法事のお供物 準備物 年回忌でも墓参でも仏壇でも基本は全部同じです平成29年4月3日再更新

 

過去ログの再アップです。

少し補足をしてあります。

読み返して、初稿の頃の疾風怒濤の日々を思い返しました。

 

ご法事、年回忌や開眼供養、墓参に何を用意するか?
一般の方は分からないですよね。

昔は、家に年寄りが必ずおいでになり、「あれとこれを用意しなさい。」教えてくれたものです。

今は、お年寄りの方でも、どうしてよいか分からない場合も結構あるのです。

お寺によっては、色々とうるさいお寺もあるようです。
高庵寺は、ものすごく簡単なんですが。

高庵寺では、プリントをご用意しています。
少しずつ改定してきましたが、近々再改定の予定です。
昔からの習慣に合わせて、残してあった部分を削除する予定です。

一応、ご用意する物の部分を抜粋してお載せします。

供物(必ず必要です(前日、または当日三〇分前までに届ける)

花一対(高さ約二十四pの花瓶二個に活けるもの)

季節の果物(一辺二十四pの容器、リンゴ5個程度の大きさ)

菓子(一辺二十四pの容器に載せるもの)

 

供物二(施主の意向に応じて、なくてもかまいません

団子(墓参後、参列者に召し上がっていただくもの)

陰膳(近年、ご用意されない場合がほとんどです。


あれ! 住職、一番大切なお位牌が書いてないよ。
そう、高庵寺の場合は必要ないのです。(普通、ほとんどのお寺では一番最初に書いてあります)

高庵寺では、ご法事は原則お寺で行います。
紙牌(専用の紙に書いた臨時のお位牌)をお寺でご用意します。
先代からの習慣でした。

大切なお位牌、けっこう忘れたりすることがあるんです。
そのため、お寺でご用意するようになりました。
もちろん、お持ちになった場合には、そちらを使います。

削除することにしているのは、陰膳(ご供養される方のためのお膳)です。
昔は、ご法事はもちろん、その後のお斎(食事)もご自宅でやりました。
その名残が残っていて、ご法事のとき、祭壇に陰膳を用意する方が多かったのです。
後で、説明しますが、原則が分かれば、祭壇に陰膳は必要ないことが分かります。

じゃあ、原則ってなんですか?

曹洞宗の宗務庁(本部)のホームページに、仏壇の祀り方が出ています。
一部抜粋します。

お供え物は、本尊さまやご先祖、故人が“いますがごとく”お供えします。
供物は五つのお供えが基本です。香り(線香、お香)、花、灯明、お水、飲食(お霊膳、果物、お菓子、嗜好品等)です。
ご飯に限らず、皆さんが召しあがる食事を、お供えしてください。
お供えした物は無駄にしないで、皆で分けあって食べます。
また、いただきものをした時は、必ず、一度お仏壇にお供えしてからいただきましょう。

 

茶やお水をお供えする器のことを、茶湯器といい、中段の中央にお供えします。
茶湯器が一つの場合、ご飯(お仏餉<おぶっしょう>)は、茶湯器の右横にお供えします。
茶湯器が二つの場合は、真ん中がお仏餉です。
お菓子や果物は、高杯に盛りつけて茶湯器の左右にお供えします。

 

なお、お線香は煙をお供えするのではありません。
よい香りをお供えするのです。
お線香の匂いが苦手という方は、他の香りのハーブ等を、おまいりごとにお供えしてもよいでしょう。


宗務庁のホームページも改訂されてました。(恥ずかしながら久しぶりに拝見しました)

住職は、檀家様に聞かれたときは、「本当は何でもいいんですよ。」「お好きなものをお供物にしてください。」と申し上げています。
それでは、檀家さまがお困りになるので、「ご参考になさってください。」とプリントをお渡ししています。

「お線香の匂いが苦手という方は、他の香りのハーブ等を、おまいりごとにお供えしてもよいでしょう。」の部分には感心しました。
そこまでは、考えが及ばなかったのです。

結論です。
あなたが、亡き父上のご法事をするとします。
「生きているお父様にされるようにする。」、これが原則です。

「亡くなった父は、花が嫌いだった。」
その場合は、花だって用意しなくたって、本当はいいんです。

ただ、お花とお線香(お寺でやる場合は抹香)が無いと、なんとなく恰好がつきません。
ご法事に参加されるのは、直系のご遺族だけとは限りません。
世間との折り合いも多少は必要です。
ご法事の場合は、お花とお線香だけはご用意された方が良いでしょう。

日々の仏壇の場合は、違います。
お線香の代わりにハーブを焚く、素晴らしい発想です。

この原則が分かれば、陰膳の問題も簡単に分かります。
お斎の席、お父様にも、同じお食事を用意します。
それが、陰膳です。

食が細い方は、食べきれませんね。
その場合、どうしますか?

同じです。
亡きお父様は、食べません。
家へ持ち帰り、なるべく無駄にしないように、他の家族でいただきます。

食べるのが供養です、これをお下がりと言います。


それでも、食べきれない部分は?
同じです。
普段の食事でも、量が多すぎてしまう場合もあります。
もったいないけれど、捨ててしまうしかありません。
心の中で、「無駄にしてごめんなさい」と思いながら処分すればいいんです。

この「ごめんなさい」の気持ちを仏教では懺悔(さんげ)と言います。

お墓のお供え物も同じです。
亡きお父様のために、墓前にお供えします。

でも、お父様は召し上げれませんでした。
家へ持ち帰り、みなさんで分け合って食べればいいんです。

住職も一昨年、父を亡くしました。
もうすぐ3回忌です。
心の中に、父は生きています。

今でも、もう一度だけ話をしたいなあという気持ちが正直あります。
けれど、決して叶わぬことです。

3回忌には、亡き父とご縁のあった方が集まります。
その方たちと、亡き父の思い出を語り合う。
これが本当の供養だと思っています。

お父さん、あなたから引き継いだ高庵寺、なんとか次代へ繋げるよう悪戦苦闘の毎日です。
それでも、家族や檀家様や、その他大勢の方に助けられながらなんとか頑張っています。

後2年くらいで一段落する予定です。
今度の3回忌は、工事の真っ最中で、ゆっくりと向かえあえることができそうもありません。
落ち着いたら、またゆっくりと供養をさせてください。

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