お寺はだれの物? 昨日のTBSの噂の東京マガジン 噂の現場 参りました 千葉県の曹洞宗のお寺です平成23年10月10日更新

 

TBSの『噂の!東京マガジン』、栃木では日曜日の午後1時からの放送です。
ときどき見ることがあります。(暇がないので、見たいんですがあまり見られません)

昨日(10月9日)の放送も、チラ見に近かったのですが、
千葉県の曹洞宗のお寺
を取り上げておりました。

たまたま見た場面が、モザイクで住職がインタビューに応じていた場面と、なんと、宗務庁(曹洞宗の法人としての組織)の総務部長「坂野 浩道」老師がインタビューに応じています。

田舎の一貧乏寺の住職からしたら、雲の上の方です。
その方が、「厳正に対処する」とのお言葉です。
思わず腰を抜かしそうになりましたが、その日も忙しく、直ぐにテレビの前を離れました。

あわてて、ウェブで調べました。
2回目の特集でした。(1回目については全く知りませんでした)

リンクは可能ですので、「ディレクター 奥田幸紀」作成の放送内容に、リンクを貼っておきます。
リンクがいつまで生きているか分かりませんので、早めにご覧ください。
平成23年8月21日放送第1回目
平成23年10月9日放送第2回目

内容については、いずれも拝見してないので、ウェブで調べて範囲を、簡単に要約します。

船橋市の曹洞宗のお寺が、許可も取らずに、共同墓地を整備し、船橋夏見霊園として売り出す。
一部檀家(何割くらいなんでしょう?)が、住職の罷免を求め、曹洞宗に訴える。
住職に味方する檀家(こちらも何割くらいでしょう)もいる。

その他にも、色々ありましたが、憶測を除くと、事実関係は以上のようです。

以前にも、こちらは曹洞宗ではありませんが、墓地競売の問題を取り上げていました。
こちらも同じ船橋市です。
おそらく、偶然ではないでしょう。

都内では、墓地は普通買えません。(都営青山霊園で1区画、1坪で998万円です)
これは、永代使用料の価格ですから、実際に建墓をしたら、軽く1千万円越えです。
足利に、お墓にこれだけお金をかけられる人はいません。(年間管理料は、たった2,200円ですけどね)

ということで、都内からの時間的な関係で、船橋あたりは需要が多いはずです。

寺院墓地は、もっと難しいでしょう。
住職の直接存じ上げているご寺院様は、檀家を増やす気は全くありません。
布施収入が0円でも、全く法人の運営に問題ないからです


住職の存じ上げている範囲では、埼玉県で大規模な開発をしています。
これも、都内からの時間的な関係でしょう。

話題のご寺院様について、なにか言うつもりはありません。
当事者でないと分からない、微妙な問題があるに決まってます。

ビクッとしたのは、総務部長がインタビューで、「このような問題は、他にあるのか?」という問いに、「多々あります」と答えたところです。

嘘はつけません。
本当のことを言うのが、結局は一番良いことは分かってますが…。
まいったなあ!

あと、担当ディレクターの上記リンク先のブログ内容の一部です。
今まで「寺は住職の物で、その家族が世襲していくもの」と漠然と思っていた」の部分です。
そうか、一般の人の認識ってこうなんだなあと、勉強になりました。

さらに、引き続いて、「
寺は住職のものでもなければ、檀家だけのものでもない。寺はみんなのもの」という部分です。

取材して、この思いに至ったとのことです。
この点については、何度も書いてきましたが、重要なポイントなので、再度書かせていただきます。

法律的には、簡単です。
寺は法人の物です。

もちろん、法律だけでは割り切れません。
第一、宗教法人法そのものが、幅広い解釈ができるように書いてあります。(わざとです)

宗教法人法

(この法律の目的)

第一条  この法律は、宗教団体が、礼拝の施設その他の財産を所有し、これを維持運用し、その他その目的達成のための業務及び事業を運営することに資するため、宗教団体に法律上の能力を与えることを目的とする。

2  憲法で保障された信教の自由は、すべての国政において尊重されなければならない。
従つて、
この法律のいかなる規定も、個人、集団又は団体が、その保障された自由に基いて、教義をひろめ、儀式行事を行い、その他宗教上の行為を行うことを制限するものと解釈してはならない

太字の部分がポイントです。
普通、こんな法律はありません。

墓埋法については、以前、詳細にお書きしました

ポイントだけ再掲いたします。
詳細は上記リンクをご覧ください。

第一条  この法律は、墓地、納骨堂又は火葬場の管理及び埋葬等が、国民の宗教的感情に適合し、且つ公衆衛生その他公共の福祉の見地から、支障なく行われることを目的とする。

つまりこの法律は、第1条、一番最初の部分、そして一番大切なところで、わざとあいまいに作ってありますといっているのです。

お分かりになりましたか?
法律で、単純に法人の物と割り切ることはできないのです。

したがって、担当ディレクターの考えは、間違ってはいません。
足りないだけです。

これも、何回も書きました
失礼ながら、お寺の歴史を見落としています。
問題のお寺は、創建1000年を越える名刹です。
1000年を越える、歴代住職、檀信徒の方、地域社会の方々の存在を見落としています。

さらに、重要なポイントは、おそらく、これからも続くであろうお寺の、未来の住職、未来の檀信徒、未来の地域社会、つまり、未来からのお預かりものです。

住職が一番肝に銘じていることです。
高庵寺は未来からのお預かりものである。

だから、次代へ繋ぐことが最優先です。
もし、現在のお檀家様が、この点に反する場合があれば(普通は絶対にありません)、全檀家様と対立することも厭いません。

そんなときは、どれほど時間がかかろうとも、お一人お一人と膝詰めでお話しいたします。

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