お墓の建立 家紋入れますか平成30年4月26日更新

最初に言い訳を。
お墓の基礎知識、お墓の名称、実は統一されていません。

このホームページでも、一番大切な部分、○○家之墓と彫られてる石ですが、竿石、棹石、仏石他、石屋さんによって、色々な言い方があります、
足利近辺では、竿石と棹石のどちらかですが。
住職も過去ログを読み返すと、両方使っています。

こんな基本的なことでさえ統一されておりません。
まして、石種など、ぐちゃぐちゃです。

同じ石に、別の名前が付いているのならまだいいんですが、別の石に同じ名前がついていたりします。

さすがに、同じ石屋さんで複数の営業のいるところで、別の名前を使うことはありませんが…。
足利市内の石屋さんで、けっこう違う名前を使っています。

住職は、お墓は家に次いで高価な、車と同レベルの買い物なので、必ず相見積もりをとるように何度も言ってますが、素人さんでは、見積もりを見るのも難しいでしょうね。
そのために、住職は墓石の勉強をしたんですが。

さて、本論ですが、お墓を建てるとき、家紋を入れますか?
高庵寺では、最近は全く入れなくなりました。

数年前までは、ほぼ入れていたんですが。

太田市の公営霊園、芝生墓地なのに大半が家紋が入っていました。
高庵寺の墓地では、ほとんど上台か水鉢です。
新区画では、親柱が多いようです。

芝生墓地、制約が強く、形もほとんど決まってしまいます。
塔婆立ても造れません。
ということで、高庵寺には1基も無い花立への家紋です。

家紋を彫り込むため、花立の形をかっこよく造れません。
これなら、家紋は入れない方が良いと思うんですが。

家紋の起源は、平安時代後期だそうです。
最初、公家が使い始め、その後、武士が使うようになったそうです。
源平の戦いで、実用上の効果があったわけです。(武勲のアピールに必要だったんですね。分け前に関係しますから)

江戸時代になると、一般庶民まで使うようになりました。
これまた実用上の必要性があったんです。
一般庶民は名字の使用は認められていませんでした。
家紋は認められていたので、家の象徴だったんですね。

墓石に家紋を入れるのが一般化したのは明治以降です。
その慣習が今に至っても続いています。

お好きなら、入れても構わないと思いますが、住職は個人的には必要ないと思っています。

実は、石屋さんの営業の仕事で、家紋を調べる時間、けっこうかかっているんです。
だいたい、このホームページをご覧のあなた、ご自分の家紋言えますか?

石屋さんにお聞きすると、ほぼ言えないそうです。
古いお墓の改修の場合は、お墓を見れば分かります。

新規建立の場合、古い着物やその他家紋の入ったものをお聞きするそうですが、たいていダメです。

「そういうとき、どうするの?」
「しょうがないんで、ご実家のお墓をお聞きし、写真を撮ってくるんです。」
「近くならいいけど、遠くだと大変だろう?」
「そうなんですよ。半日がかりのときもあります。」
「お墓が山奥だったりすると、泣きたくなります。」

この人件費が、墓石の価格に入ります。
分かり易く動画を貼り付けます。

 

お墓に戒名の追加字彫をしますね。

相場は3万円からです。

ほぼ人件費です。

実際に追加字彫をしている動画です。

 

これだけでも人件費はかかりますね。

実際には、事前に下調べをします。

下調べをして、拓を取るという仕事があります。

その動画です。

 

つまり最低で2日分の人件費がかかるんですから、高くて当たり前です。

 

次に家紋を彫る動画です。

 

戒名の字彫よりずっと面倒です。

上記に書いたように事前調査がずっと面倒なこともあります。

 

家紋が予め分かっているのなら、入れても良いでしょう。
家紋に愛着があるのなら、絶対に入れるべきです。

でも、家紋も分からない。
石屋の営業に大変な労力を費やさせるくらいなら、入れない方がスマートだと思うんですが。

第一、苦労して見つけてもらった家紋がかっこ悪かったら嫌になりますよ。
実際に、家紋がお好みに合わず、似たような家紋の中から、お好きな家紋を入れた方もあります。

この似たようなというのがくせもんなんですが。
昔なら、これはうちの家紋と違うと怒り出すような親戚がいましたが、どうせ今は誰も分かりません。

家紋も一種のデザインだと割り切って、お好きな家紋を入れるんでも良いと思うんですが。
歴史をみると、家紋を複数所有する時代もありました。
江戸時代、一般庶民が家紋を使い始めるのに、由緒なんか無かったんです。
最初は、好みで使い始めたはずです。

家紋を入れるのも、どの家紋を使うのも、施主の好きなように、自由にして良いと思うんですが、どうでしょう。

それより、石屋さん、まず石屋さんが固定観念を外してください。
石屋さんの営業が話をしているのを聞くと、たいてい、「ところで○○様、ご家紋はなんでしょうか?」、あなたが聞いてますよ。
その後、苦労してるんで自業自得なんですが、その分、価格を下げてあげてください。

家紋を調べる時間を、他のお客様への営業に向けた方が、合理的ですよ。

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