その改葬手続き 間違ってますよ 離檀料は必要ありません平成29年7月8日再更新

 

平成23年9月25日アップの改葬についてのブログの再アップです。

改葬のブログは過去ログで30本程度書いているんですが…。

趣旨はいつも同じです。

離檀料は必要ありません

 

うーん、ブログの解析をしていたら改葬のブログではこの過去ログがトップでした。

改葬に関するブログのまとめサイトに紹介されているのが原因のようです。

他にもっと良いブログがいっぱいあるんですがねえ(_-;)

ということで全面書き直しをして再アップです。

 

最初に「離檀料は必要ありません」と書きましたが、法律的には必要な場合もあり得ます。

墓地の永代使用権の契約は民民の契約なんです。

ということで「契約書に離檀料が明記」されていれば、支払いの義務があります

そのような規約の墓地を知りませんが…。

 

じゃあ住職、「離檀料200万円」と契約書にあれば支払わなくちゃならないの?

(⌒▽⌒)大丈夫ですよ。

「離檀料200万円」の契約書は無効の可能性が圧倒的に高いです。

 

法的根拠です。

民法(明治二十九年四月二十七日法律第八十九号)

(公序良俗)

第九十条  公の秩序又は善良の風俗に反する事項を目的とする法律行為は、無効とする。

 

代表的なものとしては、犯罪行為を前提とした契約は無効であるとの判例がいくつもあります。

判例の中に「暴利行為」を無効とした判例がいくつかあります。

離檀料に関する判例は見たことがありませんが…。

 

寺院側は離檀、改葬されることは経営的に打撃になります。

常識的な対応としては、長年お世話になった意味を込めて、お布施をされるのが当たり前です。

これが前提です。

 

昔は寺側も改葬する側もこの社会的常識を持ち合わせていました。

改葬トラブルはほとんど無かったんです。

卵が先か鶏が先かの水掛け論になっちゃうんですが…。

「お布施をしない改葬者」「高額な離檀料を請求する住職」、この2つの要因がぶつかり合ったのが改葬トラブルの現状でしょう。

 

結論として、離檀料が合法的とみなされる金額は、入檀料または永代使用料が基準になるはずです。

極端な例ですが「入檀料200万円」の墓地の場合、「離檀料200万円」の契約は有効とみなされる可能性が圧倒的に高いです。

 

都内の特一等地の墓地では「永代使用料1千万円」の墓地もあります。

このような墓地でしたら、「離檀料500万円の契約」も有効と認められる可能性大です。

 

「『離檀料? 600万円?』。聞いて耳を疑いました」

 

上記リンク先から引用します。

「『離檀料? 600万円?』。聞いて耳を疑いました」

こう話すのは、東北地方から東京へ、墓の引っ越しである「改葬」をしようとした男性(69)。出身は東北だが、東京で40年近く暮らしている。「終活」を考える中で、先祖代々の墓を東京に引っ越す決意をした。東北のある寺の境内にある先祖代々の墓は、津波の被害こそ受けなかったものの東日本大震災で倒れてしまった。

自分たち夫婦も年だし、2人いる娘も東京で暮らしている。毎年のように家族旅行を兼ねて墓参りに行っていたが、将来を考えて家の近くの納骨堂に墓を移そうと思い立った。娘らは嫁いだが、近くに両親の墓があれば参拝にきてくれるだろうと考えたからだ。

平成25年の夏、夫婦で盆の墓参りに行ったとき、住職に改葬の話を持ち出した。「すると、住職が突然、怒り出した。『遺骨を外へ出すなら離檀料を600万円払ってほしい』って言うんです」。「なんでそんな額になるのか」と聞いたら、「あなたたちが墓参りに来ないときでも、寺は毎日のように供養してきた。あなたの両親の月命日にもちゃんとお経をあげてきた」と答えたという。

男性は「600万円も払えるわけがない。改葬は延期することにした。でも、いずれは東京に遺骨を持ってこないと。将来、無縁墓になっちゃうのも嫌だし」と話す。

 

お分かりですか?

東北のある寺の境内にある先祖代々の墓は、津波の被害こそ受けなかったものの東日本大震災で倒れてしまった」、ここがポイントです。

はっきり書くと、このお寺の永代使用料はタダ同然のはずです。

 

一方、「あなたたちが墓参りに来ないときでも、寺は毎日のように供養してきた。あなたの両親の月命日にもちゃんとお経をあげてきた」も当然の言い分です。

「長年お世話になった意味を込めて、お布施」が一般的です。

 

住職、いくらくらいが妥当なの?

改葬に離檀料は必要ありません そもそもお寺に料金はありません平成28年12月20日更新

 

この過去ログで書きました。

正解は「ご自分のできる精一杯の額」です。

つまり改葬者の経済状況で異なります。

東京」「家の近くの納骨堂」の2つのキーワードから推測します。

都内の納骨堂の永代使用料は1遺骨数十万円程度が一般的です。

改葬先の費用の10%程度を目安とされると良いと思います。

 

それでは改めて改葬手続きをまとめます。

まず基本です。

墓地、埋葬等に関する法律(昭和二十三年五月三十一日法律第四十八号)(以下墓埋法と記す)

 

墓地、埋葬等に関する法律施行規則(昭和二十三年七月十三日厚生省令第二十四号)(以下施行規則と記す)

 

基本手順です。

《改葬手続き》
1)移転先を決める。
2)移転先の証明書を取得
3)今のお墓のある市町村役場で「改葬許可申請書」を取得し、今のお墓の管理者に必要事項を書いてもらう。
4)受け入れ証明書、改葬許可証明書などを添えて改葬先の市町村役場に提出して改葬許可証をもらう
5)改葬許可証を移転先の墓地管理者に提出し、改葬する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一例として、足利市の書式です。

改葬場所

 

 

 

お墓の持ち主の署名捺印

 

埋葬証明

 
 

 

埋葬証明の部分です。

「埋葬」「埋蔵」「収蔵」と3つの用語がありますね。

 

「埋葬」は土葬の場合です。

この場合は、一般的に数十年で遺骨は土に還ります。

遺骨が無い場合は、改葬許可証は無用ですので、改葬に手続きは必要ありません。

 

「収蔵」は納骨堂の場合です。

 

「埋蔵」、これが火葬の遺骨をお墓に納骨した場合です。

焼骨は土葬の場合と異なり遺骨が必ず残っています。

 

「埋蔵」と「収蔵」の場合は改葬手続きが必須です。

 

最後に、改葬許可証は「今お墓のある自治体」で発行してもらいます。

大半の自治体で「改葬に必要な書類」のダウンロードがHPから可能です。

一番最初にすることは、「今お墓のある自治体」のHPを見ることです。

 

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