法事の後の食事(お斎)をお願いした業者に 陰膳をご用意しますかと聞かれました 必要なんでしょうか?平成30年3月7日更新

最初に法事とはなにかです。

例えば、49日や3回忌をお寺でやりますね。

あれは法要です、法事ではありません。

 

高庵寺のある足利付近では、法要の後の食事(お斎と言います)のとき、故人の位牌と遺影の前に、参加者と同じ食事をお供えします。

法要とこのお斎を併せて法事と言います。

 

うーん、WEBで見ても全部法事で法要はあまり聞かないなあ。

ははは、法事でも問題はありません。

法要の後、墓参りをしますね。

法要と墓参をセットでも法事になるんです。

 

このお供えする食事を陰膳と言っています。

これは49日法要のお斎です。

お位牌とお写真と一緒に飾ります。

大昔は、故人に限りませんでした。
むしろ、旅に出た家族の無事を祈り(昔の旅は、文字通り命がけでした)、同じものを食べるという同席意識を持つためのものだったのです。

旅も安全になりましたし、今では法事の後の食事くらいしか、用意することはないでしょう。

 

過去ログでなんども書いているんですが…

最近の過去ログです。

陰膳って必要?平成28年12月1日更新

 

ポイントを再掲しましょう。

結論として、陰膳は霊膳の一種です。

もう一度、曹洞宗の宗務庁(本部)のホームページから引用します。

お供え物は、本尊さまやご先祖、故人が“いますがごとく”お供えします。

供物は五つのお供えが基本です。香り(線香、お香)、花、灯明、お水、飲食(お霊膳、果物、お菓子、嗜好品等)です。

ご飯に限らず、皆さんが召しあがる食事を、お供えしてください。

お供えした物は無駄にしないで、皆で分けあって食べます

また、いただきものをした時は、必ず、一度お仏壇にお供えしてからいただきましょう

 

葬儀のときも陰膳を用意しますね。

最後の精進落とし(業者は本膳と言っています)のときです。

これも、仏教には全く関係ありません。
完全な習俗です。
むしろ、仏教本来の考えからすれば、間違っています。

でも、仏教的に間違っているからと、目くじらを立てるのもどうかと思います。

 

でも中にはつまらんクレームをつける坊さんもいるんですよ╮(╯_╰)╭

 

そんなことを言っていたら、お葬式自体が、仏教とは本来関係ないんですから。

え! お葬式って、お坊さんの専売特許じゃないの?


違います。
僧侶が葬儀を行うようになったのは、江戸時代以降です。
それ以前は、僧侶は自分たちの仲間、つまり僧侶の葬儀以外は行いませんでした。

葬儀で戒名を付けるのは、歴史的にはそれが基になっています。
これを書くと長くなるので、今回は省略です。

では、陰膳の話に戻ります。

高庵寺でも、以前は法事の祭壇に陰膳を供える習慣がありました。

元々は、法事は各家庭に僧侶を招き、施主の自宅で行っていました。
ですから、施主の家で、僧侶も食事をいただきました。
ですから、法事に陰膳はつきものでした。

その後、法事はお寺でやるようになりましたが、その習慣が残り、お寺の祭壇に陰膳を供える習慣が残ったのです。

でも、これは本来の習俗とも違いますね。
それで、高庵寺は住職の代になってから、お寺に陰膳は必要ありませんとお話ししてます。

もし、陰膳をご用意するのなら、食事の会場にご用意くださいとお話ししてます。

でも、これも無くっても別にいいんです。
もし、ご用意するのなら、必ず持ち帰り、家族でいただきます。(これを
お下がりと言います)
これなら、陰膳の意味があります。

最近は家族も少ないんで、お斎で食事をし、同じ物を持ち帰っても、食べるのに困ります。

それで、もったいないけれど、捨てることになる場合も多いようです。

 

でも、捨てるんじゃ、陰膳の意味がありません。

だって、同席意識が陰膳の意味ですから。

捨てるくらいなら、最初から用意しない方がいいんですが…。

 

食べるのが供養ですから。

 

業者は、どうしますかと、必ず聞いてきます。
家族が少なく、陰膳を食べきれないようだったら、「必要ありません」と断りましょう。

もし、食べられるようだったら、どちらでもいいんです。

 

でも陰善ないと寂しいな。

良いですねえ。

故人を偲んでご用意するのはとても良いことです。

 

故人があたかも生きていて、あたかもそこにいるかの如く陰善を用意する。

故人を囲んで、生前の思い出を語り合いながら会食する、本当のご供養です。

けれど故人は食べられません。(あたり前ですね)

 

それで「○○さん、お腹いっぱいで食べられないんですね」「残ったお食事、もったいないから持ち帰って私たちで頂きます」。

これが陰善の意味です。

 

持ち帰って食べたけど食べきれない。

どうしましょう?

そうです、もったいないけど、捨てるしかありません。

 

大切なのは、「もったいない」、「捨てるけどごめんなさい」のお気持ちなんです。

私たちの命を繋ぐ為に多くの命を頂いています。

全ての食材に感謝して頂きます」

捨てるときは、大切な命を無駄にすることにごめんなさいの気持ちで捨てれば良いんです。

これを懺悔(さんげ)と言います。

 

住職?
父の年回忌のとき、必ずお斎の会場に用意いたします。
だって、位牌と遺影の前に陰膳を飾り、献杯(けんぱい)で食事を始める方が雰囲気がでますので。

あっと最後に、乾杯ではなく、献杯です。
グラスを触れ合って、「乾杯!」はなしです。
静かに、
故人を偲んで献杯(けんぱい)します。

こんな感じです。

 

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