基礎工事の重要性 一番大切なのはコンクリートの打設時の撹拌と夏と冬の養生です平成24年7月15日更新

 

まずは、高庵寺新庫院の基礎工事のブログからご覧ください。

新庫院の建築 本日基礎のコンクリートの打ち込みです平成24年7月14日更新

 

次に、最近お墓の全面改修をされた方の工事に関するブログです。

とにかく最低3社は商談をしましょう平成24年6月27日更新

 

最後に高庵寺新庫院工事の擁壁工事のブログです。

擁壁の工事が始まりました プロの鉄筋工の技術に驚嘆しました平成23年12月23日更新

それでは、具体的に写真で比べながら、お見せします。

まず。基礎の鉄筋です。

  

一番最初の墓地工事、10mmの鉄筋でピッチがバラバラですね

広いところは40cmありました。

特に問題なのは擁壁の立ち上げの部分です。(第一、錆びた鉄筋を使ってました)

 

2番目の写真が、高庵寺新庫院の基礎工事の鉄筋です。

13mmで20cmピッチです。 最初の写真と比べて、きれいな正方形になっているでしょう

 

3番目の写真が、新庫院の擁壁工事の鉄筋です。 立ち上げの一番重要なところ、レベルが違いますね

でも、擁壁の高さは、新庫院の方が30cm高いだけなんですよ。 受ける土圧はほとんど同じです

なにせお墓の方は、古墳(ちょっとした小山です)の土圧をもろに受けるんですから。

 

次に撹拌です。 撹拌が甘いとジャンカが酷くなります

ジャンカの部分は、全部ハツリ(悪い部分をはぎ取ること)をして、ハツッた箇所にボンドを塗ってから、補強のコンクリート、または特殊なモルタルを施工すべきなんです。

ところが、この石屋は、上をモルタルで補修してお終いです。

早ければ、10年でモルタルは剥げ落ちます。

なんの意味も無い補修です。

本来は、このレベルの施工は、全て壊してやり直すべきなんです。

もちろん、養生は一切ありません。

 

新庫院の擁壁です。

ジャンカのかけらもありません。 技術力が全く違うんです

 

最後に養生です。

型枠を外すまで、丸2日程度は、水で養生します。

これをやらないと、今の時期はコンクリートにかなりの確率でクラック(ひび割れ)がでます

 

理屈を言うと、コンクリートは85%以上の相対湿度で硬化が始まり、また乾燥による収縮が小さくなります。

もし湿度が低いとコンクリートは急激に収縮をし、硬化も止まってしまうのです。

 

水場の遠い墓地の工事などでは、丁寧な施工をする業者は、吸水性のあるマットに水を湿らせておく等の措置をとります。(そんな石屋見たことありませんが)

だから、6月から9月中旬くらいまでの、コンクリートの打設は止めた方が良いんです

 

この時期に基礎を造った、お墓はたいてい出来が悪いです。

 

最後に、このアホたれ石屋の墓地の完成写真です。

先日、開眼供養をしたんですが、施主ががっかりしてました。

「いくらなんでも、擁壁のあの色は無いよなあ」

「和尚さん、外柵と同じ石で貼ろうと思うんですよ」

 

もちろん、アドバイスはしましたよ。

外柵はG655(中国稲田)です。

「もし貼るんなら、G603の本磨きの方が、外柵と墓石が良く映えてきれいですよ」

G603、水をよく吸うんで、土止めの擁壁には向いてない石なんですが、どうせ上部しか貼れません。

このお墓の場合は、問題ないんです。

バックが純白に近い白御影の本磨きですから、その方が綺麗なんですけどね。

意味が分からなかったようです。(素人ですからしょうがありません)

 

この擁壁は、30年くらいしかもちませんが、そのとき、再改修ですね。

 

それより、問題なのは、価格です。

施主は、きちんとした見積もりを取ってなかったんです。

150万円くらいだと言われていたんですが、実際の支払い額は180万円でした。

 

試に住職が試算した見積もり金額は162万円でした。(十分利益の出る、通常の見積額です)

