弁護士や司法書士でも、お墓の問題に詳しい人は少ないんです平成26年7月26日更新

 

本日のブログは、プライベートHPのブログの焼き直しです。

オリジナルのブログは、細かいところまで書いてありますので、詳しく知りたい方はそちらをご覧ください。

墓や遺骨を無断で撤去したとして約2600万円の損害賠償を求めた訴訟の判決ついて平成26年2月1日更新

 

内容は、大阪府北部の墓地公園に夫を埋葬していた兵庫県の妻と子の3人が、墓地公園を運営する宗教法人を相手取り、墓や遺骨を無断で撤去したとして約2600万円の損害賠償を求めた訴訟の判決です。

原告勝訴でしたが、宗教法人に約40万円の支払いを命ずる判決です。

原告側は判決後、“喜び”の記者会見を予定していたが、勝訴した代理人弁護士は判決内容に「この結果では…」と落胆、会見は開かないことになったというものです。

 

残念ですが、新聞記者はもちろん、弁護士や司法書士でも、お墓の問題に詳しい人は少ないんです。

この弁護を引き受けた弁護士が典型ですね。

お粗末の一言です。

 

「墓地埋葬法に基づく改葬手続きを踏んでいなかった」確かにそうなんですが、改葬手続きは省略できるんです。

もちろん、厳密には法律違反ですが。

 

私のお寺でも、お墓を全面改修する方がおります。

まず、遺骨を取り出し、お寺の納骨堂で一時預かりします。

お墓の改修が終了後、新品のお墓に再埋葬します。

法律上は、2回改葬許可証を取得する必要があります。

高庵寺では施主に請求をしていません。

公営霊園を含め、この点について法律を守っている墓地管理者はいますか?

 

霊園側が怠ったのは、「無縁墳墓の認定手続き」です。

 

ちょっと難しいですね。

お墓の権利は次の2つに分けられます。

1、お墓の使用権

2、墳墓の所有権

 

お墓の使用権は意味が分かりますね。

お墓の土地を個人が所有することはできません。(例外として墓埋法施行以前の「みなし墓地」の一部が存在します)

お墓の使用権を霊園から購入するわけです。

この使用権の取り消しは比較的簡単です。

民民の契約ですから、契約違反行為があれば、簡単に取り消せます。

上記の裁判では、「支払い義務があったことはあっさりと認定した」とあります。

使用権を取り消して、元使用権者がお墓を使用することを禁じるのは簡単なんです。

 

問題は墳墓の所有権です。

墳墓というのは、お墓については、使用権以外の全てです。

墓石やご遺骨等です。

 

これは、お墓以外の場合で考えれば分かりますね。

自分の土地に、他人が勝手に建築物を建てたとき、それを撤去させるのは本当に大変です。

それと同じことで、その墳墓の所有者がいないことを証明する必要があります。

それが「無縁墳墓の認定」です。

 

お読みになってどうですか?

分かりにくかったと思いますが、これが法律的な要点です。

もう一度書きますが、僧侶は墓地の法律的なことに詳しい人はほとんどいません

弁護士や司法書士でも詳しい人は本当に少ないんですよ。

 

かつてメールで無料相談に応じた方のメールの内容です。(無断引用ですが、内容には無関係なのでご容赦ください)

弁護士に相談した結果の報告です。

「教えていただくというより、私の説明に、逆に感心される始末でした。あっという間に30分たち終わってしまいました。」

「役には立ちましたが、30分の相談で一割の3分間のやりとりぐらいしか参考にならず…。」

こんなもんです。

 

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平成26年3月31日を以て全ての整備工事が竣工いたしました。

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