早く決めないと火葬場の予約が取れなくなりますよ 葬儀屋が遺族を焦らせる常套手段です平成25年11月10日更新

 

『ですが、早く決めないと火葬場の予約が取れなくなりますよ』

前回のブログで書きました。

悪質な葬儀社が遺族を焦らせる決め台詞です。

 

都内では斎場(火葬場)は完全にパンク状態で、1週間待ちから10日待ちは常態だそうです。

もっとも、これは鵜飼秀徳著:無葬社会」の流したデマですが・・・( ̄  ̄;)

足利市、及び隣接市の斎場の状況について、問い合わせをしました。

 

足利市です。

(火葬施設の状況)

1.火葬炉の数          5基

2.収骨室の数          1室

3.1日当たりの最大火葬件数 9体

(内訳) 

火葬時間

午前10時    2体

午前11時    1体(第一式場で告別式を行った場合)

正午          1体(第二式場で告別式を行った場合)

午後1時      2体

午後2時      1体(第一式場で告別式を行った場合)

午後3時      2体

 

「1日当たりの最大火葬件数     9体」に誤魔化しがあるのに気がつきましたか?

足利市斎場には、告別式場が2ヶ所あるんですが、同じ会場で1日に2回告別式は不可能です。

したがって、最大8体までです。

 

しかも、足利市の斎場の告別式場は人気が無いんです。

生花は1対とか条件が厳しいうえに、施設設備も一般の葬祭ホールに比べて見劣りがします。

しかも使用料が高いんですよ。

 

施設の名称

種別

単位

使用料

収容人数

本市住民

本市住民以外

火葬室

13歳以上の遺体

1体

無料

20,000円

13歳未満の遺体

1体

無料

13,000円

死産児

1体

無料

8,000円

式場

第1式場

3時間

25,000円

50,000円

80人

一夜

25,000円

50,000円

第2式場

3時間

13,000円

26,000円

40人

一夜

13,000円

26,000円

待合室

第1待合室

2時間

4,200円

8,400円

各15畳
40人

第2待合室

2時間

4,200円

8,400円

第3待合室

2時間

4,200円

8,400円

第4待合室

3時間

5,500円

11,000円

15畳
40人

2時間

4,200円

8,400円

一夜

11,000円

22,000円

5人程度

第5待合室

2時間

2,000円

4,000円

各12畳
30人

第6待合室

2時間

2,000円

4,000円

第7待合室

2時間

2,000円

4,000円

第8待合室

3時間

6,500円

13,000円

30畳
50人

一夜

13,000円

26,000円

10人程度

霊安室

霊安室

24時間以内

2,000円

4,000円

最低で、通夜と葬儀の式場費、待合室も2日かかります。

第2式場(狭い方)ならば、合計で45,500円(飲食費別)です。

もちろん、足利市民以外は倍額になりますが、市民以外の利用は実質無いに等しいので、考慮の必要はありません。

 

ということで、実質1日最大6体が本当なんです。

ちなみに、こちらの回答も頂きました。

平成24年度1年間について、稼働日数で計算した1日当たりの平均火葬件数につきましては、6.17件となっております。

ただし、上記内訳のとおり、午前11時、正午、午後2時は、斎場の式場を利用した方の火葬となり、その件数も含みます。

既にパンク状態です。

平成25年11月1日現在で人口151,047人です。

 

近隣で一番恵まれている桐生市の状況です。

火葬炉は7炉(別に、手術肢体・胞衣等用1炉)、収骨室数は2室、1日当たりの火葬可能件数は15件(午前11時、午後1時、午後3時に各5件受け入れ可能)です。

余裕のよっちゃんですね。

平成25年10月31日現在で人口120,456人ですからね。

 

太田市の状況はというと、以下の状況です。

1、炉数 太田市斎場の人体用火葬炉数は全6炉です。 

2、収骨室数 収骨室は2室です。形状は左右対称ですが大きさも全く同じものです。 

3、年間の日あたり平均火葬件数 太田市斎場の年間火葬件数は概ね1850体です。 営業日を仮に年300日とすると、1850体÷300日=約6.16体 となります。

平成25年11月1日現在で人口221,334人です。

太田市も余裕があるというほどではありませんが、旧藪塚町の方など、桐生市斎場を使われる方が大半なんです。

なにせ、圧倒的に近いですから。

 

もう一度このブログをご覧ください。

お葬式10日待ち! 高齢社会で死亡増加 斎場不足 自宅安置で遺族ヘトヘト平成25年10月14日更新

 

上記ブログの年間死亡者数の予測グラフを再度掲載します。

 

なぜ、足利市だけこんなに苦しいのでしょうか?

太田市は、足利市の約1・5倍の人口があります。

炉の数は、足利が5基、太田市が6基です。

 

分かりましたか?

そう、収骨室の数が違うのです。

太田市も桐生市も、火葬炉の両脇に振り分けの形で収骨室が2室あります。

足利市は1室です。

 

足利市の火葬場は、フル稼働させるための、人の動線が全く計算されていません。

どうしようもないのです。

お手上げです。

しかも、これから大幅に増加するニーズに対して、火葬場の改築は不可能です。

現在の火葬場を廃止し、新しく建築するしかありません。

絶対に不可能ですよ。

 

これは名古屋市の火葬場です。

分かりますか?

火葬炉1基に対し、収骨室も1室あります。

これなら、火葬炉をフル稼働できるんです。

足利市の施設は、人間工学に基づいた設計がされてないんです。

地方自治体の実力がこういうところに現れます。

 

 

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平成26年3月31日を以て全ての整備工事が竣工いたしました。

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