 

150万円だと聞いて、施主と石屋が知人なんで、頑張って安い価格をつけたと思っていたんですが…。

 

住職は、一番最初にきちんと言ってあったんです。

「○○さん。 ○○さんのお墓の改修は、けっこう金額も張るので、必ず2社以上相見積もりをした方が良いですよ

「私が良心的な石屋を紹介しますから、その石屋と相見積もりをさせてはどうですか」

私の紹介した石屋に依頼しなくても、大丈夫ですよ きちんと、仕事が取れない場合もあることは、納得させてあります

 

知り合いだからって頼むのは、良い方法ではありません

 

車だって、紹介の場合は、相見積もりで値引きを厳しく迫れません。

紹介してもらう場合は、相見積もりで、紹介の業者に頼まない可能性も50%あることを、相手や紹介者が納得してないとダメなんです

 

高庵寺の場合、住職は紹介する場合に、石屋さんと檀家様を引き合わせるとき、必ずこう言ってます。

○○さん、相見積もりで相手の石屋さんの方が良いと思ったら、遠慮なく断っていいんですからね

 

もっとも、相見積もりで負けるような石屋は絶対に紹介しませんが。

そのために、この2年間必死に勉強したんです。

 

今回のお墓の改修の住職の見積もりをある石屋に見せたら、こう言ってました。

「参るよなあ。 ここまで正確に出されちゃうと」

 

合掌

YAHOO知恵袋に、施工主の代わりに質問をしました。

回答者はたった3名でしたが、こういう商売が関係しない質問のときは、本当に良い回答がいただけます。

その中から、重要ポイントを抜き出します。

 

断面が三角形の重力式であるならそれほど心配はいりません。

その場合は、三角の下端の厚みは3尺近くあるはずですから、補修で大丈夫です。

 

5尺も高さがあって厚みが5寸しかないとしたら、下の基礎から一体となった鉄筋が相当量入っていないとぜんぜん強度は足りません。

要するに全体でL型の壁となっているかどうかです。(それでも5寸厚じゃ足りませんけど)

 

万一下から5寸厚みで5尺高であったなら、やりなおしを要求してください。

きちんと構造計算をしてもらい、必要強度のあるやり方で。

 

この回答者を含め、回答者は全員石屋関係ではなく(経験上、石屋の言うことは、だいたい分かります)、全員土木関係者のようです。

 

高庵寺の擁壁、ベースの基礎が53cm、擁壁が147cm、厚さ20cmです。

しかも、鉄筋は全て13mmで2重、一番過重のかかるL字の底の部分は4重です。

上に家が建つとはいえ、上の地面のGLは、27cm下がります。

ようするに土圧は、120cmです。

きちんと、強度計算をすると、この擁壁になります。

 

対するお墓です。

ベースは尺より若干大きいようです。 35cmくらいでしょう。

石屋はいい加減なので、見当でやるので、正確には分かりません。

立ち上がりは150cmです。

厚さは5寸だと思っていたのですが、正確に計ったら14.5cmしかありませんでした。

鉄筋は、上にある写真に、横の鉄筋を付け加えただけです。

一番要のL字の立ち上げの部分は写真のままです。

裏古墳ですから、土圧は推定350cm程度です。

 

石屋は強度計算なんかしませんよ。

経験で、造っているだけです。

人が住むわけじゃないので、命の危険は、ほとんどありませんが。

 

東日本大震災で、高庵寺も石灯籠だけは何基か倒壊しました。

地盤の弱いご近所のお寺では、墓石がバンバン倒壊しました。

東日本大震災における 高庵寺の被害状況のまとめ平成23年4月4日最終更新

 

大地震のとき、運悪く墓参していた場合は、別ですが、その可能性は低いですからね。

なにせ、お墓の建立に、建築基準法は適用されません

 

 

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平成26年3月31日を以て全ての整備工事が竣工いたしました。

今後数十年間に亘り、寄付の要請は一切ありません。

日本唯一のユニバーサルデザインの寺、安心してお墓をお求めください。

 

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