高庵寺の石仏たち 庚申塔 二十二夜供養塔 舗石供養塔以外にも良いものがありますよ平成29年6月12日更新

 

高庵寺に庚申塔が3基あります。
いずれも、江戸時代のものです。

1基は、ごく普通に見られるタイプです。

こちらは、一般的にみられる青面金剛(しょうめんこんごう)です。
いわゆる仏像ではなく、中国の道教思想を基にした、日本の民間信仰の中で独自に発展した尊像です。
庚申講の本尊として知られ、三尸(さんし)を押さえる神です。

こいつが、人の体の中に住み、60日に一度の庚申の日に、
眠っている間に抜け出し、天帝にその人の悪事を告げ口し、寿命を縮めるとされました。

一人だと大変なんで、大勢集まって、平たく言えば、どんちゃん騒ぎをして過ごしたんです。

その庚申講の守り神が青面金剛で、高庵寺のものは、中央の2手が剣と人身(ショケラ)を持つ6臂像です。


ちょっと読みにくいんですが、
享保19年(1734年)の甲寅の建立です。
庚申ではないのが不思議です。
4月とありますから、4月の庚申の日に因んだものでしょう。

住職は、郷土史にはあまり詳しくないので、これ以上は分かりません。
でも、味のある仏像、失礼、正式には仏像ではなく、神像、道祖神の類ですね。
さらに、これは一番簡単なタイプです。

ただ、庚申塔と記されているだけです。
このタイプは、田舎道の道祖神としてたくさんありますね。
特に珍しいものではありません。

もう一つの庚申塔が珍しんです。
梵字であらわされています。
書かれている梵字は、ウンです。

ウンは、普通は阿閦如来(あしゅくにょらい)を表します。
密教における金剛界五仏の一つで、大日如来の東方にいます。
大円鏡智」(だいえんきょうち)を具現化したものです。

個人向け無期限永代供養墓「自在林」では、東の一画になり、青い石(これがなかなか無いんですね)を使用します。
ちなみに、高庵寺では深海か本小松を予定してますが、本小松だと高いからなあ!

すみません。
横道に逸れました。

一つの梵字で、多種の仏様を意味します。

ウンも、他に、金剛菩薩、鬼子母神等いろいろありますが、もちろん、青面金剛も含まれます。
というか、庚申塔の場合は、青面金剛になります。

こちらのタイプの庚申塔は、住職は高庵寺以外は知りません。
ウェブで画像を検索しましたが、全くありません。

6臂像は結構あったんですが。
ただ、中央の2手は、合掌のものの方が多いようです。
剣と人身(ショケラ)の高庵寺タイプは、非常に珍しいようです。

二十二夜供養塔については、以前書いたように、一部損壊してしまいました。
現在のは不完全品です。
幸い、仏像部分は残りました。

二十二夜供養塔も庚申塔と同じ目的で造られた塔です。
月待塔(つきまちとう)の一つで、月待行事を行った講中で、供養の記念として造立した塔す。
月待信仰塔ともいいいます。

「講中」と称する仲間が集まり、飲食を共にしたあと、経などを唱えて月を拝み、悪霊を追い払うという宗教行事です。
要するに、口実を作った飲み会ですね。

一般的には二十三夜塔が多く、二十二夜塔は少ないようです。

高庵寺の二十二夜供養塔はこれです。

 

左手といっても、三本ありますが、一番上の左手に法輪(チャクラ)を持ってますね。
如意輪観音(にょいりんかんのん)です。

左の下の手に持っているのが、如意宝珠(チンターマニ)です。
如意輪観音の最大の特徴です。

これは、典型的な如意輪観音像です。
別名、「救世菩薩」です。
「自在林」にも、1体欲しいんですが、どなたか建立しませんか。

ご興味のある方、ぜひいらしてください。

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