部の新宗教、新新宗教、といっても意味が分かんないですね。
高庵寺のように、昔からあるお寺を、既成仏教といいます。
そうでない、宗教団体です。

でも、○○寺とあっても、油断できないですよ。
中には、鉄筋コンクリートの超豪華なお寺のようでいて、高庵寺のようなお寺とは、全然異なるお寺もあります。
新新宗教のお寺で、住職も実際に1ヶ寺知っています。
ここは、金もうけがすごいですよ。
ここの信者になったら、それこそケツの毛までむしられます。(すいません、下品な表現で、でもこれが一番ピッタリです)

一部なんですが、寺院墓地に、お墓の永代使用権をたてに、そのお寺の葬儀もやらずに、強引に埋葬しようとする団体があります。

これは、法律的に絶対にできません。
ただし、お寺がきちんと寺院規則等整備し、全檀信徒に周知していればですが。

周知ですから、きちんと伝えていれば大丈夫です。
読まないで、知らなかったは通りません。

高庵寺のように、正式に手続きをすべてふんで、全檀信徒に配布し、なおかつホームページで公開していれば、完璧です。

たいていのお寺が、最近の新規入檀者には、規則を渡していても、昔からの檀家様には配布しておりません。
危ないですよ。

法律上の条文は、墓地・埋葬等に関する法律(一般的には墓埋法と言います)にあります。

面倒ですけど、条文をいくつか載せますね。
第一条  この法律は、墓地、納骨堂又は火葬場の管理及び埋葬等が、国民の宗教的感情に適合し、且つ公衆衛生その他公共の福祉の見地から、支障なく行われることを目的とする。

国民の宗教的感情が変化すれば、まったく正反対の裁判結果になってしまうのです。

つまりこの法律は、第1条、一番最初の部分、そして一番大切なところで、わざとあいまいに作ってありますといっているのです。
すべての法律の第1条は、墓埋法と同じように、立法趣旨(なんでこの法律を作ったのかということ)が書いてあります。

実際の裁判では、これが非常に重要となります。
個々の条文に優先するのです。

埋葬に関する条文は、第13条です。
これも、載せます。(ごめんなさい、大事な所なんで、面倒でもご辛抱ください)

第十三条  墓地、納骨堂又は火葬場の管理者は、埋葬、埋蔵、収蔵又は火葬の求めを受けたときは、正当の理由がなければこれを拒んではならない。

一時期、この条文をたてに、ある新宗教団体が、埋葬をごり押しをし、裁判が多発しました。

要は、寺院墓地の場合、住職が葬儀を行わないことは、埋葬を拒む正当な理由になるかということです。
条文だけでは、無理ですね。

そこで、第1条が生きてくるのです。

この件に関する決定的な判例が、昭和38年に津地裁で出されました。
裁判所は、寺院墓地管理者の有する「自派の典礼を施行する権利」を認定し、埋葬を依頼する者には、寺院が持っているその権利を差し止める権利はない、との判断を下しました。

これが典礼権(てんれいけん)です。
まったく難しい用語ですね。
だから、法律の話は嫌なんですが。

これで、お寺の権利は安泰かと思われましたが、時代とともに、国民の宗教的感情は変化します。

平成8年10月30日の東京高裁の判決です。

寺側が自らの「典礼権」を行使しようとするならば、「墓地使用規則」に明記しておかねばならない。

僧侶には、一般社会人の常識とかけ離れた常識をお持ちの方が結構います。
一般企業ならば、何かの権利を購入する場合は、必ず約款が必要です。

お寺でも、墓地の永代使用権を販売するわけですから、約款にあたる、墓地使用規定は当然必要です。
高庵寺では、高庵寺墓地管理規則の第8条の中で、
(違反行為による使用の取り消し)

第8条 墓地使用者が次の各号の一に該当するときは、管理者は直ちに無条件で使用許可の取り消しをできる。

@ 境内または墓地内で管理者の承認なく宗教行為を行ったとき。

と、明記してあります。

時代が違います。
お寺も公益法人です。
会計の明朗化とともに、法に準じた規則の明確化と、全檀信徒への周知は当然のことでしょう。

以前にも書きましたが、お寺として、ホームページを公開する以上、すべての規則の公開は当然です。

そうすれば、そこに離檀料の規定がないことが明確になるでしょう。
埋葬証明をたてにとって、100万円も、200万円も離檀料を要求する不逞の輩はいなくなるはずです。

本日、もう一つのポイントですが、改葬許可証を発行してもらうためには、埋葬先の埋葬証明が必要です
ところが、なんの根拠もないのに、高額な離檀料を請求する悪徳坊主が結構います

ところが、墓地・埋葬等に関する法律にも、墓地、埋葬等に関する法律施行規則にも、埋葬証明をしなければならないと明記されておりません。

施行規則には、こう書かれています。
前項(改葬許可)の申請書には、次に掲げる書類を添付しなければならない。

一 墓地又は納骨堂(以下「墓地等」という。)の管理者の作成した埋葬若しくは埋蔵又は収蔵の事実を証する書面
(これにより難い特別の事情のある場合にあつては、市町村長が必要と認めるこれに準ずる書面)


つまり、墓地管理者、寺院墓地ならば住職が、埋葬証明を出さないことが想定されてないのです。
つまり、必ず出すのが、当たり前だとの前提になっているのです。

これによりがたい事情とは、共同墓地等で、墓地管理者のいない場合を想定しての規定です

悪徳坊主はいないとの、性善説に立った法体系なのです。

その証拠が、一番初めの、国民の宗教的感情に適合しに如実に表れております。

もちろん、裁判になれば、簡単に勝てます。
墓地管理者、悪徳坊主の敗訴は、法に関係した者にとっては、明白です。

ということは、悪徳坊主は、本当に救いようのない悪人か、法を知らないかです。
住職も僧侶の一人として、後者であることを切に願いますが…。

判例を調べましたが、見当たりません。
さすがに、裁判になるレベルではないのでしょう。

誰か、1回裁判をやってくれれば、明確な証拠を突きつけられるのですが。

最後は、施行規則にあるように、市町村長が尻拭いをしてくれます。
解決法は、こちらに詳細に述べてあります。

○○寺の住職が埋葬証明を十何年も出さないため、困っている△△さん。
すぐに、市役所の市民課に電話しましょう。
あっという間に、解決するはずです。

あの悪徳坊主が政治力を使っても、どうしようもないはずです。
そのときは、このホームページの関連記事を全部プリントしてお持ちください。

説明: 説明: 説明: 説明: J:\Documents\ホームページ\new kouanji home\sub11\b_ani010.gif

 

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