お墓の話は聞き飽きた まあそう言わないで 今度は石屋さんでもあまり知らない とっておきの情報ですよ平成23年1月10日更新

 

年末、テレビを見ていたら、墓石の加工の実態を特集してました。
いまや、日本の墓石の80%以上が中国からの輸入品だという内容です。

実際には、普通の方がお求めになる場合は100%です。
国内で加工された墓石を使うことはありません。

日本産の原石でさえ、中国にいったん輸出して、加工してもらう場合も多いのです。
日本で加工してもらったら、とてつもなく高い墓になります。


テレビの特集では、さらにほぼ全量近くが、崇武(そうぶ)という石工の町で加工されていると特集してました。
正式には、
福建省泉州市惠安県崇武鎮渓底工業区です。
地図でご覧になると分かりますが、海岸沿いの町です。

当たり前です。石は重いのです。船を使わなければ、輸送費がとんでもないことになります。

さて、ここからがとっておきの情報なのですが。
住職は最近、幸運にもある中国の方と知り合うことができました。
しかも、東京で中国からの輸入を中心に取り扱っている方です。
紹介していただいた方からお話は伺っておりましたが、知的で人間的魅力にあふれる素晴らしい方です。

その日は、一日中嬉しくて仕方がありませんでした。
人間的に魅力のある方と知り合えて、話ができる、本当に楽しい一日でした。

その方は墓石にも詳しく、いろいろ教えていただきました。
中国の石の(まあ、石に限らないのですが)加工技術が、近年急激に向上した最大の理由は経済成長です。

一言でいえば、日本ではなかなか買えないような、高性能の加工機をふんだんに購入し使用しています。
当たり前ですが、石材加工は日本では斜陽産業(正確には衰退産業だと思いますが)です。
高価な機械は買えません。

実際問題として、宮大工のような特殊技能の持ち主以外は、中国に勝てないのです。
ということで、皆さんが購入される墓石は100%中国からの輸入ですと申し上げたのです。

もちろん、原石は中国産とは限りません。
インド産が有名ですが、北欧産、アフリカ産、南米産等もあります。

その中では、中国産は安価な普及品が多くなっています。
高級品は主にインドとなっています。
もちろん国産は割高で論外です。

なんども書いてますが、東の王者「本小松」は花崗岩ではありません。
御影石ではないのです。
高庵寺にもいくつかございますが、比較的きれいな色が残っているのは1基です。
それすら、お話しても、とても高級品には見えません。
残りの数基は、色あせしてしまい、素人(失礼ですがあなたのことです)が見たら、ぼろい墓にしか見えません。

業者によっては、「アフリカ産が最高ですよ 住職」とおっしゃる方もございます。
北欧産が最高だという業者もあります。

まあ天然ものなので、ばらつきがあるのですが。
御影石は花崗岩なので、世界中で採石できるのです。

実に単純なことですが、有名な産地のほとんどは海の側です。
海から何千キロも離れた名産地はありません。

ということで、中国で最高品質の御影石が採石されていることは、ほとんど知られておりません。
業者のサイトでも、この点について言及しているサイトは全くありません。

実際、崇武でもほとんど加工されることはないそうです。
最高品質上、石質が非常に硬く、加工が困難なため、業者も嫌がるのだそうです。

残念ながら、住職も実物を見たことがございません。
というか、石屋さんでも見たことのある方はほとんどいらっしゃらないと思います。
業者の方、何人にもお話を伺いましたがご存知の方はおりませんでした。

なぜ、そんな素晴らしい御影石が日本に入らないのか。
産地をお話すれば、それだけで分かります。

そろそろ種明かしをいたします。
産地は、中国の新疆ウィグルです。
港まで陸路で3000キロメートルあります。
もちろん、鉄道網は整備中ですし、道路事情も十分ではありません。
原石は安価でも、輸送費がとんでもないのです。

このような話は、日本語サイトを見ても出てません。
中国語サイトを自由に理解できれば、情報を得られますが…。

出会いこそ宝です。
縁こそ宝です。
これまた仏縁です。
感謝、感謝の一日でした。

注意:石には旬があります。あくまでもこのブログの時点での情報です。後日お読みの方には当てはまらない可能性が圧倒的に高いのです。常に最新の情報を参照して下さい。

 

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